観戦記1755 IBFスーパーフェザー級王座戦 ジャーボンテイ・デービスvsフランシスコ・フォン | 人生マイペンライ

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《本日のDVD観賞》

 

同郷のオレクサンドル・ウシクのように4団体統一王者を目指して、‘ハイテク‘ワシル・ロマチェンコの3本目のライト級王座を狙う1戦が近づいてきている!

空位のWBCライト級王座の決定戦なのが残念だが、WBC1位のルーク・キャンベルも同じロンドン五輪の金メダリストだがロマチェンコには敵わないだろう・・・・

こうなるとスーパーライト級に上げてしまいそうなロマチェンコだが、減量はそれほど厳しくないみたいだが群雄割拠のライト級で相手がいないというのも凄すぎる。

前WBCライト級王者のマイキー・ガルシアとの闘いが観たかったが、こうなると期待したいのがフロイド・メイウェザーの秘蔵っ子!ジャーボンテイ・デービスとの1戦。

 

1994年生まれで、デービスが育った西バルティモアのサンドタウン・ウィンチェスター地区は殺人などの犯罪発生率が全米でも群を抜いて高い地区。しかし、17歳でナショナルゴールデングローブを優勝~アマでは206勝15敗らしく、2013年2月に19歳でデビューしディシー・ウィリアムスを1RでKO~8戦目までは相手もデビュー戦だったり、大きく負け越している相手に連続KOしていく~2014年10月の9戦目に79戦こなしているジャーマン・メラズに判定勝ち~13戦目に40勝18敗4分のクリストバル・クルス~2016年6月の17戦目に、46戦28勝のクリストバル・クルスに勝利~その後も大事に育てられ、KOを続けて15戦目にギジェルモ・アビラを6RにKO 『観戦記1244』 さらに6月には、2011年12月に亀田興毅さんのWBAバンタム級王座に挑戦したマリオ・マシアスを1R41秒でKOしてIBFランキングも8位に上げる~そして、2017年1月にIBFスーパーフェザー級王者のホセ・ペドラサに挑戦し7RにTKO勝ちして無敗で世界王座を奪取 『観戦記1514』

 

わずか4ヶ月後に初防衛戦を、しかもランキング1位を敵地イギリスで全勝のリアム・ウォルシュと5月に対戦し3RにTKO勝ちして初防衛に成功 『観戦記1716』

 

そして、今度は3ヶ月しか置かずに初防衛戦の相手はIBF7位のフランシスコ・フォンセカ!

 

コスタリカ出身で1994年1月生まれのフォンセカは、2013年12月に19歳でデビューしエドゥアルド・ウルビナとドロー~その後は16連勝10KOをあげ、2016年8月にOBFインターコンチネンタルスーパーフェザー級王座決定戦でルイス・ゴンサレスを4RにKOして王座栄冠~10月にミゲル・コレアを3RにKO、2017年3月にエリエセル・ランサスも3RにKOしてIBFランキングを7位に上げて初の世界挑戦!

 

デービスの2度目の防衛戦は、あのフロイド・メイウェザーvsコナー・マクレガー 『観戦記1605』 世紀の1戦のセミファイナルにセットされる!初のアメリカでの試合となるフォンセカに、兄貴分のメイウェザーの復帰戦?と、いう世界中に注目される舞台でデービスが実力を魅せつけるか!?

しかし・・・・・デービスが前日計量で2ポンドオーバー!再計量にも応じず王座は剥奪され、フォンセカが勝利した時のみ新王者誕生。

 

2018年8月26日 IBFスーパーフェザー級王座戦 ジャーボンテイ・デービスvsフランシスコ・フォンセカ

 

ジャーボンテイ・デービス 18勝17KO無敗 前IBFスーパーフェザー級王者

 

フランシスコ・フォンセカ 19勝13KO無敗1分 IBF7位

 

1R、デービスがプレッシャーをかけていく~フォンセカも打ち込むが、デービスは軽々とかわす

 

デービスが荒々しくパンチを振る!ボディー~アッパー!

 

2R、フォンセカも前に出て攻める!デービスは、ガードしながら前に出て回転速い連打!

 

3R、打ち合いになる!フォンセカの左!デービスは、ボディー打ちでフォンセカを下げさせる!

 

デービスが、フォンセカをコーナーに詰めて左右のボディー!

 

さらにデービスの回転が上がる!アッパー連打!

 

4R、デービスは余裕が出てきたか!?悪のりして、茶化すような動きからジャブを出し廻る~両手を後ろに組んで挑発!

 

フォンセカが打ちこむが、デービスはかわしてアッパー!

 

さらにデービスが遊んで踊るが、フォンセカが連打で当てる!場内が沸く!

 

それでもデービスは、フォンセカをおちょくるような動きをみせる

 

5R、ガードを固めながら前に出るデービスに、フォンセカが打ち込む!

 

しかし、デービスはガード越しによく見ながら素早くワン・ツー!

 

6R、お互いに距離を取って、パンチを交わしていく~そうなるとスピードが違い、当たるのはデービスのパンチ

 

7R、フォンセカが詰めていくも、デービスは下がりながらダイレクトの左!

 

それでもフォンセカが、デービスをコーナーに詰める!

 

パンチはかわしたデービスだが、フォンセカの足がかかりヨロけたところにフォンセカが打ちこむ!

 

8R、フォンセカは最後の勝負に出る!右!

 

しかし、かわしたデービスが惚れ惚れする動きからリーターンの左!

 

フォンセカ効いた!デービスが極めにいく!右フック!左!

 

なんとか押し返そうとするフォンセカに、デービスがボディー!連打!ボディー!

 

腰が折れたフォンセカに、デービスが止めの左は後頭部だが・・・・

 

フォンセカは前に崩れながらも、必死にデービスにしがみつく!

 

しかし、膝を付いたフォンセカにデービスは引き剥がすように左を後頭部へ!

 

これは立てないフォンセカ!レフリーはカウントを進め試合をストップ!

 

最後のパンチは・・・・だが、試合自体はデービスが圧倒して8RにTKO勝ち。しかし、デービスは体重超過しているので王座は空位。実力的には素晴らしいデービスだが、申し訳ないが性格は悪そうだなぁ~。しかしフィニッシュの始まりとなる、フォンセカの右をかわしての左などはヨダレが出るほど美しいパンチだった!

そして、空位のIBFフェザー級王座は、2017年12月にIBF4位の尾川堅一選手とIBF5位のデビン・ファーマーとで王座決定戦。

 

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