低用量抗がん剤治療、13回目+14回目(&Calle 13 - Latinoamérica) | utenaの末期卵巣がん闘病ブログ

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ステージIVの卵巣がんと腹膜播種が見つかって、
低用量抗がん剤治療で腹水・胸水が消え、余命数ヶ月の状態を脱却。
現在、手術目指して、TC療法中。

弱気なブログを書いてしまい、
ご心配かけてしまいました。
ちょっと反省しております・・・^^;

いつも通り、水曜日、銀座並木通りクリニックへ行き、
元気になって戻ってきました。

前回のブログで、
すでに前回の治療についての報告を
何気に書いており、
新たに追加で書くようなことも、実はなくて、

そして、昨日の診療では、
ちょっとここにはまだ公表できないこともあったり、
CTの結果も、婦人科の専門の先生に仰ぐことになり、
近々、婦人科に行ってくるまで、
ご報告できるネタがありませ~ん。

でも、いつもの通り、いえ、いつも以上に
私の回復のために、先生方が動いてくれて、

「こんなにディープに、
こんなにあったかく関わってくれる
がんのクリニックがあるなんて!!!」と
うるうるものでした。
感謝の気持ちでいっぱいです

ブログのコメント欄への
あたたかいコメントも、もちろん感謝です
o(〃^▽^〃)o

さらに、今日は、訪問看護師さん、
リハビリの若者、ヘルパーさんにも来ていただいて、

そして、またまたよい音楽を見つけたりして、
そんなところからも、パワーをゲットし

こうして、たくさんの方々に生かされていて、
感謝でいっぱい。ありがとうです


今日見つけた音楽と映像はこちら、
Calle 13 の「Latinoamérica」

詞も映像もとても良くて、何度も聴いて、観て、
心がまっすぐ、すっくりと立ち上がれました。

Calle 13 - Latinoamérica



僕は
僕は彼らが残していったもの
僕は彼らが盗み去ったもの余りのすべて
山頂に身を隠した民
僕の肌は革でできている だからどんな気候にも耐える
僕は煙の工場
君の消費のための農業労働力
真夏の寒冷前線
怒りの時代における愛 僕の兄弟よ
生まれる太陽と死んでいく日
最高の夕暮れとともに
僕は血の通った開発
唾の飛ばない政治家の演説

僕が知っている最も美しい顔

僕は失踪した人の写真
僕は君の血管の中の血
僕は価値ある土地の切れ端
僕はインゲン豆入のカゴ
僕は君に2本のゴールを得点しながら 英国に立ち向かうマラドーナ
僕は僕の旗が支えるもの
地球の背中のとげは僕の山脈
僕は父が僕に教えてくれたもの
祖国も母親も愛していない彼
僕はラテンアメリカ
脚がなくても歩く民

君が風を買うことはできない
君が太陽を買うことはできない
君が雨を買うことはできない
君が熱を買うことはできない
君が雲を買うことはできない
君が色を買うことはできない
君が私の喜びを買うことはできない
君が私の痛みを買うことはできない

僕には湖がある 河がある
微笑むための歯もある
僕の山々を彩る雪
僕を乾かす太陽と僕を濡らす雨がある
竜舌蘭の一杯の美しさにうっとりした砂漠
コヨーテ(注1)と歌うために 必要なものすべて
僕には澄み切った青を吸い込む肺がある
息苦しくなる高度
僕の口にはコカを噛む奥歯がある
破れた葉っぱとともにある秋
星空の下で書かれた詩
ぶどうがぎっしりのぶどう畑
キューバの太陽の下のサトウキビ畑
僕は家々を見守るカリブ海
聖水の儀式を行いながら
僕の髪をとく風
僕は私の首にぶら下がる全ての聖人
僕の闘いの本質は人工的なものではない
僕の大地の肥料は自然のものだから

君が風を買うことはできない…
あなたが風を買うことはできない…
君が太陽を買うことはできない
君が雨を買うことはできない
(私たちは道を描きながら行こう
歩いて行こう)

君が私の命を買うことはできない
私の大地は売り物ではない

度を超しているが 誇りを持って働く
ここでは分かち合う 僕の物は君のもの
ここの人々は波のうねりでは溺れない
もし崩れたとしても 僕が再び築く
君を見る時 僕はまばたきもしない
君に僕の名字を覚えてもらうため
僕の寝床を侵略するコンドル作戦(注2)
赦すけれども 決して忘れはしない!

(私たちは歩いていく)
ここで闘いは息をつく
(私たちは歩いていく)
聞いてもらうために私は歌う

ここで私たちは立っている
アメリカ 万歳!

君に私の命を買うことはできない


※1:メキシコ-アメリカ国境の密入国を助ける違法組織
※2:70,80年代に米国CIAの支援を受け、南米各国の軍事政権間で取り交わされた左翼分子一掃のための取り組み。少なくとも6万人以上の死者、行方不明者を出したとされる。



ガルシア・マルケスの「百年の孤独」など、
ラテンアメリカの文学は好きで、
現実と幻想がいいかんじで交じり合ってたり、
なんか、すごく豊かでおっきいんですよね。

好きなブラジルポップスも、
スペイン語圏じゃないけど、
アングロサクソン系の人々のポップスの歌詞とは
なんか違うアプローチで、
ポップで卑近な事柄と、神や宇宙や大地が、
遠く離れていない、っていうのかな。
スペイシーな、スピリチュアルなところが好きなのです。

スペイン語圏の音楽は、
今まであんまり聴いてこなかったけど、
この曲の歌詞を見つけて、読んでみると
自分の好きなタイプの歌詞だったので、
うれしくなりました。

映像に映りこむ人々、物事、景色が
作品の意図と相まって、
力強く、生命力にあふれてて、
闘病する心に注ぐ、ガソリンになってくれて、
ありがたい

ちなみに、何人か出て来る女性歌手の一人
Susana Becaスサナ・ベカは、
ペルーの文化大臣を務めたこともあるそうです。

他にも、最近、ラテンアメリカ、アルゼンチンの
とてもユニークなおばさん(失礼)、
もとい、女性アーティストを見つけたりして、
なんだか、ラテンアメリカづいてる今日この頃です。

スペイン語がもっとわかると楽しそうだなあ。


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