観戦記1451 Krush.82 55kg級王座戦 寺戸伸近vs久保賢司 | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のTV鑑賞》

 

亀田興毅さんとポンサクレック・ウォンジョンカムのスパーリング?が、開催され2RにTKO勝ちして引退の10カウント・・・・しかし撤回してローマン・ゴンサレス戦を希望。

なんだかんだ話題になるだけたいしたもんだが、ポンサクレックとしたらいいお小遣い稼ぎなんだろうか!?

そのうちK-1にでも呼ばれてキックデビューなんてこともあるのか?ボクシングからキックボクシング、キックボクシングからボクシングに転向などたくさん例がある。しかし、久保賢司選手みたいにキック~ボクシング~キックに復帰した例は少ないか!?

 

久保選手は、兄の久保優太選手を追うように2006年9月に17歳でデビューしローズ達也選手に2RにKO勝ち~デビュー5連勝し、2007年7月にはタイでナックビン・パートンジムを2RにKOしてWPMOフライ級王座を獲得(同日に兄の久保優太選手もWPMOスーパーフェザー級王座を獲得)9月にイー・ヒードをKOしNJKFフライ級王座を獲得~しかし大晦日のK-1甲子園で雄大選手に判定負けで初黒星~所属ジムの移籍問題もあり、5月にはタイ遠征するもラジャダムナンスタジアムで判定負け~2010年3月にKrushに初登場するが寺戸伸近選手に1RでKOされる~12月にはKrush55kg初代王者決定トーナメントで田中一輝選手に1RにKO勝ちも、2011年4月の準決勝で瀧谷渉太選手に判定負け~Big Bang、RISEで勝ち星を重ね、2011年11月にDyki選手を判定で降しRISEバンタム級王座を獲得。しかし、2012年9月にボクシングに転向を表明し11月に亀田興毅さんのWBAバンタム級王座に挑戦経験のあるノルディ・マナカネに判定勝ちでデビューを飾る~2013年1月には、早くもWBC20位でポンサクレックにも勝利しているレイ・ミグレノに3RにTKO負け~5月にインドネシアスーパーフライ級王者のガリー・スサントに判定勝ち~7月に藤原陽介選手に1-2の判定負け~その後は2勝1分だったが、2015年8月に全日本新人王にもなった高橋竜平選手に判定負けしボクシングを引退~K-1ジム五反田で指導にあたるも、ジムへの愛からキックに復帰を決意し2017年4月のK-1スーパーバンタム級トーナメントに出場。1回戦でソン・ダーチュンに判定勝ち、準決勝で寺戸伸近選手を2RにKOしてリベンジを果たす~しかし決勝では武居由樹選手に判定負けで準優勝。そして、6年半振りにKrushに参戦しいきなり55kg級王座に挑戦する王者は過去1勝1敗の寺戸伸近選手!

 

デビューは13年前の2013年12月の藤原祭(プチ自慢として私も出場していて、寺戸選手と計量会場でも話をしました)1分はあったが無敗で勝ち進み、2005年3月に開催された55kgの日本一を決めよう!と、開催されたMACH.55トーナメントの1回戦で藤原国崇選手にTKOで初黒星~しかし、その後もハイペースでイギリス、タイ、日本で試合を重ね勝っていく~2006年7月から行われた、NJKFでの真王杯55kg級トーナメントでは1回戦で真二選手に勝利も準決勝で米田貴志選手に判定負け~2007年8月には、念願の全日本キックバンタム級王者の藤原あらし 選手に挑戦するも4RにTKO負け 『観戦記208』 2008年3月には当時、日本で猛威を振るっていたワンロップ・ウィラサクレックに1RでTKO負けと、なかなか王者や王者クラスには勝てない時期が続く。しかし、2009年1月に全日本キックバンタム級王座決定トーナメント決勝で瀧谷渉太選手に判定勝ちで初栄冠。さらに、2009年1月には前田浩喜選手を2RにTKO勝利しM-1バンタム級王座を獲得~6月には、全日本キック最後の大会となってしまった「野良犬電撃作戦2009」でノラシン・ルークバンヤイに2RでKO負け~11月にはRISEにも参戦しTOMONORI選手を2RにKOしRISE55kg級王座も獲得。RISEの王座は九島亮選手に判定で防衛するも、12月のKrush55kg級初代王座決定トーナメント では日下部竜也選手に判定負け~2011年8月のKrush.11でキエラン・マカスキルを判定で破りISKAスーパーバンタム級王座を獲得するも、2012年1月のKrush.15で55kg級王者の瀧谷渉太選手挑戦するが1RでKO負け 『観戦記94』 4月に伊澤波人選手に判定勝ちで再起し~8月のKrush.21でアンディ・ ハウソンを挑戦者に迎えて、ISKAスーパーバンタム級王座の防衛戦はダウンの応酬の大激闘!見事に1RでKO勝ち 『観戦記258』 さらに、2012年1月から始まったKrush58kg級王座決定トーナメントではKO-ICHI選手、神戸翔太選手に勝利し決勝に進むも決勝で武尊選手に敗戦 『観戦記492』 それでも8月のKrush.31では、地元の広島でISKAバンタム級王座の2度目の防衛戦でアレクサンダー・プリリップと、またもダウンの応酬の上に判定勝ち 『観戦記574』 2014年2月に鈴木優也選手に判定勝ち~7月のKrush.43では、ヴェダット・ウルックを1RにKOしてISKA王座の3度目の防衛に成功~小林聡さんプロデュースのZONEでも勝利~そして、2015年4月のK-1 55kg級トーナメントでルイ・ボテーリョに2-1で判定勝ちも、準決勝で大雅選手に3RKO負け。ここで歴戦のダメージを抜く為にも1年休養し、2016年3月のKrush64で55kg級王者の堀尾竜司選手に挑戦 『観戦記1106』 飛びヒザでダウンを奪い判定勝ちし新王者。2016年9月のKrush.69で、チャールズ・ボンジョバーニを1RでKOし初防衛に成功 『観戦記1214』 しかし2017年4月のK-1スーパーバンタム級トーナメントでジェイミー・ウィーランに判定勝ちも準決勝で久保選手にKO負け。

 

久保選手は毒に毒を吐いて「何のリスペクトも感情もない暴力を見せます。寺戸を殴って蹴って破壊して、ベルトを奪って地獄に突き落としてやろうと思います」と発言し、寺戸選手は「明日はスポーツマンらしく敬意を持って倒しに行きます。相手は憎しみとか言っていますが、それだったらその辺でやればいいし、俺は試合をやるだけですね」 と最初は静かに語るが、4月の対戦では眼窩底骨折させられた久保選手に「そっちがその気ならこっちもその気で行くよ。上等だよって感じですね」と返す!

 

2017年11月5日 Krush.82 55kg王座戦 寺戸伸近vs久保賢司

 

寺戸伸近 39勝16KO11敗1分 2度目の防衛戦

 

久保賢司 23勝15KO6敗 K-1 55kg級準優勝

 

1R、お互いにロー!久保選手が自信満々に前に出るが、寺戸選手は廻りながら振り落とすようなロー!

 

パンチが交差する!寺戸選手が返しの左!久保選手も火がついたか!?一気にパンチ連打!

 

久保選手がパンチ中心で出るが、寺戸選手は廻りながらロー!

 

久保選手がローからパンチのコンビネーションも寺戸選手はリングを大きく使う~パンチとロー!ヒザ!久保選手は足が効いてきたか!?

 

2R、寺戸選手はパンチ中心で前重心になりがちな久保選手に徹底したロー!

 

久保選手は構わずパンチで詰める!寺戸選手も下がりながら左フックを合わせる

 

寺戸選手のローに久保選手はバランスを崩すが、それでも前に出て右!

 

NO.2へ続く