一年半のブランクを経て、普通に通勤する仕事を始めた。
最初の頃、通勤途上や昼休みはスマホを見るのに忙しかった。
そういうのが不毛な気がして、
やっぱり紙の本――文庫本を持ち歩くことにした。
政治と歴史を含む評論本を読み終わったので、
昨日は普通の小説をかばんに入れて行った。
綿矢りさの『かわいそうだね?』
父が有無を言わさずよこす、いらなくなった本。
スキマ時間に読むには最適。
疲れない。
存外、面白かったので、本日、家で続きを読んで読了。
ああこういう読書があったなと思い出した感じ。
一日中家にいて、少々読みにくい本を
ゴリゴリ読むのとは全く違った読書感だ。
普通の人の読書ってこうなんだろうと思う。
頭を使う本を、わざわざ時間を作って読むのでなく
空いた時間にちょこっと読む……
流行作家とは、そういうのに適した人たちなんだな
なるほど
読みやすくて、ほどほどに面白い。
世間の人の気持ちがようやくわかった気がしたのです。