こんばんは。
昨日、お墓参りの帰りに実家に顔を出してきました。
「
アレ食え、コレ食え。。。」
いくつになっても子供は子供。
5○歳、、、自分の子供が出来ても親からすれば、、、
まぁ、元気で何よりです。
今日は、令和元年度問51の過去問を○×式で検討してみましょう。
経済用語に関する記述について、正誤判定をしてみましょう。
それでは、早速。
問題
信用乗数(貨幣乗数)とは、マネーストックがベースマネーの何倍かを示す比率であり、その値は、預金準備率が上昇すると大きくなる。
正解は?
×
今日は、「経済用語」に関する問題です。
経済学部出身の私としては、もっとも苦手なところです。
1問目は、この問題なんですが、、、「信用乗数(貨幣乗数)」。
マネーストックが ベースマネー
早速、調べてみましょう。
信用乗数(貨幣乗数)=マネーストックがマネタリーベースの何倍あるのかを示す比率のこと
ふ~ん、、、 んで、、、
それぞれの意味は
マネーストック=金融機関から経済全体に供給されている通貨の総量
マネタリーベース=日本銀行が供給する通貨のこと
合わせて見ると、
金融機関から経済全体に供給されている通貨の総量が日本銀行が供給する通貨の何倍あるのかを示す比率のこと
こうなりますね。
ちなみに問題の「ベースマネー」は、マネタリーベースの別名です。
ですので、問題前半は、正しい記述です。
んじゃ、正しい肢なのかと言うと、、、
正しくはない訳で、、、
問題後半部分。
その値は、預金準備率が上昇すると大きくなる
↓
預金準備率や現金・預金比率が上昇すると信用乗数は低下
「預金準備率が上昇すると大きくなる。」と言っているこの肢は、間違いってことです。
問題
国内総支出とは、一国全体で見た支出の総計であり、民間最終消費支出、国内総資本形成、政府最終消費支出および輸入を合計したものである。
正解は?
×
2問目は、「国内総支出」。
問題では、「一国全体で見た支出の総計」と言っています。
早速、早速、、、
う~ん、ちょっと違うような。。。
国内総支出=国内で一定期間内に生産された財やサービスに対する支出の総額のこと
この部分、違ってますね。
それと、、、問題後半。
問題では、
民間最終消費支出+国内総資本形成+政府最終消費支出+輸入=国内総支出
こう言っているんですが、実際には、
民間最終消費支出+総固定資本形成+政府最終消費支出+純輸出=国内総支出
純輸出=輸出から輸入を差し引いたもの
問題後半も間違いです。
総固定資本形成とは
住宅投資、設備投資、公共投資などの固定資本の追加分のこと
問題の「国内総資本形成」は、支出のうち、中間消費とならないもので、在庫品増加と総固定資本形成からなるものと書かれています。
ですから、青字の部分も厳密には違うってことでしょうね。
問題
消費者物価指数とは、全国の世帯が購入する各種の財・サービスの価格の平均的な変動を測定するものであり、基準となる年の物価を100として指数値で表わす。
正解は?
○
3問目は、「消費者物価指数」。
良く聞きますよね。
それでは、総務省統計局「消費者物価指数」のページへGo。
消費者物価指数=全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもの
問題前半は、問題に書かれた通りで、正しい記述です。
後半なんですが、
調べてみると基準となる年を100として指数値で表したものと書かれていますので後半も正しい記述ってことになります。
この肢は、○ですね。
それとQ&Aに、
品目数は、585品目
現在の「基準年」は、平成27年(2015年)の1年間と書かれています。
それとこの基準年、西暦年の末尾が0と5の年を基準時として、5年ごとに改定(基準改定)ってのも書かれています。
その際に、併せて品目などの見直しも行うってことも書かれています。
なるほどですね。
問題
労働分配率とは、労働者間で所得がどのように分配されたのかを示した値であり、その値が高いほど、労働者間の所得格差が大きいことを示す。
正解は?
×
4問目は、この問題。
「労働分配率」
労働者間で、、、所得がどのように分配されたのかを示した値
その値が高いほど、労働者間の所得格差が大きいことを示す。
これを調べて何に使う
少なく分配された方の怒りを買うだけですね。
これは、切れなきゃいけない肢です。
労働分配率=企業が新たに生産した付加価値全体のうち、そのための労働の提供者に分配(賃金、俸給)された比率
簡単に言うと会社の利益のうち「何割」を人件費に充てているかを示した割合です。
つまり、この値が高ければ労働者へ還元された割合が高い訳ですから、頑張りがいがある会社ってことです。
この肢は、間違いですね。
問題
完全失業率とは、就労を希望しているにもかかわらず働くことができない人の割合であり、その値は、失業者数を総人口で除して求められる。
正解は?
×
今日の最後の問題、、、「完全失業率」。
問題では、
・就労を希望しているにもかかわらず働くことができない人の割合
・その値は、失業者数を総人口で除して求められる
このように言っている訳ですが、、、
引っ掛るワードがありますね。
「総人口」
総人口ってことは、赤ちゃん、お子ちゃままで含まれます。(笑)
失業率を求めるのには、、、ちょっと違いませんか
完全失業率=完全失業者を労働力人口で割ったもの。
完全失業者=就業者以外で仕事がなくて調査期間中(12月を除き月末の1週間)に少しも仕事をしなかった者のうち、就業が可能でこれを希望し、かつ仕事を探していた者および仕事があればすぐ就ける状態で、過去に行なった求職活動の結果を待っている者
労働力人口=15歳以上で、労働する能力と意欲をもつ者(就業者と完全失業者を合わせた数)
この肢は、「その値は、失業者数を総人口で除して求められる」と言っていますので、間違いです。
当然ながら、帰省すればいろいろと持たせられる訳で、、、
今回は、義姉さんの実家から「ひとめぼれ」一袋(30Kg)頂きました。
良く食べる方がいるので、ホント助かる。
お酒のおつまみ、おかずにってことで明太子も。。。
いやはや、、、また、太りそう。(笑)
今日のところはここまでです。