観戦記1686 日本フェザー級王座戦 源大輝vs大坪タツヤ | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

今年もチャンピオンカーニバルが始まり、激戦が繰り広げられている!井上尚弥選手&拓真選手の従兄弟である井上浩樹選手が、細川バレンタイン選手の日本スーパーライト級王座戦など楽しみなカードが多いのでCS放送でもとにかくテレビ放送してほしい!基本的に日本ランキング1位が日本王者に挑戦するチャンピオンカーニバルだが、挑戦者の方が世界ランキングで上という事も多々ある。

今年だと、フェザー級の挑戦者はIBFフェザー級4位の阿部麗也選手(3位は清水聡選手)

王者としたら形式上でも挑戦者の方が上に見られるは悔しいだろうが、王座防衛と世界ランクを奪えるという事でモチベーションは上がるものなのかな!?

blog上ではまだ2018年で、その阿部麗也選手の挑戦を受ける事になるだろう日本フェザー級王座戦!

王者の源大輝選手は大分県別府市出身で、好きなボクサーは悪魔王子‘ナジーム・ハメド‘
 

 

2011年1月にワタナベジムから20歳でデビューし、橋本雅功選手に1RにKO勝ち~その後も3連勝2KOも、9月に岩崎悠輝選手に1RでKO負けして新人王戦は敗退~2012年は3連勝3KOするも、2013年に入り片桐秋彦選手に5RにTKO負け~7月に、後のWBOスーパーフェザー級王者になる 『観戦記1640』 伊藤雅雪選手に判定負け~3勝3KO1敗後の2015年9月に、後のIBFスーパーバンタム級王者になる 『観戦記1259』 小国以選手の日本スーパーバンタム級王座に挑戦するも判定負け~2016年からは3連勝2KOして、2017年10月に岩井大選手との最強挑戦者決定戦を判定勝ちして日本王座挑戦権を獲得~2018年4月に大橋健典選手に7RでTKO勝ちし、日本フェザー級王座を獲得。

 

挑戦者は厚木市にあるT&T所属で、日本フェザー級3位の大坪タツヤ選手!
 

 

2007年12月に18歳でデビューするも、中島直樹選手に判定負け~その後も初勝利が遠く2敗1分だったが、2009年4月に田代智幸選手に1RでTKO勝ちして初勝利~その後も2連敗し、2010年3月の新人王予選も棄権~8月に佐野竜一選手に判定勝ちし、その後も2勝1敗。2012年5月に林崎選手と対戦予定も、大坪選手が怪我をして試合をキャンセル。引退を決意し約3年のブランクをつくるが、2014年10月に復帰すると4連勝して、2015年8月に細野悟選手の日本フェザー級王座に挑戦するが判定負け。

12月の再起戦もチヨウ・ハンに判定負けするも、2017年5月からは4連勝1KOで2度目の日本王座に挑戦!

 

 

 

まさに負けを肥やしにして日本王座挑戦までこぎつけた大坪選手!フィリピンでスパーリング合宿を積み、11年のキャリアで満を持しての挑戦。母親の1周忌に日本王座栄冠した源選手は、挑戦者にリーチで6cm上回る体格を生かして初防衛を果たせるか!?

 

2018年8月9日 日本フェザー級王座戦 源大輝vs大坪タツヤ

  

 

源大輝 15勝12KO5敗 初防衛戦

 

 

大坪大輝 12勝4KO8敗1分 日本3位

 

 

1R、源選手は左を突きながら廻り、大坪選手が入ってくるところにボディー!大坪選手はグイグイ入り右!

 

 

 

2R、大坪選手が打っていく!左右のショート連打!源選手は、左を打ちながらいなしていくが攻撃が少ない

 

 

3R、今度は源選手の方から、左右に体を振りながら接近戦で対抗する!

 

 

 

しかし、源選手の左に大坪選手の右!効いた!さらに右!右!源選手ダウン!

 

 

 

 

 

立ち上がった源選手はダメージがある~大坪選手が攻めるが詰め切れず

 

 

4R、源選手が低く頭を振りながら前に出るが、そこに大坪選手が左右のアッパー!それでも源選手はスイッチしながらボディー連打

 

 

5R、ガードを下げながらも、柔らかく体を振りかわす源選手~大坪選手が左を打っていくが、源選手の右!連打!ロープに追い込んで連打!

 

 

 

6R、源選手がガンガン前に出てボディー~右!大坪選手は下がりながら左を打ちながら廻る

 

 

7R、頭を振り、体を振りながら前へ前へ出る源選手が右!大坪選手は手がでなくなり下がる

 

 

8R、源選手が極めにいく!右!左!さらに源選手が左をポンポン当てながら右!

 

 

 

9R、源選手が攻める!上も下も当てて追い廻す!

 

 

源選手が右!ロープに詰めて連打!なんとか廻った大坪を追いかける!

 

 

大坪選手も返すが、源選手の右!右!

 

  

 

 

 

レフリーが止めに走る!源選手の右!

 

 

 

 

 

崩れた大坪選手!見事に9RにTKOで源選手が初防衛に成功!

 

 

 

大坪選手はダウンを奪い5R終了時の途中採点ではリードしていたが、8Rまでの採点では76-76、76-75 76-75と逆転されていた。

源選手は左でペースをつくり、右を打ち込むという教科書のような試合展開で圧倒した。

そして源選手はリング上で、東洋太平洋フェザー級王者の清水選手との対戦やランキング1位の阿部麗也選手との対戦を口にする。

大坪選手は 『ボディーに手応えがあり、押し切れると思ったが。どのパンチかわからないが途中から足の踏ん張りが効かなくなり、自分のボクシングができなくなった。中盤、雑になってしまいペースを取れなかった』 と話す。しかし、4ヶ月後の12月には再起し河野洋佑選手に判定勝ち。

 

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