1月26日 公開講座「二人の戦没作曲家」演奏曲目 | 緑の錨

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歴史家の山本尚志のブログです。日本で活躍したピアニストのレオ・シロタ、レオニード・クロイツァー、日本の歴史的ピアニスト、太平洋戦争時代の日本のユダヤ人政策を扱っています。

終了いたしました。
当日の演奏曲目を列挙しておきます。

講師は小宮多美江先生。

紺野陽吉:弦楽三重奏曲
フェルッチョ・ブゾーニ:
       ソナチネ『1917年のクリスマスに』
山田耕筰:ピアノ五重奏曲『婚姻の響き』
尾崎宗吉:小弦楽四重奏曲
尾崎宗吉:ピアノのための四つの小品
フレデリック・ショパン:夜想曲第20番 遺作

予告されていた曲目に、ピアノ曲(ブゾーニとショパン)が加わっています。二曲とも、戦争と平和に関わりのある作品です。

ブゾーニのソナチネは第一次世界大戦末期の悲惨な時期に、作曲されたクリスマス音楽。

ショパンの夜想曲は尾崎宗吉が好んだ曲であり、また、ショパンがワルシャワを去った1830年、ポーランド11月蜂起の帰趨がショパンに衝撃を与えたことはよく知られた事実です。

次回は2月15日。主題は「島崎藤村と音楽」。
講師は岩田ななつ先生です。