観戦記1583 WBOヘビー級王座戦 ジョセフ・パーカーvsラズバン・コジャヌ | 人生マイペンライ

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先週の日曜日の早朝にDAZNで生中継されたアンソニー・ジョシュアとアレクサンデル・ポベトキンのヘビー級世界戦は「これぞヘビー級!」と、いう迫力ある試合で大満足でした。

なぜかエキサイトマッチの放送予定にもこの試合は出てなく、今後はこういうストリーミング配信の中継が増えるのかな!?

そんなド迫力だったヘビー級の世界だが、まだblogでは一時は東洋太平洋ヘビー級&WBOアジアパシフィックヘビー級王者の藤本京太郎選手が王座挑戦か!と、言われたニュージーランド初のヘビー級王者ジョセフ・パーカーのWBOヘビー級王座の初防衛戦!

 

パーカーはサモア人の両親を持ちニュージーランドで育つ~11歳で父親の勧めでボクシングを始めたらしく、世界ユース選手権で3位、ユース五輪で準優勝。2011年9月には世界選手権に出場も2回戦負け~2012年3月のロンドン五輪ではオセアニア予選で敗退。直ぐにプロ転向して、7月にディーン・ガーモンズウェイを2RにTKOで降す~その後も4連勝3KOで、2013年10月にアファ・タトゥプのNZNBFニュージーランドヘビー級王座に挑戦し2RにTKO勝ちし王座獲得~2014年4月には、マルセロ・ルイス・ナシメントとPABAパンアジアヘビー級暫定王座決定戦で対戦し7RにTKO勝ちし王座獲得~7月にはブライアン・ミントのWBOオリエンタル王座と、保持するPABAパンアジアヘビー級王座のWタイトル戦を7Rにミントを棄権に追い込みPABA王座の初防衛とWBOオリエンタル王座を獲得~8月にはキース・トンプソンを3RにTKOで降しWBOオリエンタルを初&PABAパンアジアヘビー級王座2度目の防衛に成功~10月にもシャーマン・ウィリアムスを判定で降し、WBOオリエンタル2度目&PABAパンアジアヘビー級王座3度目の防衛に成功~12月にイリネウ・ベアト・コスタJrを4RにKOし、WBOオリエンタル3度目&PABAパンアジアヘビー級王座4度目の防衛に成功~2015年3月にはジェイソン・パタウェイを4RにKOし、WBOオリエンタル4度目&PABAパンアジアヘビー級王座5度目の防衛に成功~6月にヤクプ・サグラムを2RにTKOで降し、WBOオリエンタル5度目&PABAパンアジアヘビー級王座6度目の防衛に成功~8月には、WBOオリエンタル王座&PABAパンアジアヘビー級王座の防衛と、WBOアフリカヘビー級王座との統一戦&OPBF東洋太平洋ヘビー級王座決定戦でボウイ・トゥポウを1RにKOして、両王座の防衛とともにWBOアフリカヘビー級王座&OPBF東洋太平洋ヘビー級王座を獲得~さらに10月には、保持する4本の王座とWBAオセアニア王座を持つカリ・ミーハンとEPBCユーラシア太平洋ヘビー級王座決定戦で対戦し3RにTKOで降し6冠王になる。12月にはWBOオリエンタル王座の防衛戦で、ダニエル・マーツを1RにTKOで降し8度目の防衛に成功~2016年1月にジェイソン・バーグマンを8RにTKOで降し、WBOオリエンタル王座の9度目の防衛に成功~5月にカルロス・タカムとのIBFヘビー級挑戦者決定戦を判定で降し挑戦権を得る~7月にソロモン・ハウモノを4RにTKOで降し、WBOオリエンタル王座の10度目、東洋太平洋2度目の防衛に成功~10月に、アレクサンドル・ディミトレンコを3RにKOしてWBOオリエンタル王座の11度目の防衛に成功~12月にタイソン・フューリーが返上したWBOヘビー級王座をアンディ・ルイスと王者決定戦で対戦し2-0の判定勝利しニュージーランド人として初のヘビー級世界王座を獲得。

 

そしてWBOから1位のヒューイ・フューリーとの初防衛戦の指令が出るが「フューリー陣営内での問題」でWBO14位のラズバン・コジャヌと防衛戦!

 

ルーマニア国籍で30歳のコジャヌは24歳でデビューするが、アルバロ・モラレスに判定負け~その後は17勝8KO1敗で、2016年12月にはWBOの地域タイトルを獲得はしているが・・・・

 

元々はパーカーのスパーリングパートナーをしていたコジャヌに、両肩と両肘を痛めているらしいパーカーがワイルダーやジョシュアに魅せつけるKOができるか!?

 

2017年5月6日 WBOヘビー級王座戦 ジョセフ・パーカーvsラズバン・コジャヌ

 

ジョセフ・パーカー 22勝18KO無敗 初防衛戦

 

ラズバン・コジャヌ 16勝9KO2敗 WBO14位

 

1R、パーカーが速いジャブで前に出る~ヘビー級らしい豪快なパンチを振る!

 

2R、パーカーが動きながら上下に打つ~コジャヌは廻ってクリーンヒットは受けないが手数が少ない

 

3R、コジャヌからプレッシャーをかけていく~パーカーは休みつつオーバーフック!

 

4R、パーカー攻める!コジャヌはロープに詰まりながらクリンチで逃れる~しかしクリンチ時のラビットパンチで注意を受ける。パーカー出る!左フックが相打ち気味もコジャヌ効いたか!?

 

5R、お互いに有効打はない~コジャヌが出る!ロープに詰めて連打もヒットしない 

 

6R、パーカーが足を使いながら左を出し距離をとりながら右のタイミングを計る

 

7R、コジャヌがプレッシャーをかけパーカーを追い回すが、コジャヌは振りが大きく当てているのはパーカー 

 

8R、コジャヌが打ち合おう!と挑発しながら打ち込むが、パーカーは廻りながらジャブ

 

9R、スピードがないコジャヌに、パーカーは廻りながら再三ワンツーで飛び込む!返しの左フックは効いたか!?

 

10R、前に出るのはコジャヌだがパーカーが細かく連打を入れる!しかしコジャヌは出続ける

 

11R、パーカーは、もう無理はしないで離れるかクリンチ~コジャヌは前に出て打っていくが、スピードなくクリーンヒットしない

 

12R、パーカーはポイントアウトをするべくジャブで廻る

 

しかし、パーカー終了際に細かい連打からロープに追い込む!が、試合終了

 

判定は、119-108 117-110 117-110 大差3-0でパーカーが初防衛に成功!ヘビー級にしてはもの足りない感じだったが、その分パーカーが2枚はボクシングが上手かった。

この試合で怪我のヒューイ・フューリーに代わり急きょ挑戦者に選ばれたコジャヌだが、なんと東洋太平洋ヘビー級王者の藤本京太郎選手にも話があったとか!?

そしてパーカーの次戦は2017年6月にWBO1位のヒューイ・フューリーと、フューリーの地元イギリスに乗り込み防衛戦!

 

★パーカーの次のOPBF王者が京太郎選手 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村