残暑とリスクマネジメント | 経営のヒントを日々の経済・経営事象から考えるブログ

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埼玉県川口市で経営コンサルティング・人材育成を行っています。
専門領域はサービスマネジメントです。サービスマネジメントとは、「マーケティングマネジメント」「オペレーションマネジメント」「ヒューマンリソースマネジメント」を顧客にフィットさせることです。

おはようございます。



残暑が続きますね。



「暑さ寒さも彼岸まで」と良くいいますが、いつまで続くのでしょうか。




ビジネスでも、この天候で調子が狂う企業もあるかと思います。




衣料品を扱っていたり食料品を扱っている企業が該当するのではないでしょうか。




例えば、ファッション関係の企業では、季節を先取りした販売計画を立て、仕入を行います。




その計画は昨年などの過去データを参考に立てると思います。




ところが、今年(ここ10年単位で9月は暑い気がしますが)のように残暑が厳しいときは秋物をおいても売れない現象が起こります。




何のリスク管理もしていないと、販売機会ロスのみ発生することとなります。




売れるつもりで仕入れた商品は早めに値引処分等しなけらばならず利益を減らす原因となります。




このように、企業は常にリスクと同居しながら経営することとなります。




経営者の方はこのようなリスクをどう管理されてますか。




一般的にリスク管理は、その発生確率に起きた時の影響度を掛け合わせ定量化し優先順位を付け、対策を練っておきます。




先だっての天災でも同じことが言えます。発生確率は低くてもその影響度は甚大です。1000年に一度だから起きたらしょうがないでは、企業経営は成り立ちません。




常にリスクを想定し、対策を検討しておく。




ことしの残暑を体験し、気を引き締めておくこととします。




それでは。



参考に↓

リスク・マネジメント入門 (日経文庫)/高梨 智弘
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