こんばんは。
「あおり運転」恐いですね。
20日間で2000キロ超走行。
これ、「あおり」の対象を探していたんでしょうか
情報では、執行猶予中と言う話も聞こえていますので、それが事実なら、早く捕まえて「実刑」に付して欲しいもんです。
今日の過去問は、平成18年度問53の問題を○×式でやりたいと思います。
ファイル交換ソフトに関する記述について、正誤判定をしてみましょう。
それでは、早速。
問題
不特定多数のコンピュータ間で匿名性の高いファイル交換を行うために、指定したファイルを直接受信せず、一度別のコンピュータを経由する転送機能を有するソフトも存在している。
正解は?
○
今日は、「ファイル交換ソフト」に関する問題です。
「ファイル共有ソフト」とも言うみたいですね。
簡単に言うとインターネット上で不特定多数のユーザーとファイルをやり取りするためのソフトってことです。
なんのために
これ、不特定多数と書きましたが、イメージしやすいのは会社でしょうか。。。
O社の「×情報」を、Y支社やA支社でも共有できるってことですね。
これは、あくまでこんなイメージってことです。
それが今では音楽、画像など様々な著作物が、不特定多数者間で無料交換するために使われるようになったってことです。
著作権侵害などの問題ありですね。(笑)
1問目は、この問題なんですが、、、
問題前半は今見た通りです。
後半ですね。。。
「指定したファイルを直接受信せず、一度別のコンピュータを経由する転送機能を有するソフトも存在している。」
日本発の「Winny」は、この機能が付いています。
直接受信しない=一度別のコンピュータを経由する
なぜか
つまり、どのファイルがどこから送受信しているのかってのを分かりづらくしているってことですね。
なんでこんなことをするのか
やっぱり、やっちゃいけないことってのをソフト作者も理解しているってことなんじゃないでしょうかね。(私見です。)
その結果、不特定多数のコンピュータの間で匿名性の高いファイルの交換を行うことができるようになっています。
問題
接続しているユーザーの情報やファイルのリストを中央サーバーが管理し、ファイルの転送のみを利用者間で直接行う中央サーバー型システムと、まったくサーバーを持たず、すべての情報がバケツリレー式に利用者の間で流通する純粋型システムが存在する。
正解は?
○
2問目は、ファイル交換ソフトの「システム」です。
問題では、「中央サーバー型システム」と「純粋型システム」が存在すると言っています。
これは、大別するとこの2種類ってので間違いではありません。
中央サーバー型システムは、
接続しているユーザーの情報やファイルのリストを中央サーバーが管理し、ファイルの転送のみを利用者間で直接行うものです。
そして、純粋型システムは、
情報を管理するサーバーがなく、すべての情報がバケツリレー式に利用者の間を流通する形態です。
「情報を管理するサーバーがなく、」ってことは、サーバートラブルによる障害が起きないってことですね。
そして、「すべての情報がバケツリレー式に利用者の間を流通する」ってことは、匿名性が高い訳ですから、利用者が増える、、、結果、通信速度に支障が出て遅くなるってことになります。
まぁ、なんでもそうですが、利点もあれば欠点もあるってことです。
1問目でご紹介した「Winny」は、この「純粋型システム」です。
問題
ファイル交換ソフトは、著作権侵害をはじめとする違法な情報流通の温床になっているとして強い非難の対象となっている。実際、日本でも近年ファイル交換ソフトの開発者のなかに逮捕された者もいる。
正解は?
○
3問目ですね。
ファイル交換ソフトの「問題点」です。
1問目でふれたんですが、
「著作権侵害」
問題では、「違法な情報流通の温床になっているとして強い非難の対象となっている。」と書かれています。
これは著作者にとっては、見過ごせませんもんね。
「実際、日本でも近年ファイル交換ソフトの開発者のなかに逮捕された者もいる。」とも書かれています。
これは、むか~し、ニュースでも取り上げられました。
「Winny」の開発者ですね。
映画や音楽、ゲームソフト等を違法にコピーできるようにしたとして、著作権法違反幇助の容疑で逮捕されています。
ただ、これは、無罪判決が出ています。
反対に、映画やゲームソフトをダウンロードできる状態にした「Winny」の利用者は、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されています。
ソフト開発者とソフト利用者、、、
使う側のモラルってことでしょうかね。。。
難しいですね。
問題
ファイル交換の原理自体は非常に有用であるため、多くの学校や公的機関で、公文書の交換にその利用が近年急増している。これが個人情報流出の遠因となっているとも指摘されている。
正解は?
×
今日の4問目です。
・ファイル交換の原理自体は非常に有用
そのため、問題では、「多くの学校や公的機関で、公文書の交換にその利用が近年急増している。」と言っています。
はたして、、、
まぁ、これはね、、、自身の会社はどうかって考えれば答えはおのずと見えてくるんじゃないでしょうか
学校や公的機関のみならず、一般の企業においても使用は差し控えられているってのが現状です。
なぜか
危険性の問題です。
「ファイル交換ソフト」がインストールされている
↓
パソコンがウイルスに感染する
↓
個人情報が流出する
学校や公的機関はもちろん、一般企業も個人情報の流出は問題視されます。
そうならないようにするには、「インストールはしない」ってことです。
実際はどうか
社員が個人のパソコンに「ファイル交換ソフト」をインストール
↓
仕事が溜まったので自宅に持ち帰って仕事をする
↓
社員個人のパソコンがウイルスに感染する
↓
個人情報が流出する
学校や公的機関、一般企業からの個人情報流出は、こんな図式です。
ですから、「利用が近年急増している」ってのは間違いですし、個人情報流出の遠因ではなく、情報漏洩の原因とも言えるものです。
問題
ファイル交換ソフト自体は公開するファイル、公開しないファイルを指定できる仕組みとなっているが、ファイル交換ソフトが暴露ウィルスに感染してしまった時には本来非公開の個人情報や内部資料をネットワーク上に流出させてしまうことがある。
正解は?
○
今日の最後の問題です。
ファイル交換ソフト自体は、
「公開するファイル」と「公開しないファイル」を指定できる仕組みとなっている。
これはその通りです。
この仕組みがないと個人情報はだだ漏れですよね。
そして、問題は次です。
「ファイル交換ソフトが暴露ウィルスに感染してしまった時には本来非公開の個人情報や内部資料をネットワーク上に流出させてしまうことがある。」
これ、前問で見た内容です。(笑)
ウイルスって怖いですよね。
ご紹介してきた「Winny」は、Antinnyと言うウイルスが有名です。
感染してしまうと、非公開のファイルがネットワーク上に流出してしまいます。
ちょっとWikipediaから、、、
・Antinny.G 別名:キン●マウイルス
・Antinny.K 別名:仁義なき●ンタマ
他にも「タ●キンウイルス」なんて書かれています。(笑)
行政書士としての品位にかけるとか言われそう。。。
伏字ってことで。。。(笑)
「ファイル交換ソフト」
便利なんだろうなとは思うんですが、交換するもの共有するものがないので、私は近づくことはありません。
現在でも、結構な数のユーザーがいるようなんですが、大丈夫なんでしょうかね。
利用者側に有罪判決が出ているってことは忘れてはいけません。
今日も最後まで有難うございました。
今日のところはここまでです。
んでまずまた。
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