本日(3/25)より予約スタート!
メカスマが贈る、完成品合体ロボシリーズ『THE合体』から
勇者ロボ 第1弾
『THE合体 ダ・ガーンX』
数々の魅力的な合体変形ロボが登場する勇者ロボシリーズですが、
完成品トイとしてリニューアルされている作品と機体は意外にも少なく、
合体変形可能な新規金型勇者ロボトイの発売を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか?
■THE合体 ダ・ガーンX
2022年1月発売予定
『THE合体 ダ・ガーンX』の詳し商品い情報は、
メカスマ公式商品ページにて公開しております。
特設ページ⇒https://www.goodsmile.info/ja/product/10956/
当メカスマブログでは、気になっているであろう点をピックアップしてご紹介してまいります。
■メカスマブログでの解説内容
①合体するの?
②完成品なの? プラモなの?
③サイズは?
④価格は?
⑤付属品は?
⑥グレート合体するの?
①合体するの?
『THE合体 ダ・ガーンX』は、完全合体変形仕様です。
各3体のメカが、差し替えなしで「ダ・ガーンX」に地球合体します。
同様に「ダ・ガーンジェット」への合体も可能です。
②完成品なの? プラモなの?
『THE合体 ダ・ガーンX』は塗装済み完成品です。
プラスチックモデルではありません。
③サイズは?
「ダ・ガーンX」合体時の全高は約25cm。
対してコアロボである「ダ・ガーン」の全高は約8cm。
約8cmという小サイズながら「ダ・ガーン」の変形も
もちろん差し替えなしで再現されています。
変形合体トイとして迫力のあるサイズでありつつ、
コアロボの緻密さも合わせ持つ商品なのです。
④価格は?
最も気になるところともいえる価格ですが、
『THE合体 ダ・ガーンX』の価格は
22,636円 (税別) 24,900円(税込)
2万円を超える価格を決して「安い」とは申し上げられませんが、
25cmの合体ギミックを持った塗装済み完成品としては、
2020年の完成品合体ロボのカテゴリー内では結構抑えめにしている価格ではないかな?
と考えて設定しております。
今回、価格を抑え目にしているポイントは2つあります。
■長期継続を視野に入れた商品シリーズ
「THE合体」シリーズではダ・ガーンだけでなく、続く勇者ロボも視野に入れて開発をしております。
勇者ロボを並べていく夢を描いても、
仮に1体5万円くらいとなると、1年1体のリリースだったとしても買い続けていける人は限られてしまう可能性があります。
「グレート合体を想定して2体で5万円を超えないように」
という開発思想の元、こだわるポイントを明確にして、何度も設計を見直しながら仕様と価格の最適解を探してきました。
■あえて合金は使用しない
ハイエンドのロボットトイの多くで使用されている「合金パーツ」。
合金パーツの使用については設計の終盤まで、使うべきか否か懸案事項となっていました。
当初の商品名は『THE合体 HAGANE WORKS ダ・ガーンX』となっており、
※HAGANE WORKSはメカスマの合金フィギュアブランド
合金を使用する場合、価格は税別で3万円前後にする見込みでした。
▲昨年11月末頃の仕様書
設計の後半まで、合金(Zndc)を使用する想定がされていました。
結論としては価格面もさることながら、仕様面で合金を使用することによる合体変形の不都合が多く、合金素材を使用することは長期的なシリーズ展開に対して適切ではないではない、という結論に至りました。
▲ダ・ガーンXの仕様を決めるために、他の勇者のロボの設計も数体仮進行し、
長期展開が可能な仕様と価格であるかを決定しています。
かつての80年代の合体ロボが、合金素材の重量感と質感といった質実剛健さが付加価値だったのに対し、
勇者ロボをはじめとした90年代の合体ロボは合金は使用せず、
それによって重量バランスに縛られない「複数ロボの強化合体」や「複数形態合体」など多彩な合体ギミックの付加価値が生まれ、新たな合体ロボムーブメントを創り出していた背景があります。
今回THE合体勇者シリーズの開発にあたり、「ダ・ガーンX」だけでなく複数の勇者ロボの仮設計を行い、その検証結果から
「勇者ロボの多彩な合体ギミックを再現するには、当時と同じABSプラスチックを主素材とした方が再現性が上がる」
という結論に至りました。
⑤付属品は?
こちらがセット内容一覧。
ダ・ガーン、アースファイター、アースライナー、ダ・ガーンブレード、アースキャノン×2、交換用腹部パーツ、脚部パーツ2種、交換用手首、台座
・・・気になるのは 二組ある脚部パーツ(アースライナー)
劇中では新幹線形をした「アースライナー」が合体しダ・ガーンXの下半身を構成しますが、
合体後メリハリの効いた形に変わります。
ダ・ガーンXとしてはメリハリの効いた脚部のイメージ強いですが、
アースライナーは新幹線らしい形であってほしい・・・
ということから、
そして、どちらの脚部パーツを使用しても合体変形が可能です。
これは、「差し替え変形」ならぬ
「選択式完全変形」ともいうべきアイディア!
私自身は、見栄え用のカバーパーツを用意して変形前後の辻褄を合わせるつもりでしたが、
設計を手掛けたGOD BRAVE STUDIO側からこのアイディアを提案され、
「ロボ重視脚も力技で変形させる」という情熱とコダワリに驚かされ、商品仕様として採用しています。
また、「ダ・ガーンX」と「ダ・ガーン」を一緒に並べられるためのロボ形態専用「交換用腹部パーツ」も付属します。
⑥グレート合体はするのか?
現在開発中の『THE合体 ガ・オーン』には、
変形ギミックとグレート合体ギミックが搭載されます。
グレート合体を成立させるため「ガ・オーン」の設計が完成して初めて「ダ・ガーンX」の設計も完成となるのです。
冒頭で、「勇者ロボは完成品トイとしてリニューアルされている作品と機体が意外にも少ない」と述べましたが、
単純に主役メカの合体機構だけでなく、グレート合体やシリーズ展開まで想定して開発する労力は通常の合体ロボの比ではなく、
勇者ロボの完成品に着手するのにはそれなりの覚悟が必要であり、今までなかなかリニューアルされてこなかった一因ではないかと思えるほどです。
▲ダ・ガーンX上半身だけでこのパーツ数
このパーツひとつひとつを、各メカ、ダ・ガーンX、ダ・ガーンジェット、グレート合体各形態で検証する必要があります。
『THE合体 ガ・オーン』の予約と販売はもう少し先になりますが、
来たるべきグレート合体のためにも、
まずは『THE合体 ダ・ガーンX』をご予約よろしくお願いいたします。
⇩グッスマオンラインでのご予約はこちらから
https://goodsmileshop.com/ja/p/GSC_JP_02038
©サンライズ
田中 ヒロ(@gsc_hiro)