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茨城大学人文社会科学部正保研究室

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2021年5月15日〜17日に筑波大学によって開催された第39回日本学生相談学会で「心を育てるグループワーク」のオンラインWSを行いました。

元々はかなり以前に「対面」を前提にお引き受けしたWSでしたが、昨年からのコロナ禍でオンラインでの開催となりました。

短時間のWSであればオンラインでもそれなりに「誤魔化す」こともできますが、今回のWSは計5時間の長丁場なので、結構気合いを入れて取り組みました。

また普段大学で使っているのはMicrosoftのTeamsですが、今回はzoomでの開催でしたので、その使い勝手の違いも心配なところでした。こちらは事前に茨城大学のゼミ生を動員して「模擬WS」を開催して、できること、できないこと、注意事項を確認して臨みました。

結果は上々と言っていいでしょうか。

参加者33名でしたが、ブレイクアウトルームを何度も使い、全体とグループを行ったり来たりしながら計11件のワークを実際に体験し、合間に詳しい解説を行うことができました。どうしてもオンラインでは実施が難しいところはビデオを活用しました。

途中、画面内にどこかで見た人がいるなあ、と思っていたら休み時間に「先生、お久しぶりでーす」と声を掛けられ、よく見たら結婚して姓が変わった昔の教え子でした。思いがけず、なつかしくお話することもできました。

しかし、こんな感じで学会が開催できるとなったら今までやっていたような大きな会場を借りて、大勢で民族大移動をやって、という学会は今後どうなっていくのかなあとも考えさせられました。

コロナが終わっても社会は昔と同じようには戻らないのでしょう。

 

実施したワークは以下になります。

一歩前へ!、共通点探し、エンカクトーキング、My favorite things、WANTED!、おもちゃジェスチャー、仕事ジェスチャー、私は木です、知ってるよ!、それはちょうどいい!、ワンワード

クラーク記念国際高校さんでは朝学習の時間を活用しコニュニケーションワークを行なっています。

こちらの記事ではスゴロクトーキングとスゴロク・究極の選択を実施されているようです。

スゴロク・究極の選択の実施例をネットで拝見するのは珍しいです。

ご活用ありがとうございます。

 

https://157.205.194.145/kanto/tokyo/news/?page=74

 

 

新型コロナが終息どころか徐々に勢いを増す中、大学ではオンライン授業やオンラインでの集団活動の必要性が高まっています。そうした中で「スゴロク・トーキングを活用しました!」というご報告をいただくことがしばしばあります。

従来のスゴロク・トーキングはサイコロを使うことを前提としていますが、オンラインでやろうとすると必ずしもサイコロが手許にない場合もあります。オンラインのサイコロもありますが、わざわざダウンロードするのは面倒くさいかも、ということでサイコロの要らない「エンカク・トーキング」を開発しましたが、今回その「エンカク・トーキング」をニュースタイルにバージョンアップしました。

サイコロは全く使わず、各ステージに用意された話題を指定回数話したら、次のステージに進むというものです。

4〜5人が適正人数ですが、その場合、各ステージで話す回数を1回とした場合、ステージ4までやって大体15分位で終了します。つまり、各ステージ2回なら30分、各ステージ3回なら45分です。このように回数を指定することで所要時間をコントロールすることもできます。

以前は、似たような構成のスゴロクを「サイコロ・トーキング」として紹介していましたが、今回は、そこに「究極の選択」も一部混ぜて「ハイブリッド・バージョン」としてみました。

大学生に使ってみても、反応は上々です。よろしかったらご活用ください。

(2021年5月19日、シートを一部修正しました。)

 

 

「エンカク・トーキング」旧バージョン

 

 

 

「サイコロ・トーキング」はこちらです。名前が似ていて紛らわしくて申し訳ありません。

 

 

先週、人文社会科学部・人文社会科学研究科で新入生交流会をオンラインで開催しました(計3回)。

今回、私が企画役になり、以下のワークを提案しました。

同じ学科・コースの新入生が相互にかかわり合うワークです。

ここにはワークが計4つ記載してありますが、実際はこの中から取捨選択して3件実施しました。

Microsoft Teams上でブレークアウトルームを最大限に活用して実施しました。

 

はじめに、ワーク3のために、予め「ファイル」からエンカク・トーキングのpdfファイルをダウンロードしておくよう指示します(本記事最後にテキスト掲載)。

 

以下のワークの進め方は、各ワーク毎に予め全体に対してアナウンスしておく必要があります。全体で一度「模範」をやるとよいでしょう。

 

◎ワーク1:一歩前へ!(15分程度) 

概要:比較的大人数で、軽い自己紹介をしながら、相互理解を深める。

1.予め終了予定時間をアナウンスしておいてから、「ミーティングを作成」から「会議室の開始」でブレークアウトルームに割り当てる(各グループ13人×5グループ)。※ブレークアウトルームへの割り当ては人数に応じて会議室数を指定の上、「自動」で行う。

2.最初の人がチャットウィンドウに自分の名前を入力する。※誰が最初の人になるかがポイント。可能なら教員が各グループに分かれて入室し、サポートすると良いと思う。あるいは「ファーストネームのアルファベット順」などと指定する。

3.それから自分のことをマイクを使って何か1つ紹介する(○月生まれ、血液型、○○が好き、○○出身、など)。差し支えなければ顔出しで。

4.その紹介を聞いて「自分も同じだ!」と思った人はチャットウインドウから適当な絵文字アイコンを1つ送る。

5.アイコンの数を確認したら、次の人と交代する。この時、次の人の名前をチャットウィンドウに入力して「区切り」とする。

6.アイコンがあまり多いと収拾がつかなくなるので、紹介はある程度人数を絞り込める内容がよい。

7.指定時間内で2~3周する。3周目には「アイコン1つ」に挑戦するのもよい。

8.時間になったら、「アナウンスを作成」して「…」から“まもなく終了”のアナウンスを送り、しばらく間をおいてから「会議室の終了」をクリックする(メンバーは強制的に戻ってくる)。

備考:通常は対面形式で10~15人程度で輪になって一歩前に出ながら行います。

 

◎ワーク2:共通点探し(15分程度)

概要:少人数で話し合って互いの共通点を見つける。

1.「会議室を作成する」で、ブレークアウトルームに分かれる(各グループ5人×13グループ)。基本的に顔出しで。

2.ブレークアウトルームに行って戻ってくる時間は3分間とする。

3.ブレークアウトルームで全員の共通点(○○出身、○○が好き、○○をしたことがある、など)を探す。その際、外見上の特徴は除く(男・女、眼鏡をかけている、髪を染めている…)。

4.指定の時間が経ったら「アナウンスを作成」して「…」から“まもなく終了”のアナウンスを送り、メンバーはいくつ見つかったか確認する。

5. 20〜30秒ほど間隔をおいていから「会議室の終了」をクリックする。

6.可能なら各グループで「いくつ見つかったか?」を確認する。

7.ブレークアウトルームの割り当てをやり直して2~3回繰り返す。繰り返す際は「会議室再作成」でブレークアウトルームを作り直す(部屋数の設定を忘れずに)。

備考:通信回線のスピードによって各ルーム出入りの時間に差が生じます。往復の時間も含めて3分間とすることとします。

 

◎ワーク3:エンカク・トーキング(スゴロク・トーキングの遠隔版、30分程度)

概要:小グループで予め指定された話題に基づいて会話と自己開示を楽しみ、相互理解を深める。

1.新グループでブレークアウトルームに分かれる(各グループ5人×13グループ)。終了予定時間をアナウンスしておく。

2.予めファイルからダウンロードしておいたトーキングシートを確認する。

3.話す順番を決める。あるいは「ファミリーネームのアルファベット順」などと指定する。

4.「トーキングシートその①」から話したい話題を1つ選んで話す。

5.交代しながら話す。全員が2つ話題を話したら、その②、その③へ進む。

6.他の人に質問することもできる。教員は適宜巡回する。

7.終了予定時間になったら“まもなく終了”のアナウンスを送った後、「会議室を終了」する。

備考:通常はサイコロを振って行うが,今回は学生が任意の話題を選ぶこととする。

 

ワーク4:時間が余ったら。あるいは、ワーク1の後に。

◎  オプション:モノで自己紹介

1.数人〜10人程度でブレークアウトルームに分かれる。

2.一人ずつ順番に、身近にある自分の思い入れのあるモノを持ってきて、そのモノをカメラに映し、そのモノへの思い、意味などを語る。一人1〜2分程度か。顔出し・カメラに抵抗がある場合、よいウォーミングアップになるかもしれない。

 

 

【エンカク・トーキング】ファイルの中身

 

やり方:ブレークアウトルームのグループの中で、順番に、自分が話したい話題を1つ選んで話してください。他の人に質問することもできます。

 

エンカク・トーキングその①

 

○今朝起きた時間

○夕べ寝た時間

○昨日帰宅した時間

○昨日の夕食

○この間の週末にしたこと

 

※ 全員が1周したらその②に進みます。

 

 

エンカク・トーキングその②

 

○今までに行った一番遠いところ

○今までに行った一番高いところ

○今までに買った一番高いもの

○今までに負った一番重い怪我

○今までで一番怖かったこと

 

※ 全員が1周したらその③に進みます。

 

 

エンカク・トーキングその③

 

○時計の針を戻せるとしたら?

○生まれ変われるとしたら?

○占い師が何でも教えてくれるとしたら?

○世界一の大金持ちになったら?

○明日が地球最後の日だとしたら?

 

※時間になったら一般に戻ります(アナウンスがきます)。

 

 

※※本ブログ掲載のスゴロク・トーキングをオンライン上で実施できるよう簡略化したものです。

 

 

2021年4月1日より人文社会科学部に異動します(正確には「配置転換」というらしいです)。

それに伴い本ブログのタイトルも「茨城大学人文社会科学部正保研究室」に変更しました。

茨城大学教育学部には20年と半年に渡ってお世話になりました。

2000年10月に教育実践総合センターの助教授として採用され、その後、学校臨床心理専攻の教授に配置換えとなりました。また、その間、心理教育相談室長、附属特別支援学校長、入試実施委員長、臨床心理相談室長などを仰せつかりました。教育学部教職科目の「こころを育てるグループワーク」は今後も継続して担当します。

人文社会学部では大学院で公認心理師コースを担当します。

これまで同様、心理臨床家の育成を行っていくことになります。

今までと変わらぬご交誼とご支援をお願い申し上げます。

ちなみに従来研究室のあった教育学部E棟は「臨床心理相談棟」と名称が変更になりました。

研究室は従来の部屋と人文社会科学部A棟の両方を使うことになります。

 

先日ご報告したオンライン研修会に参加された先生の学校で、中学校1年生の生徒集会にて「究極の選択」を実施されたとのご連絡をいただきました。

 

新型コロナ対策のため、実施場所は各教室で、放送室より進行されたとのことです。

そんなやり方もあるのかと勉強になりました。

 

もう2月ですので、入学後1年近く経っていることになります。

新学年・新学期当初は「スゴロク・トーキング」をお使いになることが多いのですが、今頃のタイミングだと「究極の選択」はいいチョイスですね。

 

既に見知ったつもりだった友達の意外な側面が見られたようでした。

 

 

私事ですが、現在私は教育学研究科学校臨床心理専攻に所属していますが、来年度より人文社会科学部に異動し、大学院人文社会科学研究科では公認心理師コースを担当することなります。

先日、大学院の秋入試を行いました。

2月には大学院の春入試が行われます。また、コースのサイトも作りましたのでご案内します。

 

春入試の日程は以下の通りです。特に出願期間は早くて短いのでご注意ください。

募集人数は公認心理師コースが含まれる人文科学専攻で5名です。

 

出願期間;2021年1月4日(月)〜1月8日(金)

春入試:2021年2月6日(土)

合格発表:2月19日(金)

 

http://www.hum.ibaraki.ac.jp/graduate-school/ccpc/index.html

茎崎第三小学校、3学年と4学年でグループワーク授業をしました。

ここ1年は高校での授業が中心で小学校での授業は久しぶりでした。

少し緊張して臨みましたが心配は全く杞憂でした。

元気の子どもたちの笑顔に包まれた授業となりました。

 

 

授業の内容

 

3年生

・風船ゲーム

・手合わせ

・木とリス

 

風船ゲームは子どもたちが大喜びで、終わった後も「もっとやりたい!」「風船この後どうすんの!?」ということだったので、「担任の先生に預けていくから、休み時間にできたらやってみて」とお願いしました。

手合わせは単純な活動なのでどうかな?と思ったのですが、何度も繰り返して、少しずつ上手になっている自分を感じているようでした。

2人ペア、4人グループ、8人グループと進めましたが、それ以上は今後の「余地」として残して木とリスをやりました。みんなで大騒ぎをして楽しんでいました。

 

4年生

・聖徳太子ゲーム

・おもちゃジェスチャー

・家電ジェスチャー

・私は木です

 

聖徳太子ゲームは、当初、2文字の課題で実施してみましたが、簡単にできているので子どもたちに「もっと難しくしていい?」と聞くと「やって、やって!」ということで、その後、通常の3文字パターンで実施しました。

おもちゃ・家電ジェスチャーはとても積極的に取り込んでいました。

 

私は木ですもとても楽しく取り組んでいましたが、一部にはただふざけるだけになっている様子も見られました。「イメージの共有」というテーマは小学校4年生では難しいのかなとも考えさせられました。

 

そういえば教育出版の国語の教科書にも紹介されていますが、「5年国語」でした。