伝説のファンドマネージャーの教え ~元ファンドマネージャー”相場一輝” -10ページ目

いろんなファンドマネージャーのタイプ ~証券会社裏話~

 私が就職活動を始めた際、何になりたいのか、何をやりたいのか、徹底的に考え抜いた結論が、「相場師」だった。


 短期ならディーラー、中長期ならファンドマネージャー。


 そのどちらかを目指し、金融機関めぐりを始めた。

 将来的な転身も見据え、国内は大手(トップのみ)、外資系(米系、欧州系の両方)を押さえて回らせていただいた。


 ご縁あって、証券業界にお世話になり、株式市場を中心に歩みを進めさせていただいた。


 そして、社会人になって8年目にして、ようやくファンドマネージャーのポジションを得る光栄に授かった。


 それまで、私の中でファンドマネージャー像というのがある程度漠然として創られていたのだが、現場を経験すると、その私の「ファンドマネージャー像」というのは、かなり「あこがれ的」であったのだと気付いた。


 実際には、いろんなタイプのファンドマネージャーさんたちがいらっしゃいます。


 投資戦略のバリエーションほど、違う性格や性質のファンドマネージャーがいるということなのでしょうか?


 たとえば、お金の使い方にしても、その人の投資スタイルというものが、普段の生活にも反映されているという面白い傾向があることはあまり知られていない。



 一概に言えませんが、大きく分けて、株式のアクティブ運用系ファンドの場合「グロース系」と「バリュー系」に分けられ、「グロース系」は投資企業の成長に期待する投資手法をとり、「バリュー系」は割安投資を徹底させるという特色がある。


 個人的にお付き合いしていくと、「グロース系」のファンドマネージャーは、お金遣いが派手目で、「形のないもの(飲食、遊び、交友関係等)」にお金を使う傾向があるように思います。


 一方、「バリュー系」のファンドマネージャーの方は、堅実なお金の使い方をされる方が多く、同じものを買うにしても「少しでも安く」買おうとします。同じ商品を買うのに、お店をいくつか回って安く買えるよう努力したり、安く買えたら御機嫌が良くなる方も多くいらっしゃいます。

 そして、買うものも、サービスより「財」ということで、「モノ」を買う傾向が強いように思います。


 上記は、あくまでも一般論をお話しさせていただいておりますので、「バリュー系」の方でも、お金遣いが派手な方もいらっしゃいますし、「グロース系」の方でも、「1円でも安く買いたい」人もいらっしゃいます。


 それぞれの投資スタイルや、性格が違うことからも、さまざまな運用パフォーマンスの違いになってあらわれてくるのかもしれません。


 大まかにいって、投資スタイルが、普段の生活にも反映されるということはあまり知られておりませんが、意識してみると結構当てはまっていることが多いように思います。


 このことは、あなたの投資スタイルをお決めになる参考になるかもしれません。

 ご自身の性格を把握していれば、自分にあった投資スタイルというのが特定できる可能性が高まります。


 自分に当った投資スタイルを見つけることは、精神的ストレスを軽減させ、さらにパフォーマンスの向上につながる大切なプロセスです。


 是非とも参考にしてみてくださいね。


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