伝説の名演奏家達は、日本人アーティスト編と来日アーティスト編という二つのセットにわかれています。それぞれ二枚組です。
日本人アーティスト編で、ピアニストだけあげると、井上園子、野辺地瓜丸(勝久)、安川加壽子の演奏が収録されています。
来日アーティスト編はシロタ、クロイツァー、モギレフスキーなど日本在住の音楽家と、シゲティ(ピアニストはマガロフ)、マレシャル、フォィアマン、ジンバリストなど演奏旅行の途中で日本に立ち寄った演奏家の日本録音が、両方おさめられています。
監修は、日本におけるクラシック音楽のSP盤復刻で主要な役割をはたしてこられたクリストファ・N・野澤先生です。
音質向上という意味からも貴重で、海外のコレクターの注目も集めると思われます。
また、ピアニストについて、日本洋楽演奏史の研究で貴重なのは、日本人ピアニストの歴史でもっとも銘記すべき演奏家のひとりと思われる井上園子の録音がかなり紹介されている点です。
私はまだ部分的にしか聴いていませんが、全部聴いて、ピアニストを主体に内容をご紹介できたらと思っています。
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