クロイツァー記念レリーフ | 緑の錨

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歴史家の山本尚志のブログです。日本で活躍したピアニストのレオ・シロタ、レオニード・クロイツァー、日本の歴史的ピアニスト、太平洋戦争時代の日本のユダヤ人政策を扱っています。

 東京芸術大学音楽学部には、レオニード・クロイツァーを記念したレリーフが立っています。あの「音楽は精神的に感得されなければならない、音楽を理解する、では充分でない」という有名な言葉とともに。

 雨の日、巨匠と対面してきました。

 実際にみると写真でみるよりも立体感があり、それと、レリーフそのものがかなり高い位置に、つまり、クロイツァーの顔があったかもしれない位置に据えられているので、ふつうの銅像や胸像よりも、より、その人物を蘇らせているように感じられました。