昨日、中学校でのグループワーク授業を参観して、インストラクションについて考えさせられました。
インストラクションというと単なる指示・説明と受け取られがちかと思いますが、熟練したファシリテーターは実は単にやり方・手順を言葉で説明するのではなく、いろいろなことをやっているのだと思いました。
心理学では「態度」について思考・感情・行動の3つの側面を分類しますが、インストラクションについても思考・感情・行動の3つが重要です。
思考ではやり方の手続き的知識について説明します。これは基本のキでこれがなければワークはできません。ここでは「長さ」が一つのポイントで短すぎると必要な情報を伝えることができず、また長すぎるとメンバーは飽きてしまいます。
行動では実際にやって見せることが重要です。実際にやってみせることは手続きをより具体化する効果があります。また、インプロゲームのようなワークでは、ファシリテーターがひょっとしたら失敗するかもしれないリスクを負って実際にやってみせることで、メンバーにリスクを背負って飛び込むモデルを演じることにもなります。
そして、そのようなインストラクションを見てメンバーに「楽しそう!」「やってみたい!」という感情が生じたら、もうワークは半分成功したようなものです。そこまで含めて統合的なインストラクションになります。
学校の先生方のインストラクションは思考に重きが置かれていると感じましたが、必要なことをきちんと伝えることに加えて、パフォーマー的なロールをとることで、メンバーの動機づけを一層高めることができます。








