戦場のメリー・クリスマス | ぷぷぷ日記

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更新は思いついたとき。

『戦場のメリー・クリスマス』は1983年の映画。
公開当時は大物ミュージシャン衝撃のキスシーンが話題で、キャッキャッ騒いで見たわけですが……。今見なおすと、絶妙な構成ですね。
いかにも英軍将校なトム・コンティ、ジャック・トンプソン、そして当時は映画人でなかった たけし で脇をかため、そのうえにミュージシャン坂本龍一、デビッド・ボウイを配したキャスト。これだけでものすごくメリハリが効いてます。素人演技だからこそ魅かれるものがある。

舞台はジャワの捕虜収容所のため戦場のシーンはなく、それぞれ悩みつつ過ごす時間を描いている。メランコリックではあるけど、殴る蹴る、腹を切る、拷問死刑と厳しさは十分。日本兵が若干、栄養状態よすぎだけど、英連合軍の傷病俘虜のズタボロっぷりがリアルです。

昔は個人の悩みに気を取られてましたが、今回刺さってきたのは、
「人は、自分の信じるもののために、人を裁く」ということでした。
大島渚監督の意図はどうあれ、注意深く見ていると気になるセリフがいろいろとありました。

余談ですが、最近のヒロシマのドラマなんか見ると、「悲惨」な表現が消えてますね。ことさらにグロや残酷をテレビで晒さない配慮だとしても、原爆投下後の様子を感じられる演出上の工夫がなさすぎる。あれでは、原爆って大したことないみたいに見えますね。そこから、いったい何を想えというのでしょう?

追記:戦場のメリー・クリスマスのテーマ ボーカル版、はまってます。本編では使われてないんですけど映像がいい。
https://youtu.be/x1YkHJJi-tc
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