30本すべての監督作品が放映され、全部見ることができました。
一本ずつバラで見るとピンとこなかったろうと思われた映画も、
戦中、戦後、晩年と時代背景と黒澤の軌跡についての解説を交えながら見るとやはりすばらしい監督だったんだ・・・・と感慨深いものがあります。
というと偉そうですが、実は初見のものも多々ありました 。
戦後まもないころの作品などは心理描写が実に細やかで、 「黒澤は時代劇」という考えがすっとんでしまいました。
そんな繊細な感覚をふまえたうえで時代ものを見ると、また味わい深いものがあります。エンタメ作品もただのエンタメではなく、心情の細やかさも見えてくるといいいますか・・・
私のお気に入りは「隠し砦の三悪人」「影武者」、「用心棒」「七人の侍」などやっぱり時代劇です。 「隠し砦の三悪人」は今回初めて見たのですが、ここに登場するおかしなデコボココンビのかけあいが、「スターウォーズ」のR2D2とC3POをモトネタとなったそうです。
それから三船敏郎が両手に刀を構え手綱をはなしたまま馬で激走する大迫力のシーンは、「風とライオン」でショーン・コネリー扮するアラブの首長の激闘シーンにつながったとか。この作品は最高のエンタメを目指したということで、スカッとおもしろいですね。
てなことを解説で聞いていると、また「風とライオン」なんかも見たくなってきました。キャンディス・バーゲンとショーン・コネリーの共演。美しかったなぁ
今年もいい映画、また本にも、もっと出会いたいものです