こんにちは。
先日の信号待ちの出来事以来、ドライブレコーダー、、、
必要性を凄く感じます。
運転中に「車内で落ち着かない動作をする人」にも遭遇していますし。。。薬物か
こちらが交通ルールを守っていても、、、相手はどんなことでキレるか分かりません。
いや、ほんと怖い。。。譲り合い、大きな心、大切ですね。。。
今日の過去問は、平成18年度問50の問題を○×式で解答してみましょう。
貿易の自由化に関する記述について、正誤判定をしてみましょう。
それでは、早速。
問題
日本は、これまでアジアのどの国・地域に対してもセーフガード(緊急輸入制限)を発動したことはない。
正解は?
×
今日は、「貿易の自由化」に関する問題ですね。
1問目は、この問題なんですが、、、
セーフガード「緊急輸入制限」
これはなに (笑)
「特定品目の輸入が増大し、国内産業に重大な損害を与え、又は与えるおそれのある場合に、その品目について輸入制限を課すこと」
と言うことは、国で課す措置ですね。
「政府ガード」☚親父ギャグ(笑)
当然、英語です。「Safeguard」
問題では、「日本は、これまでアジアのどの国・地域に対しても発動したことはない。」と言っています。
早速、調べてみます。
う~ん、ありますね。
2001年4月、中国から輸入する「いぐさ、生しいたけ、ネギ」に暫定的な緊急関税を発動。
2009年、「コンニャク芋」、2017年8月、アメリカからの「輸入冷凍牛肉」。
記憶に新しいものもありますね。
ただ、制限をすれば、相手国からの反感を買う訳で、、、
対抗措置として「報復関税」がなされることがある訳で、、、
2001年の中国の時は、や
などに100%の報復関税がかけられて正式発動は見送られています。
黙って見ている訳はありませんからね。
このセーフガード、種類があるようで、
一般セーフガード=全品目を対象、関税の引き上げ又は輸入数量制限ができる。
特別セーフガード=ウルグアイラウンド農業合意で関税化が行われた品目を対象、関税の引き上げが認められている。
この肢は、間違いってことですね。
問題
GATTケネディラウンドでは、関税の一括引下げ方式が提案されたが、引下げ対象品目について合意には達せず、その採用には至らなかった。
正解は?
×
2問目は、この問題です。
GATT(General Agreement on Tariffs and Trade)。
「関税および貿易に関する一般協定」
「関税や輸出入規制など貿易上の障害を排除し、自由かつ無差別な国際貿易の促進を目的とする国際経済協定のこと。」
簡単に言うと「自由貿易の推進」、「世界貿易の拡大」を目指す国際協定ってことですね。
なるほど。。。
ちなみに、「ラウンド」の意味は、複数国の間で利害問題が浮上したときに、多角的貿易交渉へ移行することのようです。
問題の「ケネディラウンド」は、のケネディ大統領が「通商拡大法」の成立を背景に「関税の一括引下げ」を提唱したことに由来するってことのようです。
あ、問題ですね。(笑)
問題では、GATTケネディラウンドでは、
・関税の一括引下げ方式が提案された
・引下げ対象品目について合意には達せず、その採用には至らなかった。
こう言っていますが、、、
最初の方は、名称の由来にも書かれてますね。
実際のところは、
関税の一括引下げ方式が交渉され、それが採用され、工業製品の関税については約3万品目、平均関税引下げ率は30~35%と大幅な関税引き下げが実現しています。
ですから、この問題は間違いです。
この「GATTケネディラウンド」は第6回目の交渉なんですが、それ以前の5回は、国別、品目別に関税引下げが交渉され、それが最恵国待遇の原則に基づいてすべての国に適用されるという形で進められていたようです。
そのため、第1回~第5回と第6回以降は形態が違うってことです。
このラウンドは、第6回までの中では最大の成果を挙げたってことのようです。
問題
GATTウルグアイラウンドでは、交渉対象が農業分野にまで拡大されたが、サービス分野や知的財産権については、交渉対象として取り上げられるまでに至らなかった。
正解は?
×
3問目は、この問題なんですが、、、
「GATTウルグアイラウンド」
2問目の「GATTケネディラウンド」は、第6回目の交渉、
そして、第7回の「東京ラウンド」を間に挟んでの第8回目のラウンドです。
問題では、
・交渉対象が農業分野にまで拡大された
・サービス分野や知的財産権については、交渉対象として取り上げられるまでに至らなかった。
こう言っています。
早速、調べてみますね。。。
過去7回のラウンドに比べて、史上最多の124ケ国が参加。
凄い参加国数ですね。
調べてみると、
長らく関税引下げが議論の中心となってきた農業・繊維製品をはじめとし、これ以外のサービスや知的所有権など15の分野について論議が重ねられたと書かれていました。
と言うことは、「農業分野」は、今までも議論されてきていたってことですね。
「拡大された」って訳ではありません。
そして、2つ目は、、、
ここは、明らかに間違いですね。
「サービスや知的所有権など15の分野について論議が重ねられた」とありますから。
この問題は、全体的に間違いってことです。
それと、合意事項の実施と紛争解決のために、このラウンドを最後にGATTは発展的に解消し、1995年1月、紛争処理機能を強化した世界貿易機関(WTO)が設立されています。
これは、必須の知識ですね。。。
問題
WTO(世界貿易機関)は、加盟国間の貿易交渉に加えて、貿易をめぐる紛争処理や、各国の貿易政策の審査といった役割を担う機関である。
正解は?
○
4問目は、「WTO(世界貿易機関)」についてです。
問題は、WTOの役割です。
問題には、
・加盟国間の貿易交渉
・貿易をめぐる紛争処理
・各国の貿易政策の審査
こういった役割を担う機関であると書かれています。
ひとつ目は、問題ないですね。
GATTの流れを汲んでいる訳ですから「貿易交渉」、つまり、貿易に関するルール作りは、WTOの役割の1つです。
ふたつ目は、、、(笑)
前の問題の最後に書いちゃいましたね。
実際、日本もストーカーに付け狙われて今年の初めに、「水産物輸入規制」で敗訴しています。
安心しきっていて対策が不足していたってことのようですね。
流れを確認します。
加盟国から紛争解決の申立てがあると、
パネル(小委員会)を設置し、紛争内容を審査(ここでは日本勝訴)
この判断に不満があった敗訴国が、上級委員会へ申出(日本敗訴)
こんな流れです。
ですから、ふたつ目の「紛争処理」もWTOの役割の1つです。
そして、最後、「各国の貿易政策の審査」。
首相官邸 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定(WTO設立協定)
附属書Ⅲ 貿易政策検討制度 ってのが出ていますね。
確認のために、「WTO協定」の条文を見てみます。
(第3条)
WTOの役割
WTOは、WTO協定及び多角的貿易協定を管理・運営するとともに、加盟国間の貿易交渉の場を提供する。また、WTOは附属書Ⅱに掲げられた紛争解決了解及び附属書Ⅲに掲げられた貿易政策検討制度を管理する。また、WTOはIMFや世界銀行等の他の国際機関と適宜協力する。
と言うことで、最後も役割の1つですから、この問題は正しい肢と言うことになります。
問題
WTO(世界貿易機関)は、貿易について二国間主義を掲げており、関税同盟などの地域経済統合についても認める立場をとっている。
正解は?
×
今日の最後の問題です。
「WTO」ですね。
問題では、「WTO」は、
・貿易について二国間主義を掲げている
・関税同盟などの地域経済統合についても認める立場をとっている。
このように言っています。
最初の「二国間主義」の方は、「多角的貿易体制」と言う表現で書かれています。
二国間主義=二国間でルールをつくる。
つまり、その国意外とは、違うルールになることもある。
多角的貿易体制=多国間で共通のルールをつくる。
つまり、参加している国がすべて同じルールになるってことです。
ですから、最初の方は間違いってことになります。
それとふたつ目。
「関税同盟などの地域経済統合。」
同じ資料なんですが、、、
委員会の中に「地域貿易協定」ってのがあります。
調べてみると一定の条件を満たせば例外として許容しているってことのようです。
一定の条件=物の貿易(ガット第24条)、サービス貿易(ガット第5条)に定めた条件。
地域貿易協定を調べてみると、
・FTA=域内関税などの貿易制限を撤廃する
・関税同盟=域内の制限撤廃に加え域外に共通関税をかける
・共同市場=労働力や資本の移動制限も撤廃する
・経済同盟=共同市場を基に金融・財政・通貨政策を調整する
こう言ったものがあるようです。
この問題は、「原則、二国間主義は認めておらず、関税同盟などの地域経済統合については、一定の条件を満たせば認める立場をとっている。」ってことになります。
でぇ~すか
ドライブレコーダー、略してドラレコ。。。
値段はピンキリですね。
5000円くらいから○万円まで、、、
録画は、前後、それと以前、悪戯もされていますから、そう言ったものにも対応しているのを探しています。
安くて良いのがあれば情報お願いします。m(__)m
今日のところはここまでです。