観戦記1685 UFC Fight Night.103 ジョー・ローザンvsマルチン・ヘルド | 人生マイペンライ

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BJ・ペンが、2年半振りの復帰戦で2RにTKO負けし4連敗となった 『観戦記1681』 UFC Fight Night.103のセミには、ファイトボーナス最多受賞の名勝負男!ジョー・ローザン(ローゾン)が登場する豪華カード。

UFCで王座栄冠歴も無くランカーでもないローザンだが、なにせ名勝負連発で数少ないUFCで10年以上闘い続けている選手。

 

 

 

アメリカの北東部マサチューセッツ州出身のローザンは、少年の頃から遊びでグラップリングをしていたらしくその中の仲間が試合に出るようになったので自分も出てみたくなる~大学在学中の2004年2月にMass Destractionでデビューし、デビッド・ギルレインに1Rで1本勝ち~その後もマイナー団体で4連勝して、2004年10月にマイク・トーマス・ブラウンとのUSKBA全米スーパーウェルター級王座決定戦を3Rに1本勝ちして王座栄冠~2005年2月にMass Destractionでジョー・オーレットにも1本勝ちするが、4月のAbsolute Fighting Campionships.12で後にUFCウェルター級ランカーになるホルヘ・マスヴィダルに2RTKO負けし初黒星~その後も戦績を積み、アイヴァン・メンジバー、ハファエル・アスンソンには1本負け。2006年4月のWFLのトーナメントでは3連続1Rに1本(KO)勝ちして優勝~9月のUFC63でUFCに初参戦して、ジェンス・バルヴァーを1Rの48秒でKOする~その後も連勝もあるが負けもあり、2012年2月の日本で開催されたUFC144ではアンソニー・ペティスに1RでKOされる~8月のUFC on FOX.4でジェイミー・ヴァーナーに3Rで1本勝ち~12月のUFC155でジム・ミラーと凄まじい名勝負も判定負け 『観戦記363』
 

 

8月のUFC Fight Night.26でマイケル・ジョンソンに判定負け~12月のUFC on FOX.9でマック・ダンジグに判定勝ち、2014年9月のUFC Fight Night.50でマイケル・キエーザに2RでTKO勝ち~2015年1月のUFC183でアル・アイアキンタに2RでTKO負けするが、7月のUFC on FOX.16で五味隆則選手に1RでTKO勝ち 『観戦記927』 12月のThe Ultimate Fighter.22でエヴァン・ダナムに判定負けも、2016年7月のUFC200でディエゴ・サンチェスを1RにTKOで降す
 

 

8月のUFC on FOX.16でジム・ミラーとの再戦は1-2の判定負け
 

 

そして5ヶ月明けて対戦するのが「ポーランドの足関王」と呼ばれるマルチン・ヘルド!
 

 

9歳からブラジリアン柔術を始め、16歳でAbak Motoでプロデビューしてマテウシュ・ビウルコフスキに1Rで1本勝ち~その後も3連勝して、2009年12月のMMA CHALLENGERSライト級トーナメントで優勝~2010年5月、ACF.7でウカシュ・サイェフスキに判定負けで初黒星。その後は2連勝するが、2011年3月のBellatorライト級トーナメント1回戦でマイケル・チャンドラーに1Rに1本負け~3連勝後の2012年10月に、再びBellatorライト級トーナメントに参加し決勝まで進むがデイブ・ジャンセンに判定負け。しかし、2014年3月からのBellatorライト級トーナメントでは優勝。しかし、2015年11月のBellatorライト級王座戦ではウィル・ブルックスに判定負けで王座栄冠ならず。2016年5月のBellator155でデイブ・ジャンセンに判定勝ちし、UFCと契約を勝ち取る。2016年11月のUFC Fight Night.98で初参戦するも、ディエゴ・サンチェスに判定負け。

 

 

 

そしてUFC2戦目で激闘王のジョー・ローザンと激突!マルチン・ヘルドとすると連敗してしまうとリリースが近づいてきてしまう大事な1戦。ローザンも、ここ6戦は勝ちと負けの繰り返してりだけに連敗は避けたい

 

 

 

2017年1月15日 UFC Fight Night.103 ジョー・ローザンvsマルチン・ヘルド

 

 

ジョー・ローザン 26勝13敗

 

 

マルチン・ヘルド 22勝5敗

 

 

1R、お互いにパンチを打ちながら牽制しあう

 

 

ローザンがヒザから組にいったが、ヘルドが押し込む

 

 

ローザンのヒジ!ヘルドは足を取りにいく

 

 

スタンドに戻るとヘルドが細かくパンチを当てる~ローザン押し込む

 

 

ヘルドは体を入れ替えて足をかけて倒し、上をキープしながらサイドから狙う

 

 

 

 

スタンドに戻るがヘルドが押し込む~ヘルドの足が縺れてグランドになったところでラウンド終了

 

 

2R、ヘルドが得意のトリッキーな蹴り技!さらに、パンチのフェイントからタックル!

 

 

 

 

ヘルドが抑え込みバックを奪う~首を取りにいく

 

 

 

 

ローゾンは立ち上がると押し込む~足をすくってテイクダウン!

 

 

 

スタンドに戻るが、またもヘルドがタックルで倒す!ヘルドがキープしながらローゾンを削る

 

 

 

 

 

ローゾンが下から腕を狙う!しかし崩れてヘルドがキープ

 

 

 

 

 

3R、打撃でもヘルドの方が当たっているか!?

 

 

ヘルドは逃げ切りに入ったか!?アウトボクシングでローゾンを翻弄する

 

 

ローゾンが金網に押し込んでも、ヘルドは体を入れ替える

 

 

ローゾンパンチから押し込む!しかし、ヘルドからテイクダウンを奪えない

 

 

 

 

離れるとヘルドがタックルから押さえこむ!

 

 

 

 

ローゾンも下から狙うがそのまま試合終了

 

 

30-27 28-29 29-28 2-1でジョー・ローゾンの勝利!微妙な判定だが・・・あれだけタックルを決められて、上をキープされていたのでヘルドの勝利かと思われたが!?ジャッジ1者はフルマークでヘルド、2者は1Rと2Rがローゾンで3Rがヘルド。ローゾンも自ら 『判定は100%間違っている』 と、コメントをしている。しかしローザンはこの後連敗に突入し、ヘルドは1勝1敗後に契約をリリースされる。

 

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