こんばんは。
今日は3月の1日、日曜日。
普段の日曜とは違って家でのんびりって方も多かったんではないでしょうか
在宅勤務もそうなんですが、出歩って新型コロナウイルスに感染ってのは、避けたいところでしょうからね。
早く終息することを祈るばかりです。
今日の過去問は、令和元年度問48の問題をやりたいと思います。
女性の政治参加に関する次の文章の空欄[ ア ]~[ オ ]に当てはまる語句を検討してみましょう。
それでは、早速。
問題
日本において女性の国政参加が認められたのは、[ ア ]である。
その最初の衆議院議員総選挙の結果、39人の女性議員が誕生した。それから時を経て、2017年末段階での衆議院議員の女性比率は[ イ ]である。列国議会同盟(IPU)の資料によれば、2017年末の時点では、世界193か国のうち、下院または一院制の議会における女性議員の比率の多い順では、日本はかなり下の方に位置している。
また、国政の行政府の長(首相など)について見ると、これまで、イギリス、ドイツ、[ ウ ]、インドなどで女性の行政府の長が誕生している。しかし、日本では、女性の知事・市区町村長は誕生してきたが、女性の首相は誕生していない。
2018年には、「政治分野における[ エ ]の推進に関する法律」が公布・施行され、衆議院議員、参議院議員及び[ オ ]の議会の議員の選挙において、男女の候補者の数ができる限り均等になることを目指すことなどを基本原則とし、国・地方公共団体の責務や、政党等が所属する男女のそれぞれの公職の候補者の数について目標を定めるなど自主的に取り組むように努めることなどが、定められた。
いつものごとくサラッと目を通しましょう。
なんとなく、すべての箇所が素で入りそうなんですが、いかがでしょうか
[ ア ]は、時期的には比較的近い
[ イ ]は、少ない
[ エ ]は、2018年ですから、最近良く聞くアレ
[ オ ]は、衆議院議員、参議院議員及びとくれば、、、
ここまで、分かれば[ ウ ]は、決まりますね。
それぞれ見ていきましょう。
最初に、[ ア ]から。
選択肢は、第二次世界大戦後×3、大正デモクラシー期×2です。
時期的に大正デモクラシー期は、1912年~1926年の14年間。
問題の「大正デモクラシー」は、大正期に興った自由主義・民主主義的な風潮、およびその運動のことです。
この時期には、「女性参政権」を求める気運が少しずつ高まってきてはいたようなんですが、女性の国政参加が認められた時期ではありません。
ちょっと早いってことで、
正解[ ア ]は?
第二次世界大戦後
次に、[ イ ]ですが、衆議院議員の女性比率。
最初に「少ない」と書いたんですが、、、
選択肢は、約3割×2、約1割×3です。
正しければ、「約1割」ですね。
早速、調べてみます。
書いてますね。
日本の政治分野への女性の参画状況は国際的に見ても遅れており、例えば、衆議院議員に占める女性の割合は約10%で、世界193か国中164位となっています。
す、すくな。。。
スウェーデン47.3%、、、
1980年代まで日本とほとんど差はなかったイギリス、フランスは、様々な取組の結果、政治への女性参画が拡大しているようです。
この問題、
正解[ イ ]は?
約1割
次は、[ ウ ]を飛ばして、[ エ ]を見てみます。
[ エ ]は、2018年に公布・施行された法律からです。
選択肢は、男女機会均等×2、男女共同参画×2、女性活躍×1です。
どれも当てはまりそうな気が、、、しますが、、、
ヒントが書かれていますね。
・衆議院議員、参議院議員及び[ オ ]の議会の議員の選挙において
男女
の候補者の数ができる限り均等になることを目指す
↓
基本原則
今は、機会が均等に与えられない世の中ではありません。
んじゃ、女性活躍
いや、活躍する前にすることがありますよね。
「参画」
ってことで、ここは、
正解[ エ ]は?
男女共同参画
次は、[ オ ]です。
選択肢は、都道府県×3、地方公共団体×2です。
ただ、[ オ ]は、「衆議院議員、参議院議員及びとくれば、、、」都道府県や市町村より大きなくくりで、答えは、「地方公共団体」しかありませんよね。
正解[ オ ]は?
地方公共団体
最後は、[ ウ ]です。
ここまでの内容で正解肢は、「2」で、[ ウ ]は、「タイ」ってのが分かります。
ここの選択肢は、アメリカ、タイ、ロシア、中国、北朝鮮、各×1でした。
んでは、一応問題に書かれた女性の行政府の長を。
イギリス=テリーザ・メアリー・メイ(2016年7月~2019年7月)
ドイツ=アンゲラ・ドロテア・メルケル(2005年11月~)
タイ=インラック・シナワトラ(2011年8月~2014年5月)
インド=インディラ・プリヤダルシニー・ガンディー(第5代、第8代)
正解[ ウ ]は?
タイ
参照
日本において女性の国政参加が認められたのは、[ア:第二次世界大戦後]である。
その最初の衆議院議員総選挙の結果、39人の女性議員が誕生した。それから時を経て、2017年末段階での衆議院議員の女性比率は[イ:約1割]である。列国議会同盟(IPU)の資料によれば、2017年末の時点では、世界193か国のうち、下院または一院制の議会における女性議員の比率の多い順では、日本はかなり下の方に位置している。
また、国政の行政府の長(首相など)について見ると、これまで、イギリス、ドイツ、[ウ:タイ]、インドなどで女性の行政府の長が誕生している。しかし、日本では、女性の知事・市区町村長は誕生してきたが、女性の首相は誕生していない。
2018年には、「政治分野における[エ:男女共同参画]の推進に関する法律」が公布・施行され、衆議院議員、参議院議員及び[オ:地方公共団体]の議会の議員の選挙において、男女の候補者の数ができる限り均等になることを目指すことなどを基本原則とし、国・地方公共団体の責務や、政党等が所属する男女のそれぞれの公職の候補者の数について目標を定めるなど自主的に取り組むように努めることなどが、定められた。
******ア*****イ***ウ*****エ*****オ
1*第二次世界大戦後*約3割*アメリカ*男女機会均等*都道府県
2*第二次世界大戦後*約1割*タイ* *男女共同参画*地方公共団体
3*大正デモクラシー期*約3割*ロシア***男女共同参画*都道府県
4*第二次世界大戦後*約1%*中国* *女性活躍* * *地方公共団体
5*大正デモクラシー期*約1割*北朝鮮 *男女機会均等*都道府県
ここで条文を見ておきますね。
政治分野における男女共同参画の推進に関する法律
(基本原則)
第二条 政治分野における男女共同参画の推進は、衆議院議員、参議院議員及び地方公共団体の議会の議員の選挙において、政党その他の政治団体の候補者の選定の自由、候補者の立候補の自由その他の政治活動の自由を確保しつつ、男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指して行われるものとする。
2、3 略。
(国及び地方公共団体の責務)
第三条 国及び地方公共団体は、前条に定める政治分野における男女共同参画の推進についての基本原則にのっとり、政党その他の政治団体の政治活動の自由及び選挙の公正を確保しつつ、政治分野における男女共同参画の推進に関して必要な施策を策定し、及びこれを実施するよう努めるものとする。
(政党その他の政治団体の努力)
第四条 政党その他の政治団体は、基本原則にのっとり、政治分野における男女共同参画の推進に関し、当該政党その他の政治団体に所属する男女のそれぞれの公職の候補者の数について目標を定める等、自主的に取り組むよう努めるものとする。
昨日、仙台でも初めて感染者が確認されました。
「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客の方で、検査では陰性だったとか。
2週間の健康観察期間を経て、仙台へ帰って来た訳なんですが、、、
この2週間ってのもあてにならないってことなんですね。
終息するまで自分でできる予防策を徹底するしかないかなと思っとります。
出歩けないと仕事になりませんからね。