観戦記1493 UFC Fight Night.106 ビクトー・ベウフォートvsケルヴィン・ガ | 人生マイペンライ

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《本日のDVD鑑賞》

 

今年の5月に開催されたUFC224で、天才 ビクトー・ベウフォートが引退をした。

本当は2018年1月の UFC Fight Night.124でユライア・ホールとの試合がラストマッチの予定だったが、ホールが減量に失敗し体調不良で計量に現れず試合が中止・・・・

19歳からUFCに上がっているビクトーだけに、年齢やモチベーション、怪我など様々だろう。

 

ビクトーはカーウソン・グレイシーに柔術を習い、あまりのビクトーの才能にカーウソンが養子に迎えようとするほど惚れ込んだらしい1996年6月にSuper Braw 21でデビューし、ジョン・ヘスを1RでKO勝ち~1997年2月に19才でUFC12のヘビー級トーナメントに参戦し、トレイ・テリグマン、スコット・フェローゾを1RでKOし優勝~5月のUFC13で、タンク・アボットを53秒でKO~10月のUFC15でランディー・クートゥアに1RでTKO負け~1997年12月のUFC JAPANでジョー・チャールズに1Rで1本勝ち~1998年10月のUFCブラジルで、ヴァンダレイ・シウバを凄まじいラッシュで44秒TKO勝ち 『観戦記381』

 

1999年4月にPRIDE.5に参戦し桜庭和志選手に判定負け~2000年6月のPRIDE.9でギルバート・アイブルに判定勝ち~8月のPRIDE.10で松井大二郎選手に判定勝ち~2001年3月のPRIDE.13でボビー・ソースワースに1Rで1本勝ち~5月のPRIDE.14ヒース・ヒーリングに判定勝ち~2002年6月にUFCに復帰し、UFC As Real As It Gets(UFC37.5)でチャック・リデルに判定負け~2003年6月のUFC43でマービン・イーストマンを1RにTKO勝ち~2004年1月のUFC46でランディー・クートゥアに1RにTKO勝ちでリベンジを果たしライトヘビー級王座を獲得~しかし、8月のUFC49でランディー・クートゥアに3R終了時TKO負けで王座陥落~2005年2月のUFC51でティト・オーティスに1-2の判定負け~2005年4月にPRIDEミドル級GPに参加し、アリスター・オーフレイムに1Rで1本負け~12月にCage Rageでアントニー・レアを2RにKO~2006年4月には、ボクシングの試合をして1RでKO勝ち~6月のStrike Forthでアリスター・オーフレイムに判定負けでリベンジならず~7月にPRIDEで高橋義生選手を1RにKO~2006年10月、アメリカでの大会PRIDE.32でダン・ヘンダーソンに判定負け(試合後の薬物検査も陽性)2007年4月にCage Rage.21でアイヴァン・セラティを1RにTKO勝ち~9月のCage Rage.23ジェームス・ジキックに判定勝ちでライトヘビー級王座を獲得~2008年7月からはAfflictionに参戦し、テリー・マーティンを2RにKO~2009年1月には、マットリンドランドを1RでKO~2009年9月にUFCに復帰し、リッチ・フランクリンにTKO勝ち 『観戦記448』

 

そして、2011年2月のUFC126でアンデウソン・シウバのミドル級王座に挑戦するも『観戦記274』 顎を蹴り上げられ1RでTKO負け~8月のUFC133で秋山成勲選手に1RにKO勝ち

 

2012年1月のUFC142でアンソニー・ジョンソンを1Rで1本勝ち~9月のUFC152で、ライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズに挑戦するも4Rに1本負け 『観戦記280』  しかし、2013年1月のUFC on FOX.7でマイケル・ビスピンをハイキック~パウンドでKO  『観戦記878』

 

5月のUFC on FOX.8でルーク・ロックホールドをバックスピン~パウンドでKO

 

11月のUFC Fight Night 32で、ダン・ヘンダーソンダンをハイキック~パウンドでTKO 『観戦記625』 3試合連続で事実上蹴りによるフィニッシュ。2014年5月のUFC173でクリス・ワイドマンのライトヘビー級王座に挑戦が決まっていたが、2月にネバダ州アスレチック・コミッションがテストステロン補充療法を全面禁止にする事を発表⇒UFCもこれに同意した事により、ベウフォートはワイドマン戦でテストステロン補充療法の使用免除を申請する予定であったが、テストステロン補充療法が禁止された事でベウフォートは欠場しなければならなくなる。ベウフォートはUFC173で王座挑戦をアピールしたが、ネバダ州アスレチック・コミッションがランダムに行う薬物検査で規定値を超える高濃度のテストステロン補充療法が全面禁止となる前2月にネバダ州アスレチック・コミッシ ョンがランダムに行う薬物検査で規定値を超える高濃度のテストステロンが検出されていた事が発表される。

2015年5月のUFCUFC187で、復帰しワイドマンのミドル級王座に挑戦も 『観戦記884』1Rにパウンドの嵐を受けTKO負け

11月のUFC Fight Night 77でダン・ヘンダーソンとの3度目の対決を1Rに左ハイキックでKO勝ち 『観戦記1011』

 

2016年5月のUFC198で、ミドル級2位のホナルド・ジャカレイに1RにTKO負け~10月のUFC204でゲガール・ムサシにビクトーのパフォーマンス向上薬(PRD)使用についても 『今は公平な戦いの場になった。ビクトーは医師の助力がないし、俺はビクトーを倒す。彼は最初の2分間は爆発力があって危険だ。しかし早い時間に失速するから、1分か2分だね』 と挑発され2RにTKO負け 『観戦記1225』

 

そして、順番的にはUFC212でネイサン・マーコートと闘う 『観戦記1357』 前の試合がミドル級10位のケルヴィン・ガストラム!

 

The Ultimate Fighter(TUF)の出身で、2013年1月のシーズン17の優勝者。メキシコ人の両親だがアメリカのカリフォルニア育ちで、高校ではアマレスでアリゾナ州王者になる~大学に進むも1年で中退し、働きながらMMAの練習をし2010年12月に19歳でLAF.1でデビューし2RにTKO勝ち~マイナー団体で5連勝(5TKO)して、2013年4月のThe Ultimete Figher(TUF)でチェール・ソネンのチームに入りミドル級トーナメント優勝。UFCとの契約を掴み、8月のUFC Fight Night.27でブライアン・メランコンに1Rで1本勝ち~2014年3月のUFC171では、ウェルター級14位のリック・ストーリーに判定勝ち~6月のUFC Fight Night.44ではニコラス・ムサケに判定勝ち~11月のUFC180では、ウェルター級7位のジェイク・エレンバーガーに1本勝ち

 

しかし、2015年1月のUFC183では体重超過をしたうえにタイロン・ウッドリーに1-2の判定負け~6月のUFC188ではネイサン・マーコートに2R終了時にTKO勝ち~11月のUFC Fight Night.78で初のメインもニール・マグニーに1-2の判定負け 『観戦記1038』 2016年7月のUFC200では、ジョニー・ヘンドリックスに判定勝ち

 

11月のUFC205でドナルド・セラーニと対戦予定も、ウェルター級リミット(77.1kg)に体重が落とせず試合が中止。12月のUFC206ではミドル級で(83.9kg)10位のティム・ケネディを3RにKOする。

 

ミドル級に階級を上げて10位にランキングされたガストラムに、上位ランカーには勝てなくなり1年前には大学に入学し引退を口にし始めた元祖天才・ビクトーが立ちはだかる!

 

2017年3月11日 UFC Fight Night.106 ビクトー・ベウフォートvsケルヴィン・ガステラム

 

ビクトー・ベウフォート 25勝13敗 ミドル級9位

 

ケルヴィン・ガステラム 14勝2敗 ミドル級10位

 

1R、ガストラムがスイッチしながらジリジリ前に出る

 

ガステラムも打ってでるが、ビクトーが蹴りで止めながら左!

 

ガステラムも返す!いきなりの打ち合い!

 

ビクトー飛びヒザで突っ込む~しかしガステラムの左が冴える!

 

ガステラムがジャブをコツコツ当てる~ビクトーがバックスピン!

 

ビクトーが押し込むも、打撃でガステラムに押される!

 

パンチを受け下がったビクトーにガステラムのワン・ツー!

 

ビクトー吹っ飛んだ!ダウン!ガステラムがパウンド!

 

NO.2へ続く!