運用成績の大きな分かれ目 ~「分析型」VS「直感型」~
プロの投資家の中でも、いろんなタイプの方々がいらっしゃるのは前述のとおりです。
特に大きな分かれ目となるのが、「分析型」と「直感型」ということになります。
「分析型」とは、ファンダメンタルズ分析を中心に、投資判断を行うに際して、徹底的に分析を行い、その結果に絶対的な自信を持って、その分析データを元に判断を行う人のことです。
「直感型」とは、ある程度の分析結果は参考にするものの、最終的な判断は「自らの直感」に頼るという人のことです。
あなたが、投資家さんだとして、どちらのファンドマネージャー、ディーラーにお金を託したいですか?
一般的には、「分析型」の方のほうに、お金を預けやすい傾向にあります。
なぜなら、投資家の規模が大きくなればなるほど、どのファンドマネージャーにお金を託すかという判断に対する責任は大きくなります。
特に、年金基金や、財団、大金持ちのファミリーオフィスの運用担当者などは、自分の決定で数千億円~数兆円の資産の運用成果が左右される重大な役回りです。
そのときに何を重視するかといえば、「言い訳」なのです。
これは、意外なことかもしれませんが、実際よくある話です。
ですから、ファンドマネージャーを選択する際には、徹底して分析を行っていると思われる人を選択することで、「十分な調査体制を持つファンドマネージャーでもうまくいかなかった」という言い訳をできるようにするのです。
望ましくは運用成績がいいのが一番よいのですが、もしうまくいかなかったときに責任を負わされるリスクをヘッジした動きになってしまいます。
これは、雇われている人ならば、職を失いたくないので、当然働く心理状況だと思います。
しかし、実際に運用パフォーマンスがよい傾向があるのは、「直感型」の人だといわざるを得ません。
表向きには皆さん十分なリサーチをすることを前提にしています。
しかし、最終的な判断は、直感に頼る人が伝説のファンドマネージャーには圧倒的に多いのです。
彼らは、必要最低限のリサーチを行い、それらと自らの経験、そして直感を元に日々投資活動をしています。
その結果、ほかとは違う大きなリターンを得ることができるのです。
また、リサーチに必要以上に依存していないため、自らの間違いを用意に認めることができ、外れたときの怪我を小さくすることができるのです。
一般的にいえば、経験の少ないファンドマネージャーは、「分析型」の傾向が強く、熟練度があがるほど「直感型」の人が多くなります。
しかし、もともと「直感」を大事にする人と、「分析に頼る人」は性格的な分かれ目があると考えられ、それがファンドマネージャーやディーラーとしての資質の問題となることでしょう。
一般の皆様は、どうしても「リサーチが大切」「十分な調査研究がないと負けてしまう」と思いがちだと思いますが、一般投資家ほど直感を働かせられる余地が大きく、投資家として大成功を収められる自由をお持ちなのです。
ひょっとしたら、伝説のファンドマネージャーよりも伝説の存在になることだって、夢ではありません。
実際に、カリスマトレーダーの方が何人も登場していますので、それがうそではないことはお分かりいただけることと思います。
トレーディングにおかれましては、ぜひとも自らの「直感」を大事にすることを忘れないでくださいね。
【まぐまぐメールマガジン】伝説のファンドマネージャーの教え~元ファンドマネージャー相場一輝~
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はじめまして、元ファンドマネージャーの相場です。
このブログでは、FXに限らず日経225・株式投資の情報も提供していく予定です。
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