チャンネル銀河で警部マクロードが放映中。繰りかえしてみています。自分にとってのポワロと同じように定番化しそうです。パイロット版の「ミス・アメリカ殺人事件」をみてびっくりしたのですが、そこではクリフォード部長を別のひとがしている。お話そのものはしまったよい話だと思いますが、キャノン氏の存在と、キャノン氏クリフォードの性格設定はやはり偉大で、お話のおもしろさが違います。
とてもハード・ボイルド小説風なクリフォード部長と、ニューヨークの街の詩的なたたずまいとが、マクロードというどちらかというと原則論で動く猪突型の人物と組みあわさって、この物語の魅力が増すということになっているのでしょう。マクロードは日本版のDVDも発売されていないようなので、このドラマを見たことがなく、チャンネル銀河を視聴できる環境にいるかたは、ぜひ一度御覧になってみることをおすすめいたします。