《本日のTV観賞》
今まで勝手に日本人が思っていた、持って生まれたフィジカルは欧米人には敵わない。ましてや黒人のスピードやパワーには、アジアどころか世界的にも敵わないとコンプレックスを持っていた。
しかし、WBAミドル級王者の村田諒太選手がとんでもないパワー勝負でロブ・ブラントを2RにTKOで降しWBAミドル級王座を奪還 『観戦記1758』 勝手に思っていたゲンナディ・ゴロフキンや、サウル・アルバレスなどの超ビックネームの中量級スターと闘ってもやってくれるのでは!?と、想像しているだけで飯が3杯は食べられる。
そして、こうなると日本人ではいまだに世界王者が出ていない「ウェルター級」66.67kgでも日本人世界王者が誕生してほしい!
日本人世界王者が出ていない階級の中では1番軽い階級であるが、なにせオリジナル階級であり世界的な層が厚い。しかし、フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、ミゲール・コットなど元々は下の階級から上げてきたスーパースターが王座を獲得した階級。
4階級制覇のロバート・ゲレーロも、元々はフェザー級からウェルター級まで制覇した173cmの標準的な体格。
メキシコ系アメリカ人のロバート・ゲレロは、シドニー五輪予選に敗退し18歳でデビュー。2006年9月にエリック・エイケンを8RにTKOで破り、IBFフェザー級王座を獲得。しかし、後の2階級制覇王者の 『観戦記155』 『観戦記406』 『観戦記602』 『観戦記723』 『観戦記909』 『観戦記964』 オルランド・サリドに王座を奪われる⇒サリドがドーピングで剥奪⇒スペンド・アバジと王座決定戦で再栄冠
2度防衛後に返上し、IBFスーパーフェザー級王者のマルコム・クラッセンに挑戦し2階級制覇~しかし、白血病の奥さんを看病する為に王座を返上。
2011年4月に復帰し、マイケル・カティディスとWBA&WBO暫定王座決定戦で判定勝ちし3階級制覇~2012年7月には、フロイド・メイウェザーの暴力事件での収監に伴いWBCウェルター級暫定王座決定戦をセルチュク・アイディンと争い判定勝ちし4階級制覇 『観戦記265』2012年11月にアンドレ・ベルトに判定勝ちで初防衛成功
そして、2013年5月にWBCウェルター級王座統一戦としてフロイド・メイウェザーと戦うも判定負け 『観戦記469』
2014年6月の1年振りの復帰戦は、なんと!帝拳ジムの亀海選手と戦い貫禄の判定勝ち 『観戦記818』 2015年3月にキース・サーマンのパワーに完敗の判定負け。2015年6月の再起戦は、アーロン・マルチネスにダウンを奪われるなど苦戦するも判定勝ち~そしてフロイド・メイウェザーが引退?返上したWBCウェルター級王座をWBC2位のダニー・ガルシアと争い判定負けで王座返り咲きならず 『観戦記1075』
そして復帰戦の相手はアルゼンチンのロダビド・ぺラルタにまさかの1-2の判定負け 『観戦記1438』 してキャリア初の連敗。
そして、11ヶ月振りの試合で対戦するのが!やはり階級を上げてきた、元WBCライト級王者のオマール・フィゲロアJr!
フィゲロアも国籍はアメリカだが、両親がメキシコからの移住でテキサス州育つ~6歳からボクシングを始め、アマではメキシコで200戦!?アメリカで60戦したらしく、2008年6月に18歳でスーパーライト級でデビューしエドウィン・エスピノサを1RでKO~奨学金で大学に行っていたらしいが、19歳で退学しボクシングに専念~デビュー14連勝10KOで、2012年1月にマイケル・ぺレスとWBOインターコンチネンタルライト級ユース王座決定戦でマイケル・ぺレスを6R棄権に追い込み王座獲得~
さらに6連勝5KOして、2013年4月にアブネル・コットを1RにKOしてWBC中央アメリカ&WBCシルバー&NABA北米ライト級王座を獲得。
そして7月に、WBCライト級王者のエイドリアン・ブローナーがWBAウェルター級王座に挑戦する為に、WBC1位の荒川仁人選手とWBC3位のフィゲロアが暫定王者決定戦で対戦し壮絶な打ち合いを判定勝ちしてフィゲロアが暫定王座を獲得 『観戦記560』
ブローナーはライト級には戻らずに、フィゲロアが正規王者に昇格~左手の負傷などで1年空いて、2014年4月にWBC15位のジェリー・ベルモンテスに2-1の判定勝ちで初防衛に成功~8月には、WBC1位のダニエル・エストラーダを9RにTKOで降し2度目の防衛に成功。フィゲロアは、減量苦と右目上の傷で(飲酒運転で逮捕も)またもブランクをつくり王座返上~2015年5月に、元WBOライト級王者のリッキー・バーンズとスーパーライト級対戦も、フィゲロアが体重超過するが判定勝ち~12月には、元WBCライト級王者のアントニオ・デ・マルコとスーパーライト級より1ポンド思い144ポンド契約で対戦予定も、フィゲロアはまたも計量オーバー!しかも10ポンド(4.5kg)スーパーウェルター級での試合となるも判定勝ち・・・・
そして、またも1年8ヶ月のブランクをつくってしまったフィゲロアがウェルター級(147ポンド)で元4階級制覇王者のロバート・ゲレロと対戦!階級を上げて激闘派になるも衰えが顕著なゲレロに、やはり激闘派で無敗のフィゲロアがウェルター級でどう闘うのか!?
2017年7月15日 激闘必至! ロバート・ゲレロvsオマール・フィゲロア
ロバート・ゲレロ 33勝18KO5敗1無効試合 元4階級制覇王者
オマール・フィゲロア 26勝18KO無敗1分 元WBCライト級王者
1R、やはりゲレロは、素晴らしい位置取りからパンチを入れていく~フィゲロアは距離を潰して打ちこむ!
2R、階級を上げてからは肉弾戦をするゲレロも、至近距離で打ち合いに応じる~フィゲロアが速いコンビネーションでパンチを当てる!
ゲレロも体ごとぶつけて凌ぐが、フィゲロアがくっついた状態から左アッパーを連打!ゲレロ効いた!ダウン!
立ち上がったゲレロが猛攻!一気に連打でロープに張りつける!
しかし、フィゲロアも体を入れ替えて打ち返す!
ゲレロも返すが、フィゲロアのパンチのほうが当たる!ゲレロ効いているか!?
コーナーでフィゲロアがアッパー!右フック!ゲレロ崩れるダウン!
立ち上がったゲレロにフィゲロアが連打!ゲレロ崩れる!
3ノックダウン制ではなく、ゲレロが立ち上がりラウンド終了のゴング
インターバル中に、ゲレロにドクターチェックが入る~なんとか再開
3R、止められる可能性もあり、一気にゲレロが打ち込む!
ゲレロが連打!しかし、フィゲロアもショートのアッパー!フック!強烈なアッパー!
それでも、ゲレロはもたれるように押し込む~しかし、フィゲロアのショートのパンチを貰う!ゲレロまたもダウン!
ゲレロは立ち上がるが止めるか!?なんとか続行し、ゲレロが振るが当たらない
打ち合いになるも、回転力でフィゲロアが勝る!ゲレロ危ない!
頭を付けての打ち合い!フィゲロアが右フックからボディー!
ゲレロが崩れる・・・・これはストップ!
見事にフィゲロアが3RにTKO勝ちで無敗を継続!元々がフェザー級から上げてきたゲレロだっただけに、ライト級から上げてきたフィゲロアも力負けしなくコンパクトな強打で打ち勝つ!流石に打たれもろくなってきたゲレロは、試合後ついに引退を表明する。
しかし・・・・あっさりゲレロは1年5か月後に復帰し、アダム・メイトに2RでTKO勝ちする
★フィゲロアはまたも試合が空き、1年4ヶ月後にジョン・モリナ戦 格闘技blogランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村