観戦記1846 REBELS.59 スアレック・ルークカムイvs宮越慶二郎 | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD鑑賞》

 

KNOCK OUTの体勢変更によりREBELSと新日本キックの急接近があり、さらにシュートボクシングとREBELSの対抗戦が大熱戦の連続 『観戦記1823』 『観戦記1827』 『観戦記1827』 やはり対抗戦は外さない!これだけキック団体があっても統一ランキングどころか、ランキングも埋まっていないのにチャンピオンばかり・・・・

そして、ベルトよりも価値がある選手が様々な大会に招聘され活躍する。所属のNJKFから、Krush、RISE、REBELS、さらに海外にも呼ばれ、Kunllun Fightにも度々参戦しているのがWBCムエタイインターナショナルライト級王者の宮越慶二郎選手!

 

宮越選手は、あの‘怪鳥‘ベニー・ユキーデと対戦経験もあると云われる元キックボクサーの内藤武さんの次男で、幼少から空手などもして兄の慶一郎選手に続き父が経営する [拳粋会宮越道場所属] で高校生でキックボクシングを始める~2008年7月に18歳でデビューし2連勝も、11月に獅・センチャイジムに1RでKOされ初黒星~その後は1分はあるも連勝で、2010年8月に一輝選手とNJKFライト級王座決定戦で対戦し1-2の判定負けで栄冠ならず~12月の藤原祭では鈴木真治選手を2RにTKOで勝利。2011年2月にはロシア遠征するも地元のロシア人に3RでKOされる~5月にNJKFライト級次期挑戦者決定戦で畠山隼人選手を3RでKOして挑戦権を掴む~7月に一輝選手に再挑戦し判定勝ちで王座栄冠~10月にWBCムエタイ日本ライト級次期挑戦者決定戦で黒田アキヒロ選手に2-1で判定勝ちし挑戦権獲得。2月には町田光選手とドロー、4月には卜部功也選手に 2-0の判定勝ち。そし て、9月にWBCムエタイ日本ライト級王座決定戦で水落洋祐選手と争い判定負けで栄冠ならず  『観戦記354』  さらに、11月にはモンコンデート・シットウウボンに判定負け~2013年2月には、NJKFライト級王座防衛戦で凌太選手を判定で降し連敗脱出~4月にはガンスワン・サシプラパーに判定勝ち~7月にはWBCムエタイ日本ライト級王座挑戦者決定戦で、翔センチャイジム選手に2-1の判定勝ち~そして、2013年9月にWBCムエタイ日本ライト級王者の水落洋祐選手に挑戦し判定勝ちで借りを返すとともに王座奪取~12月にはKrush.35に参戦し卜部功也選手にも借りを返す判定勝ち~2014年4月、フィリピンで開催されたKunlun Fight 4に出場しウェイ・ニンヒュイに判定勝ち~6月には藤原祭でINNOVATIONライト級王者の橋本悟選手を2RでTKO勝ち。11月にはWBCムエタイ日本ライト級王座防衛戦で、高橋幸光選手に判定勝ちし初防衛に成功~2015年3月には、なんと!RISEに参戦し花田元誓選手に判定勝ち~7月には、再びKunlun Fight に参戦するもウェイ・ニンヒュイに1-2で判定負け~11月、ホームのNJKFでWBCムエタイインターナショナルライト級王座決定戦でパウ・イリアナ・ガスケスを3RにKOして王座栄冠~しかし、2016年1月にREBELSに初参戦するもヤスユキ選手に判定負け~2016年4月にチャン・ヒョン・リー、8月にナルト・パンチャーメークをKunlun Fight で判定勝ちし、11月のNJKFではスペシャルマッチで羅紗陀選手に判定勝ち~2017年4月、KNOCK OUT VOL.2でのライト級王座決定トーナメントで森井洋介選手と対戦し壮絶な2RにKO負け 『観戦記1292』 それでも5月に中国での再起戦を判定勝ちし、初のシュートボクシングに乗り込んでシュートボクシング・ライト級1位の海人選手と対戦するも、5Rにヒジで斬られTKO負け 『観戦記1379』 2018年2月にKNOCK OUTで重森陽太選手とドロー~9月には中国に渡り、Kunllun Fight.76でスン・ジーシャンに判定負け。

 

そして、2018年は総て他団体に乗り込んでの闘いとなりREBELSの乗り込む!対戦するのは 「超攻撃型ムエタイ」 スアレック・ルークカムイ!

 

1986年3月にタイ北部のウボンラチャタニー生まれのスアレックは、6人兄弟の5番目で実家は農業と酪農らしい~12歳からムエタイを始め 「もっと自由になりたい!」 と、16歳で家出をして知人を頼りパタヤのシットヨートンジムに住み込みで入る~勝ち星を重ねて、タイ二大殿堂の1つラジャダムナンスタジアムフェザー級で7位までランキングを上げる。さらに、攻撃的なファイトスタイルからテレビマッチのBBTVに上がるが・・・田舎の父親にバレてしまい怒られてしまったらしい。

メジャースタジアムで活躍するが、ご飯に薬を入れられたり八百長を持ちかけられてモチベーションが下がり23歳でムエタイを引退。

24歳で来日して、尚武会でトレーナーをしながら日本で試合に出てムエローク59kg優勝、M-1ライト級王座を獲得など活躍~タイに戻ってトレーナーをしている時に、日本からバンコクに日本人教師としてきていた日本人の現夫人と出会い結婚~スアレックは2015年11月に再来日するも、夫人は2016年3月までタイの学校に先生で滞在していたらしい~新宿のスタージスジムでトレーナーをしながら、2016年5月に5年振りの試合で翔センチャイジムをヒジで3RにTKO勝ちする~7月、REBELS.44で雷電HIROAKIに判定勝ち~2016年11月のREBELS.47で、前口太尊選手に判定勝ち~2017年3月のREBELS.49で藩隆成選手に判定負け~6月、REBELS.51でのREBERUSムエタイスーパーライト級王座決定トーナメント1回戦でピラオ・サンタを1RでKOする~9月のREBELS.52では梅野源治選手に判定負け~2017年11月のREBELS.53での、REBERUSムエタイスーパーライト級王座決定トーナメント決勝で鈴木真治選手に判定勝ちで王座栄冠。

2018年3月には「有名になりたい」と、熱望したK-1に出場するも小宮山工介選手に1RでKOされてしまう~しかし、5月のK-1では郷州征宣選手に判定勝ち。6月のREBELS.56ではREBELSムエタイスーパーライト級王座防衛戦で杉本卓也選手を2RにKOする

下手な相手とやってもしょうがないですし、モチベーションの上がる相手とやっていきたいです。最初にスアレック戦のオファーをいただいた時は 『K-1に出ているのに、本当にやれるのかな?』 と、思ったんですけどスアレック選手は強いし、勢いもありますし、特に今回はムエタイルールですから。ゲーオ、ゴンナパーもそうですけど、K-1で活躍しているタイ人選手は元々ムエタイが本業。ヒジありのルールの方が得意だし、強さを見せられますよね。
だからこそ、本当に楽しみなんです。僕もヒジありでずっとやってきたんで自信はありますよ。1R、2Rをしっかりと様子を見れば、後半は自分のペースでいけると思っています!と話し、今やREBELSの門番とも云えるスアレックと対戦!

 

2018年12月5日 REBELS.59 スアレック・ルークカムイvs宮越慶二郎

 

スアレック・ルークカムイ REBELSスーパーライト級王者

 

宮越慶二郎 24勝6KO12敗2分 WBCムエタイインターナショナルライト級王者

 

1R、宮越選手が細かく動きながらロー!スアレックはゆったり構えて足をすくう

 

スアレックがミドルを蹴る!宮越選手は捌きながらパンチ~ロー!それでも前に出てくる宮越選手に、スアレックは右を被せる!

 

2R、やはり宮越は素早く動きながらロー~ゆったり構えるスアレックはミドル!

 

さらに、スアレックがパンチで出る!宮越選手も左ボディーを返す!

 

前に出る宮越選手はパンチ~ロー!ハイキック!

 

3R、宮越選手が前に出てロー!スアレックが右を振るも、宮越選手のローが確実にスアレックの左足を捕らえる!

 

スアレックはロープを背にしながらも、重そうなパンチを狙い打つ!

 

さらに、スアレックが左右のハイキック!宮越選手はステップを止めずに出入りしながら左ボディー!

 

スアレックはミドル!ヒザ!スアレックのフック系のパンチに対し、宮越選手はインサイドからパンチを入れる!

 

4R、スアレックが左ミドル!しかし、宮越選手はローから入っていき左フック!

 

宮越選手の手数が増す~ローから細かいパンチでスアレックをロープに追い込む!スアレックもカウンターの右~ローで宮越選手のバランスを崩す

 

前蹴りとミドルで距離をキープするスアレックに、宮越選手はパンチで突っ込むが空を切る

 

5R、スアレックから前に出る~宮越選手は忍者ステップから細かくパンチを出す!

 

それでもスアレックが前に出る!攻める!宮越選手は廻りながらヒジ!

 

スアレックは左ハイキックを返すも、宮越選手のヒジでザックリ切れていた!

 

再開後はさらにスアレックが強く出るが、宮越選手はかわしながら右カウンター!効いた!宮越選手が追撃にいくも、縺れるようにダウン!

 

凄まじい打ち合いになる!ダウンを奪われているスアレックが、猛烈にラッシュ!

 

しかし、宮越選手は廻りながら左フックを合わせる!

 

スアレックが再びダウン!効いている!立てるか!?

 

なんとか立ち上がったスアレックだが、フラフラでロープにもたれてストップ!

 

見事に5RにTKOで宮越慶二郎選手の勝利!宮越選手はリング上で 『まぶしい!まぶしすぎる!ずっ~と1年半以上、暗いところいたから。1ミリが3センチぐらいに開きましたが全然開いていません。今年REBELS興行ラストでしたね。来年、総合格闘技ナンバー11のパンクラスさんとREBELS連携して、さらに拡大して盛り上がって行きます。皆さん準備いいですか?アーユーレディ?』 と、話していたが・・・2019年2月はパンクラスREBELS RIINGで素晴らしい大会だったが、REBELS代表の山口さんが5月にKNOCK OUTプロデューサーになり8月にKNOCK OUTに参戦して元J-NET WORKスーパーライト級王者の鈴木真治選手と対戦!

 

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