こんにちは。
アメリカの流通の話題です。
8月26日の日経MJ「米国流通 現場を追う」の記事の中で、セルフレジを撤廃する流通の話が出ていました。
セルフレジとは最近スーパーで見かける、自分でPOSレジを操作し精算するレジです。
このセルフレジでは、店員さんと接触することなくチェックアウトします。つまり、企業にとっては人件費を削減でき効率的な店舗運営をすることが可能となります。
記事の中では、アメリカのアルバートソンがこのセルフレジを撤廃することとした、そうです。
もともと、アルバートソンは地域密着型スーパーとして有名でした。セルフレジはその地域密着を阻害すると判断したのです。
効率を優先し徹底的なローコストオペレーションによって低価格戦略を行くのか、地域密着という差別化戦略をとるのか。
企業規模によってもその戦略が変わってきますが、顧客の特性を見極めることが重要です。
日本でも、今後の高齢化を考えると地域密着や企業から顧客へのアプローチが重要と思われます。
顧客を見つめ、顧客との関わり方を常日頃から研究・開発する必要があると言えるのではないでしょうか。
それでは。
参考に↓
- サービス・ストラテジー/ジェームス・トゥボール
- ¥2,310
- Amazon.co.jp