女子高生のこと泣かしまた!! | 好きなことで生きる!Webライター、カメラマン、オンラインセミナー講師

好きなことで生きる!Webライター、カメラマン、オンラインセミナー講師

日本最大の学びのプラットホーム「ストリートアカデミー(ストアカ)」にてプラチナバッチ獲得。人気講座ランキング1位獲得。

■ 女子高生のこと泣かしまた!! 
「勉強がうまくいってない」
 
高校3年生で受験を控えているAちゃんから
LINEが入りました。
 
「zoomで話しようか?」と提案
「お願いします」ということで
zoomをすることに。
 
この子とは毎月定期的にzoomで
受験指導をしてるが、
そんな流れから昨日は
急遽することになった。
  
夜10時。
 
ピンポーン
 
彼女がzoomに入室してくる。
 
画面越しに映る彼女の表情には
いつもの明るくて
元気な様子はない。 
 
しょんぼりして
空気の抜けた風船のようになっていた。 
 
「どうしたの?」と聞くと
 
「勉強に身が入らない」
「やらないといけないことは
 わかっているけど
 どうにもやる気が起きない」
 
と返答が。
 
「そか。それでどうしたいの?」
と聞くと
 
「・・・・・・」
しばらくの沈黙。
  
そして、Aちゃんのお人形さんのように
パッチリ二重で大きな瞳にキラリと光るものが。
 
その目を伝って
スーッと涙が流れてきた。
  
「どうしたら良いかもう、かわからないです。」
  
彼女は泣き出した。 
 
 
僕の前で生徒が泣くことは良くある。
そんな時に僕が思う事。
  
それは、
 
良いことを言ってあげよう、とか 
元気付けよう、とか
泣き止ませよう、とか
そういったこと、ではなく!
 
よし、もっと泣かせてやろう、
ということ。
  
  
えっ!?
もっと泣かせるだなんて、ヒドイ!
鬼!悪魔!!ろくでなし!!!
と思ったかもしれないがそうではない。
 
逆に泣いてる人に対して、
泣かないように勇気付けたり、
大丈夫だよって励ましたりすることって
その人を否定しているように思う。
 
だって
元気がなくて、
大丈夫じゃないって思ってるんだから
そんなことないよ!
って言ってもそれは無責任。 
  
赤ん坊じゃないんだ。
高校3年生ともなれば、それなりに大人だ。
それが人前で泣くって勇気のいること。
 
溜まっているものがあったんだ。
子どもには子どもの気持ちや
ストレスがある。
 
それが涙という形になって目から溢れた。
だったら、溜まってるもの全部出させよう!
ってのが僕の考えだ。
 
そう、まるでダムが決壊するかのように
泣きたいだけ泣けば良い!って。
 
ただ、これには時間と忍耐がいる。
 
泣き出したら、会話にならない。
泣き止むまで時間がかかる。
落ち着いたかなって思って声をかければ
また泣き出す。
 
しばらくは、それを繰り返す。
 
でも、それに付き合う。
 
こちらから、
何かを促したり、
急かしたりは一切しない。
聴いて、頷いて、共感して。
ただそれだけ。
 
zoomで液晶越しだけど
まるで隣にいるかのような
安心感を与えて
じっくり待つ。
 
待つ。
 
待つ。
 
とにかく、待つ。
 
あなたには、
自分の力で乗り越えられる力があるよ
って心から信じて、待つ。
  
  
忙しい現代社会にいる大人は
それが出来ない人が多いと感じる。
 
泣いてる子どもに対して、
そんな考えは間違っている。
甘えたこと言うな。
世の中はもっと厳しいぞ!
 
なんて正論という武器を
振りかざす。
 
  
確かにそうかもしれない。
それが正しいのかもしれない。
でも、正しいことが正解とは限らない。
 
そんなこと子どもに言ったら
自分のことをわかってくれない、
と思って大人に相談しにくくなる。
 
それで、誰にも相談出来ず、
1人で抱え込んで悶々とする。
 
そういう寂しい気持ちをしている子って
意外と多いのかも。
 
何を隠そう、僕がそうだった。
  
  
とにかく、
昨日はAちゃんに付き合った。
 
涙腺というダムが決壊して
落ち着いたのが、
それから1時間以上経ってからだった。
 
やっとそこから
今後どうしていくかの話し合い!
 
出すもの出したAちゃんは
少しだけいつもの元気を取り戻した。
  
今後の計画を一緒に考えて
zoom開始からかれこれ約2時間経過。
ようやくzoomを終了した。
 
最後にAちゃんから
「ありがとうございました」
と言われた。
けど、僕は何もしてない。
 
ただ、信じて待っただけ。
そして、じっとAちゃんの話を聴いただけ。
 
Aちゃんは自分の力で乗り越えて、
次に向かって歩き出そうとしている。 
 
やっぱAちゃんは強い子だった。
 
僕はそれをこれからも
応援していくだけ。
 
応援することしかできないけど、
精一杯応援していこう。
   
 

 
自分が言いたことじゃなくて
相手が言って欲しいことを
言うって結構難しいと思う。
 
相手の話を良く聴く。
言葉の一言一言に意識を向ける。
その様子もしっかり観察し、
相手を理解することに徹する。
 
僕は子どもの話を聴くとき
こう言ったことに心がけ
全身全霊で向き合っていく。
 
 
もちろん、いつもいつも
上手くいくことばかりじゃないけれど
僕と話をした子どもの1人でも多くが
「話しができて良かった」
「おかげでやる気なった」
と言ってもらえるように
これからも子どもの応援団でいたいと思う。
 

さぁて、今日も元気にいきましょう!


================

 

子どもの学習相談

子どもへの声かけなどの相談

などお子さんへの相談などお気軽にお問い合わせください。

↓↓↓お問い合わせはこちら↓↓↓

https://ws.formzu.net/dist/S78156972/

 


👇👇LINE登録はこちら👇👇
お得な情報をお届けしてます
 

友だち追加

著書はこちら
↓↓↓↓↓
Amazonランキング で7部門1位を獲得した書籍はこちら
 

オススメの記事

子どもの成長を250倍にする子育てレポートはこちら
子どもとの良好な関係を築く20のアイディアはこちら

 

文部科学省認定授業の開催はこちら

一度は受けたい小学生が感動した夢の授業in福島県いわき市
小学生の心に感動を刻んだ大反響の夢授業in福島県いわき市