低用量抗がん剤治療、17回目(3か月+27日経過) | utenaの末期卵巣がん闘病ブログ

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ステージIVの卵巣がんと腹膜播種が見つかって、
低用量抗がん剤治療で腹水・胸水が消え、余命数ヶ月の状態を脱却。
現在、手術目指して、TC療法中。

ほぼ4か月経過した、この低用量抗がん剤治療。

今は、27日に決まった手術を受けることが
治療プランのメインとなっているので、
あんまり細かいやりとりはしておらず、
大したレポートにはなりませんが、
毎週恒例ということで、今回もアップします。

先月下旬から2回ほどお試しして、
前回お休みしてみた、とある補助剤。
血液検査の数値上、効いていたことがわかりました。

体感としても、気持ち悪さ、吐き気が消え、
効果が感じられたので、
これは実費なのですけど、それほど値段も高くないので、
続けてみることにしました。

あと、超音波で検査してもらったら、
思ってた通り、少し腹水もたまってました。
ただ、それほど量はなく、水を抜くには至らず。
漢方の利尿剤を、お試しでもらってきました。

「水がまたたまってきて、いろんな箇所がかなり痛むし、
もし手術中止となったら、どうしよう!?」
っていうのが、すっごく不安だったのですけど、

「それは、もう、入院先の先生に
判断ゆだねるしかないから、
こちらではなんとも言えないけどね、
まあ、婦人科だったら大丈夫だと思うけどね」と三好先生。

それほど水もたまってなかったし、
きっと大丈夫だろう、と、ちょっと安心しました。

それに、もし、手術ができなくなったって。
また違う手立てを考えればいいし、
もう、あれこれ気にしない、と決めました


この低用量抗がん剤治療を始めて
QOLがアップし、持ち直して過ごしたこの時間、
とっても尊い時間だったから、

もし仮に今、ブッブ~ってブザーが鳴って、
はい、楽しい時間はおしまい~、って
タイムリミットになってしまったとしても、

少なくとも、去年のような状態で
おさらばになるのとは、ぜんぜん違うから、いいや、って。

もちろん、これから手術したり、治療したりして、
がんがん生存を目指していきますけどね

痛みとともに現れる
今後への不安や恐怖が治まりはじめ、
達観した気持ちが現れてきました。

これには、アマゾンで見つけた、
とある本のおかげもあるかと思います。

神の手を持つ脳外科医
福島孝徳先生を取材した本、
『神の手のミッション 福島福島孝徳』。

ミッション・インポッシブルの
トム・クルーズみたいに、
不可能を可能にしていくお医者様。

たまたまアマゾンで目にして、
手術の不安を処理できるかな、と思って
取り寄せてみました。

超難しい手術を年間600本もこなし、
普通のお医者さんに「手術不可能」とか、
「治せない」などと匙を投げられた人たちが、
先生の手術で、幸せな人生を取り戻していく。

奇跡を生み出すため、日々精進しまくり、
患者さんたちの幸せのために
使命感をもって、人生を捧げてる姿が
ほんとにすばらしくて。

そして、手術で幸せを取り戻した、
患者さんたちの笑顔もまた、すばらしくて。


私も、せっかく今回、こうして
手術を受けられることになったんだから、
怖いのは仕方ないとしても、
手術によって得られる未来を
ありったけ夢見て、未来を描いていこう
そんなふうに思わせてくれる、
とってもよい本でした


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