観戦記1719 Krush.94 バンタム級王座戦 金子晃大vs隼也ウィラサクレック | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のTV観賞》

 

格闘家で昔から‘童顔の暗殺者‘など激しい闘いとルックスが不釣り合いな選手は多い。天然無垢なキャラクターに、圧倒的な強さで注目を集めるKrush‘ゴールデンボーイ‘金子晃大選手もその1人。学生の時には囲碁将棋倶楽部だったらしく、その経験で「先の先を見て、倒すところまで頭は行っています」と話す。シルバーウルフジムに入会後に先輩の左右田選手に 『将来的にプロになりたいの?』 聞かれた金子選手は 『美容師とEXILEになりたい』 と答えたらしい、愛すべきキャラ・・・・ 

 

金子選手は子供の頃は水泳をし、高校生の時は囲碁将棋部に所属~友達がキックボクシングを始めてつられて金子選手も始めたらしい。それほど真剣にやっていなかったらしいが、ジムの会長が金子選手に告げずにアマ大会にエントリー~必死に練習して大会ではKO勝ちをする。さらにアマで5戦ほどしたらしく、さらなる高みを目指してインターネットで「強いジム」と検索してシルバーウルフジムに入会。しかも、入会するなり魔裟斗さんを呼びつけして怒られたり、塚越選手に練習の動画を撮らせるなどの大物ぶりをみせる・・・・

しかし、K-1アマチュア55kg大会で優勝するなどして2016年9月のKrush.69でデビューし湊文也選手に3RでKO勝ち~2017年1月のKrush.72でも晃貴選手に3RでKO勝ち~4月のKrush.75では小只選手に初の判定となるも勝利。7月のKrush.77では山田忠洋選手に2RでKO勝ち~11月のKrush.82で出貝泰佑選手に判定勝ち。

そして、2018年6月のKrush.89でKrushバンタム級(53kg)王者の軍司泰斗選手に挑戦して延長判定勝ちし、わずか6戦で王座栄冠 『観戦記1635』

 

そして、4ヶ月置いて初防衛戦に迎える相手は‘ウィラサクレック軍団の新星WPMFバンタム級王者‘隼也ウィラサクレック!

 

なんと10歳から近所にあったウィラサクレックジムに通い、中学生の時は三ノ輪のウィラサクレックジムに通う~14歳になったばかりの2011年9月には、タイのルンピニースタジアムで判定勝ち。その後もルンピニースタジアムに出場も2連敗~2013年6月にM-Fightで国内デビューし友則選手に1RでKO勝ち。9月にもブアキーオ・ソーウォートンに判定勝ち~11月、古田恭人選手とのWPMF日本フライ級王座挑戦者決定戦を判定勝ち~12月に勇児選手を判定で降し、WPMF日本フライ級王座を獲得~しかし、2014年6月のM-Fightで伊藤勇馬選手に5RにTKO負けし王座陥落~2014年8月に、古田恭人選手とMAキックフライ級王座戦で再戦し3RにTKO勝ちで王座獲得。11月に薩摩3373選手に判定勝ちも、2015年2月にMAフライ級王座防衛戦での薩摩3373選手との再戦に判定負けで王座陥落~さらに3月のTENKAICHI FIGHTで高坂侑弥選手とのフライ級王座戦も判定負け~6月にWPMF日本フライ級王座挑戦者決定戦で、岩浪悠弥選手に延長で判定勝ちし挑戦権を獲得。9月に矢島直弥選手とのWPMF日本フライ級王座決定戦で対戦もドロー~2016年3月に矢島直弥選手と再戦も判定負けで王座獲得ならず~6月に大田拓真選手に判定負け、9月に前島マルコス選手を2RでKO勝ち。11月に、Mr.ハガ選手を1RにKOしてWPMFバンタム級王座を獲得~2017年3月にジャガペット・モーワッパラポンを2RにTKOで降しも、5月のKrush53kg王座決定戦出場者決定戦で隆聖選手に3RでKO負け

 

9月には奥脇一哉選手に判定勝ち。11月のM-ONEラスト興行で小嶋勇貴選手に判定負けしてWPMF日本バンタム級王座から陥落。

2018年からはKrushに本格参戦も、3月のKrush.86では小只直弥選手の計量失敗で不戦勝~4月のKrush.87で晃貴選手に判定勝ち

 

4月のKrush.89でも出貝泰佑選手に判定勝ち

 

隼也選手は 『今までKrush以外で何度もタイトルマッチをやっていて、タイトルマッチには慣れている。いつも通り調子がいいので明日は暴れるだけです。Krushのベルトはむちゃくちゃ欲しい。どのベルトを獲るよりも気合いが入っています』 と話すのに対し王者の金子選手は 『しっかり仕上げてきたんで明日は僕が倒すところを楽しみにしてください』 と、全勝王者の余裕か!?鬼門の初防衛戦でも新人類振りを魅せる!

 

2018年10月28日 Krush.94 バンタム級王座戦 金子晃大vs隼也ウィラサクレック

 

金子晃大 6勝3KO無敗 初防衛戦

 

隼也ウィラサクレック 14勝5KO7敗1分 WPMF日本バンタム級王者

 

1R、隼也選手がロー!金子選手は速いコンビネーションで3つまで打つ!

 

金子選手が細かく動くが、隼也選手はロー~ミドル!

 

金子選手が動きながら右!前蹴り~ヒザ!さらに、腕を伸ばしてガードする隼也選手に右を被せる!

 

2R、金子選手が前蹴りで距離を計りながら、右ストレート!

 

やはり、パンチのスピード&コンビネーションは金子選手が上!さらにヒザ!

 

パンチの金子選手に、隼也選手はミドルで対抗する!

 

しかし、金子選手のパンチの回転が上がる!左ボディー!

 

金子選手の飛びヒザ!パンチ連打!隼也選手はついにダウン!

 

立ち上がった隼也選手に金子選手がパンチで詰める!ヒザ!~隼也選手は左ミドルで止めようとする

 

下がった隼也選手に金子選手が左ボディー!隼也選手ダウン!

 

立ち上がった隼也選手に金子選手が極めにいく!隼也選手も合わせる!

 

金子選手が「打ってこい!」と挑発してヒザをカウンター!

 

金子選手の追い打ちは不要で隼也選手は3ダウン!

 

学年は違うが21歳同士の対決は、金子選手が2RにKO勝ちで初防衛に成功!そして翌日に金子選手は 『しっかり倒したんで、これからもKOを狙って、連続KOをどんどん伸ばして行こうと考えています。K-1も目指しています。55kgでもやります。体重が増えてきたというのと、今のバンタム級ではもう戦いたいと思う相手はいないと思いました』 と話してKrushバンタム級王座を返上。そして、次戦は2019年3月にK-1で55kgで玖村修平選手と対戦

 

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