《本日のTV観賞》
10月7日(現地6日)無敗のライト級王者、ハビブ・ヌルマゴメドフvsコナー・マクレガーのUFC229が待ちきれない!WOWOWさんありがとうございます!メンバーズ・オンデマンドでの生中継が決まり、通常のTVでの放送も11月4日のUFC230の放送前に流してくれるみたいで嬉しくてしょうがない。
ヌルマゴメドフもハリトーノフ等と同じく、あのロシア系独特の冷たい無慈悲な暴力性が堪らない!ロシアと言っても連邦国家で広大の土地で民族も多く、ヌルマゴメドフはダゲスタン共和国の出身。あのヴォルグ・ハンや、日菜太選手にも勝利したジャバル・アスケロフ、UFCフライ級王座に挑戦したアリ・バガウティノフなどもダゲスタン共和国出身。やはり柔道、サンボ出身が多くMMA向きの選手が多いのだろうが、全勝全KOのアルツール・ベテルビエフもダゲスタン共和国の出身。
ロシア系ならばの、まさにトップアマの戦績で19歳の2006年にヨーロッパ選手権ライトヘビー級で金メダル~2007年のロシア選手権では、後に3団体統一ライトヘビー級王者になるセルゲイ・コバレフに勝利~2008年の北京オリンピックでは、張小平に2回戦敗退~2009年のAIBA世界選手権で優勝~2010年ヨーロッパ選手権で優勝~2011年の世界選手権では、後のクルーザー級統一王者になるオレクサンドル・ウシクに敗れる~2012年のロンドンオリンピックでも、準々決勝でウシクに敗れる。
カナダに拠点を移し、2013年6月にクリスチャン・クルスを2RにTKOで降しデビュー戦を飾る~5連勝5KOで、2014年9月にタボリス・クラウドとのNABA北米ライトヘビー級王座決定戦を2RにKO勝ちし王座獲得~12月にジェフ・ページを2RにKOして、NABA北米ライトヘビー級王座の初防衛とともにNABO北米ライトヘビー級王座とIBO北米ライトヘビー級王座を獲得~2015年4月にガブリエル・カンピージョを4RにKOしてIBOライトヘビー級王座の初防衛に成功~6月にアレクサンダー・ジョンソンを7RにTKOで降し、NABA北米ライトヘビー級王座の2度目の防衛とWBOインターナショナル・ライトヘビー級王座を獲得~2016年6月に、エセキエル・マデルナを4RにTKOで降しNABA北米ライトヘビー級王座の3度目の防衛に成功
対するは、WBOラテンアメリカ・ライトヘビー級王者のイシドロ・ラノニ・プリエト!
2009年1月に22歳でデビューし4連勝1分で、6月にハビエル・コラレスとパラグアイライトヘビー級王座決定戦に挑み判定勝ちで王座獲得~5連勝4KO後の2011年4月に、ネストル・ファビアン・カサノバとのWBCスペイン語圏ライトヘビー級暫定王座決定戦を1RにKO勝ちし王座獲得~その後も6勝2分で無敗を続け、2013年9月にホルヘ・ロドリゲス・オリベラを6RにTKOで降しWBOラテンアメリカ・ライトヘビー級王座
を獲得~2014年2月にロジェリオ・ダマスコを1RにKOして初防衛に成功~7月には、ミゲル・アンヘル・コバスを5RにTKOで降し南米ライトヘビー級暫定王座を獲得~10月にルーベン・エドゥアルド・アコスタを判定で降し、WBOラテンアメリカ・ライトヘビー級王座の2度目の防衛に成功~11月にマウリシオ・バラガンを2RにTKOで降し3度目の防衛に成功~2015年3月に、ジャクソン・ジュニアを4RにTKOで降し4度目の防衛に成功~2015年5月にも、エドソン・ロベルト・ドス・サントス・ボルジュを2RにTKOで降し5度目の防衛に成功~8月に世界王座3度経験のある、エレイデル・アルバレスのWBCライトヘビー級シルバー王座に挑戦するも、判定負けで王座獲得ならず~それでも10月にはモハメド・アブドラ・セイデ・セーラムを2RにKOして、BOラテンアメリカ・ライトヘビー級王座の6度目の防衛に成功~2016年4月に、サミュエル・ミラーを1RでKOして7度目の防衛に成功。
10戦10勝10KOのアルツール・ベテルビエフが、パーフェクトレコードで世界戦実現まで突き進むか!?観客席には、同じくカナダをホームにしているルシアン・ビュテの姿も!
2016年12月23日 世界前哨戦 アルツール・ベテルビエフvsイシドロ・ラノニ・プリエト
アルツール・ベテルビエフ 10勝10KO無敗
イシドロ・ラノニ・プリエト 28勝21KO1敗3分
1R、プリエトがガンガン入っていく~ベテルビエフはガードを固めて廻りながらボディー
プリエトが無防備に右を振ってきてところに・・・・
プリエト効いている!立てるか!?
何とか立ち上がったプリエトにベテルビエフが詰める!左~右ショート!効いた!
プリエトまだ右を返す~しかし、ベテルビエフが凄いプレスでコーナーに詰める!
ベテルビエフは連打もクリーンヒットしない~プリエトクリンチで逃れる
ベテルビエフが追い廻すも、プリエトも右を返す!
しかし、スピード&テクニックが違い過ぎる!プリエトが左をバンバン通して
揉み合いからベテルビエフの右!さらに揉み合いながら右!
プリエト効いている!ベテルビエフが追いかけて左!
コーナーに詰まるプリエトにベテルビエフが右!
ベテルビエフがラッシュ!プリエと危ない!
崩れるプリエトに、やっとレフリーが止めに入る!
しかし、レフリーはカウントを取る・・・・ストップではなくダウンだったがみたいだが
なんとか立ち上がったプリエトだが、やはりフラフラでストップ
見事に1RでベテルビエフがTKO勝ち!いやド迫力な上に、最初のダウンを奪ったカウンターのような確かな技術とスピードもある。これはアマ時代に勝っているセルゲイ・コバレフとの世界戦が観たいが、IBFはベテルビエフに次戦でエンリコ・コーリングとIBFライトヘビー級挑戦者決定戦を指令する。しかし、当時王者のアンドレ・ウォードが引退して王座を返上~コーリングとIBFライトヘビー級王座決定戦となる!
★やはりベテルビエフはヌルマゴメドに雰囲気が似ている 格闘技blogランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村