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早川与規さんとアッキー(akaテンション高村!)と夜のお食事をご一緒しました。場所は銀座のとあるお鮨屋さん。
ここは早川さんがオーナーで、早川さんが見込んだ若大将(前にいる僕と同じ髪型の方)が握っています。
さすがに抜群に美味しゅうございました! 居心地も最高。あっという間の3時間。
早川さん、ありがとうございました。


ロックンロールの本質形式はブギーにあり、というのが僕のかねてよりの見解なのですが、このブギーという形式、21世紀になってほぼ絶滅したように思います。ロックの、とりわけ「ロール」の楽しさはブギーが最高なんですけどね、ええ。


先日書いたAC/DCも、とくに初期のボン・スコット時代はブギーに明け暮れていたわけですが、ハードなブギーで至上の悦びを提供してくださいますのがKISS。小中学生のころは、学校から帰ってくるやいなや、KISSのLPレコードを大音量でかけて体を揺らしたものです。ホントに楽しかったし、今でも楽しい。


とりわけファースト・アルバムの"KISS”はハード・ブギーの名曲の宝石箱でございます。



これがそれ。もう40年以上前のアルバムになりますが、いまだにハード・ブギーのベスト・アルバムとして燦然と輝く名盤です。


僕のKISSのハード・ブギーベスト5はといいますと、
1. Nothin' To Loose
2. Strutter
3. Let Me Know
4. Rock'n'Roll All Nite
5. Let Me Go Rock'n'Roll
となりまして、トップ3がファースト・アルバムに入っています。


Nothin' To Looseのブギーのノリの楽しさは何物にも代えがたいものがありまして、小学生の僕はいつもこの歌を口ずさみながら登校したものです。






これはBluedogsバージョンのNothin' To Loose。聴いて楽しく、踊って楽しく、演奏してなおさら楽しいハード・ブギー。最高です。これホント。
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武藤敬司という人に似ていると言われました。この方を存じ上げなかったので調べてみましたら、なんと高名なプロレスラー。年も同じくらい。ま、こうして並べてみると迫力が違いすぎて別に似ていないのではありますが、光栄なことなので、とりあえず武藤選手の両手を横に開くポーズ(?)をマスターいたしました。今度似ていると言われたらこれをやろうと思います。イェー。


AC/DCは僕が世界でいちばんスキなロックバンド。世界的に大成功したのは1980年のアルバム"Back in Black"以降ですので、そのときはもうヴォーカルはBrian Johnsonになっていました。ブラジョンももちろんものすごくイイ!のですが、僕にとってのAC/DCは何といっても断然、Bon Scott時代のAC/DCです。

で、ちょっと聞いてください。先日、ひょうんなことから"CC/DC: A True AC/DC Remake"というアルバムを見つけました。Claudia Caneというドイツ(?)の女性ヴォーカルによるリメイク盤でございます(だからCC/DC)。



これがそれ。


で、特筆すべきは全曲Bon Scott時代のAC/DCのそれなのです。この人の歌唱がこれまた絶品でありまして、女性ながらBon Scottの素晴らしさをよどみなく分かりまくりやがった歌いっぷり。また、声がイイんです。からっからの超ドライなトーンはまさにBon Scott!


Bon Scottはキーがめちゃめちゃ高いだけでなく、アーティキュレーションが独特で、この味わいを出せる人は滅多にいないんですね、これが。


で、歌だけでなくて演奏も実にイイ。基本的に完全コピーなのですが、何がイイって、音がイイ。初期のAC/DCのやたらにレンジの狭い音が完全に再現されています。スーパードライ。コクがあるのにキレがある。


で、世界でいちばんスキなバンドのいちばんスキな曲、すなわちロック・ミュージックで僕がいちばんスキな曲がRock'n'Roll Damnationでありまして、このアルバムは1曲目にこれをもってきています。さすが。よーーーく分かってらっしゃる! 





これはBluedogsバージョンのR&R Damnation。


ちなみに2番目にスキなのはHigh Voltage。これもしっかり収録されております。いやー、久々に大当たりのアルバムでございました。



Bon Scott (1946-1980)



Bon Scottがお亡くなりになって早35年。その死を知ったのは高校生のときでしたが、ホントに悲しゅうございました。おそらく僕が死ぬまで、いちばんスキな曲はR&R Damnationであり続けることでしょう(で、2番目はHigh Voltage)。
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ロック兄弟+まっくん=Bluedogsでレコーディング・スタジオに入りました。

僕の場合、音づくりは4秒でスカッと終了。アンペグにプレべ直結でエフェクターはなし。トーンはオールフラット。グライコも不使用。

さくさくと十数曲レコーディングいたしました。


経済的に成熟しまくりやがった日本にとって、インバウンドの消費と投資を拡大することがヒジョーに大切だとかねがね思っておりまして、とりわけアジアからの訪日旅行のお客様に日本をスキになってもらい、日本でガンガンお金を使っていただき、そこでよい経験をして、ますます日本をスキになってもらうためにはどうしたらイイのか、このことについてよく考えるわけです。


で、お手伝いをしているファーストリテイリング(ユニクロ)はもっともっとインバウンド顧客からの売上げを獲得できるのではないかと考えておりまして、そのアイデアを頂戴するべく、フリープラスの須田さんを柳井さんに紹介し、ミーティングをする機会をいただきました。



柳井さんと須田さんと。



このフリープラスという会社、僕も数ヶ月前までは存じ上げなかったのですが、これが最高に筋のイイことをやっているイカした会社でありまして、創業経営者の須田さんはホントに優れた経営者だと感心することしきりであります。

旅行業は顧客をとってくる旅行代理店(たとえば中国から日本に来る旅行の場合、中国で商売をしている大小さまざまの旅行代理店)とランド・オペレーター(中国から日本に来た後で、宿泊や観光や食事や移動などの旅行のコンテンツを組んで代理店に提供する会社)が表裏一体になって動いているのですが、フリープラスは訪日旅行に特化したランド・オペレーションの会社です。まだ若く新しい会社ではありますが、急成長を続け、アジアからの訪日旅行のランド・オペレーターとしてはすでに最大の会社になっています。


須田さんはヴィジョン、戦略、行動力、3拍子そろった逸材。抜群に優秀。これからの日本のためにどんどんイイ仕事をしていただきたいものです。

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ひとりの休日につきスパゲティをつくりました。当然ですけど。前回はしくじりましたが、今回はほぼパーフェクトな仕上がり。当たり前ですけど。


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とりあえずスパゲティつくって食べました。コラトゥーラ入れすぎて味が強かったけど、まあイイか。


先日のBluedogsのライブ、会場のTake Off 7のご配慮か、プロのカメラマンの方が会場にいらして写真を撮ってくださいました。その写真が届きましたので、ド中年生活の記念にあげておきます。






















































DFA (Dimensional Fund Advisors)がFA (Financial Advisor)向けに開催しているDimensional Foundations Conferenceに参加してきました。これが今回のLA行きの最大の目的でございました。


コンファレンスはDFAのサンタモニカのオフィスに併設されたコンファレンスルームで2日間にわたって開催されました。リテイルでDFAの商品を扱うFAが、DFAの投資哲学や投資戦略、個人投資家への向き合い方を深いレベルで理解するjことを目的とした集いです。僕はFAでもなんでもないのですが、DFAの戦略を知るためには、このコンファレンスにFAの方々に紛れて参加するのが手っ取り早いと目論んだという次第。


初日はDFAの考えるFAの存在理由から始まって、FAという役割の再定義、DFAの投資戦略の基本的な考え方、equityとfixed incomeそれぞれの具体的な投資戦略とポートフォリオの紹介、クライアントのあるべきコミュニケーションなどなど盛りだくさん。いずれも興味深くとても勉強になったのですが、プレゼンテーションの面白さという点では"The Big Tease"と題した、従来のアクティブ投資の限界を指摘するWeston Wellingtonさんの話が最高。その至芸を堪能しました。




この方がその方。


2日目ははじめにファイナンス理論大家にして大御所、シカゴ大学のGene Fama教授とのインタビューがありました。



Fama先生(左)はDFAのディレクター&コンサルタントもしていらっしゃいます。60年代に「効率的市場仮説」 (EMH: Efficient Market Hypothesis)を提示し、現代ファイナンス理論の基礎を築いた偉人であります。

EMHとは、現時点での株式市場には利用可能なすべての新たな情報が直ちに織り込まれており、超過リターンを得ることはできず、株価の予測は不可能であるという学説です。つまり、効率的市場の下では、特定の手法によって儲かるような機会が放置されることはなく、価格変動の予測が困難である以上、たとえ専門的な知識や技術をもつ ファンドマネージャーが銘柄を独自選別するアクティブ運用型のファンドであっても、市場平均に勝つのは難しいということになるわけです。この考え方は、実務的にもきわめてインパクトが大きく、株価指数連動型インデックスファンドを生み出すことになりました。


90年代になるとFama先生は、Ken French先生と共同で、ファイナンス理論とまるで無関係な僕でも知っているほど有名なFama-French Three-Factor Moddelを発表します。これはEMHをさらに推し進めたもので、期待収益率のクロスセクション構造を記述するモデルでして、長期的なプレミアム・ファクターを明らかにすることに成功しました。


その2度にわたるファイナンス理論と実証のイノベーションに対して、Fama先生は2013年にノーベル経済学賞を受賞なさっています。


DFAはFama先生のFama-French Three-Factor Moddelを忠実に応用したポートフォリオを開発・設計・運用する会社でありまして(したがって、純粋なインデックスのパッシブ運用ではないところがDFAの戦略の最大の特徴)、文字通りDFAの投資戦略の生きるfoundationがFama先生その人なのでありました。



チンピラ学者とFama大先生。


参加者からFama先生にさまざまな質問が投げかけられたのですが、さすがにどこを切ってもEMTとThree-Factor Moddelでお答えになっていました。これぞ投資哲学!


DFA創業者のDavid Boothさんの名言に「いいときも悪いときもずっと変わらず拠りどころになるもの、それを『哲学』という。したがって哲学はひとつであり、ひとつしかない」があります。それを目の当たりにしました。感謝感激!


コンファレンスでアメリカやカナダから集まった多くのFAの方の生の声を聞けたのも重要な収穫となりました。今回の仕事ではDFAのKazuyo Kawabataさんに大変にお世話になりました。深くお礼を申し上げます。