低用量抗がん剤治療、11回目(2か月+16日経過) | utenaの末期卵巣がん闘病ブログ

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ステージIVの卵巣がんと腹膜播種が見つかって、
低用量抗がん剤治療で腹水・胸水が消え、余命数ヶ月の状態を脱却。
現在、手術目指して、TC療法中。

銀座並木通りクリニックへ。

低用量抗がん剤治療も、もう11回目となりました。

先生方にごあいさつして、一週間の様子をご報告。

毎週のことながら、やっぱり、
お二人にお会いすると、元気出ます~

「前回、抗がん剤を半分に減らしてもらって、
今回、数値的にはどうかわかりませんけど、
身体はその分、楽になってます。

抜け毛も、これまでの1/4くらいです。
やっぱり、低用量でも影響あったんですね~!」

今まで、抜け毛のことは話したことがなくて、
「そんなに? それはだいぶ量が変化したね~」
と驚いてました。

先週調べてもらった、副腎がらみの項目や
その他ホルモンなど、気になる項目の血液データは、
特に問題は見つからなかったとのこと。

そして、昨日の血液自体も、
白血球、血小板、その他、問題なし。
よかった

抗がん剤半分量のトライアルは
このまま続行となりました。

やっぱり、半分でいいなら、
その分、楽だから、とてもうれしい


「あの、ひとつ質問なんですけど・・・」

と、ここで、最近思っていたことを尋ねます。

何を思っていたかというと、

死ぬかも、っていう末期状態がおさまり、
いいかんじで、がんがコントロールされている今。

この状態が、もしずっと続くとして、
それは、どのくらい続けていけるものなのか、
ふと疑問に思ったのです。

がんと共存していて、
それなりの量の医療用麻薬を毎日使っていて、
低用量とはいえ、抗がん剤も毎週使っていて、
これを、10年、20年、続けていけるものなのか、

また、手術をして、取り除くという選択肢は、
今後、まったくないのか、知りたくなったのです。


「この『低用量抗がん剤治療』という、
非標準治療を行っている場合、
手術をしてくれる病院、を見つけること自体が
非常に難しいね」

というのが最初の回答でした。

ふつうの標準治療を行うレールと、
私の乗っているこのレールは、
まったく相容れない状態にあるようです。

ゆくゆく、もう少し、この治療法が
世の中で認められたら
また変わってくるのでしょうが、
今のところは、完全に無理みたい。

なるほど~~~

いずれにせよ、
低用量の抗がん剤の量では
体内に毒が累積していく心配はなく、
ずっと投与し続けてても問題ないでしょう、
とおっしゃるので、そこは、ちょっと安心。

とはいえ、それで、10年、20年、
続けてる人はまだいない。

その見本例となる
最初の人になるのが目標ですねっ


抗がん剤の治療が功を奏してて、
腫瘍マーカーも下がってるし、
その分、播種も減ってきているでしょうし、

もしいつか、チャンスが来たら、
その時は、手術で根こそぎ取り除くということも
不可能ではないんじゃないかな、
と感じ始めた今日この頃です。

今、こうして生きられていることについて、
神様がくれた、ギフトのような余生、
そんなかんじでとらえていたのですが、

元気が出てきた分、欲も増してきて、
もっと生きたい、長く生きたい、
そういう気持ちが出て来てるみたい。

いつ死んでもいい、なんて思ってた時に比べて、
とてもいい傾向だと思うんだけど、

がんであっても、なくても、
明日の命の保証など、誰にもないわけで、

いつ、どこで死んでしまうか、
誰もわからないのだからね、

生命の長短に注意を置くよりは、
毎日を大切に、丁寧に生きる、
そのことに、もっと心を向ければ、
悔いなく、少しでも満足できる生き方が
できるんじゃないかな、と思いました。

まだまだ、上の空で暮らしている時間が多いしね、
焦ったり、心配してる時間があると、
その時間は、間違いなく、
丁寧に生きているとは言えない状態にあるから。

闘病だけじゃなく、やるべきこと、やりたいこと、
いっぱいあるし!がんばろう~!


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