低用量抗がん剤治療、15回目(3か月+13日経過)(ちょっとテキスト追加) | utenaの末期卵巣がん闘病ブログ

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ステージIVの卵巣がんと腹膜播種が見つかって、
低用量抗がん剤治療で腹水・胸水が消え、余命数ヶ月の状態を脱却。
現在、手術目指して、TC療法中。

水曜日、今週も低用量抗がん剤治療のため
銀座並木通りクリニックへ。

今日は、婦人科の先生の診断結果の
報告がメインでした。

月曜日、R病院の婦人科のK先生に
会いに行ってきたのです。


最新のCT画像、これまでの経過データ、
そして新たな細胞診、触診、エコー、
その他一般的な検査を行った結果・・・

「今なら、助けられます

と、力強いお言葉をいただきました

K先生は、こうして胸水腹水が消えたり、
炎症反応が落ち着いたりしていることに
非常に驚いていらっしゃいました。

「いろんなことがうまくいってて、
今なら手術できる状態です」とのこと。

腫瘍は、さらに育っていて、12×14cm。
「卵巣は二週間ずつでも変化があるから、
できるだけ早く手術してしまいましょう」とおっしゃって、

先生と、付き添い担当の親友Mちゃんの
スケジュールが合う今月27日に手術、
25日に入院、と決めました。

また、手術後の抗がん剤に関しては、
薬剤に対する弱さ、過敏さなどを伝え、

「これまでうまくいってた治療を続けてください」
と、低用量の治療を続けることをOKしてくださり、
経過もちゃんと観察してくださるとのこと


・・・以上の結果を一通り、
三好先生と顧問の片岡先生にお伝えしました。

「そうか、よかった~!!」と先生方

クリニックで紹介していただいて、
K先生に会いに行ってきたのですが、
実際、連携で治療された経験もなく、
どういうお返事がいただけるか、
ふたを開けてみないと、全くわからなかったのです。

診察を受けてきた感触では、
ほんとに聡明な、心ある先生であったことを伝え、

先生方は、報告の言葉に、
そうかそうか、とほっとしてます

金曜日に紹介状を自宅に送ってもらって
月曜日には診察と手術のブッキングまでこぎつけ、
すばやい展開に感激しました。
しかも、理想の対応です


とはいえ、実は、
手術、超びびってるんですが・・・

卵巣がん患者さんたちのブログで読むと、
みなさん手術して、抗がん剤治療を行って、
標準治療でばっちり戦われています。

卵巣がんブロガーで、
手術してないのは、きっと私くらいではないかと。

そんな私も、いよいよ手術・・・

こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい~~

これまで私は何度も、
いろんな手術をしてきたのですけれど、
なぜか今回、ものすごく怖くて。

ちなみに、なぜ初めに
手術しなかったかというとですね、

すでに、もう末期だったし、
播種など全部とりきれないし、
臓器を取り除くこと自体に、すごく不同意で、
自然療法で治したかったのが、第一の理由。

第二は、当時の主治医が、
手術と抗がん剤をセットで行なうことを強要、
例外を受け付けなかったことへの不同意。

そこから、がん難民になって
腹水、胸水、痛みをかかえながら
ジプシーしてる間、

間もなく、サプリ、漢方はおろか、
自然療法の基本の
食事自体がとれなくなって、
ほとんど死にそうに。

ようやく今の治療で救出され、
今や、手術できる状態になり、

標準治療の病院で、非標準治療の
低容量の治療続行もOK、という
ふつうは、ありえない、
ありがたい展開なのだから、

これはもう、ただただ、
喜び、感謝するだけのこと。

なのに、なぜか、どうしても、
まだ、嫌だったり、怖かったり・・・いろいろと。

なので、またもや、点滴中は
医療コーディネーター兼よろず相談担当の
岡田さんに、気持ちを聴いてもらったり、
アドバイスもらったり。

話していただいた、シビアな例。

手術できない状態のがんを縮小するために、
がんばって抗がん剤を続けた結果、
それで体が弱って、手術できなくなった方のこと、

薬が効かずに、がんが縮小せず
手術がずっとできないままだった方のこと、

「そう考えると、私は本当にラッキーですね・・・」
とつぶやくと、大きくうなずき、

「そうですよ、utenaさん、ほんとにラッキーですよ。
これまで、いろんなことが、こんなにうまくいってて。」

そして、がんを取り除けば、
その分だけ延命可能である、との説明。

がん細胞が抑制されてなかった頃の、
当時の身体の感覚を覚えてます。
あのだるさ、苦しみ、痛み、つらさ・・・
減ったら、減った分は、楽になるのは請け合い。

播種など、すべて除去するわけじゃないけど、
それでも取った分は、毒素が減るので、
その分は闘うパワーが取り戻せることでしょう。

話して、手術の恐怖心が少し和らぎました。
でも、まだまだ、作業が必要ですが^^;


婦人科のK先生には、初対面、短時間で
どっさりと質問とお願いごとを伝えまくり、

先生も私の性格を理解されたようで、
「こんな人はじめて」って言ってたし、

付き添いMちゃんには
「あなたも大変だね~」と
笑いながら、ねぎらいの言葉をかけ・・・

つまり、私は、相当うるさいってことなんです

さらに、超痛がり、超こわがりで、
もともと、採血の注射すら大騒ぎ

それでも、なんとか腹水や胸水抜きまくったり、
抗がん剤の点滴を毎週受けて・・・
修行は積みました(笑)

入院までには、なんとか、
あわてず、騒がず、心静かな
まな板の上のコイになりたいです。

(経験者のみなさま、よろしかったら、手術についてなど、
アドバイスいただけましたら幸いです!!)


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