みーちゃんスピーチ
第1章・「根暗時代」はこちら

第2章・「試練」はこちらです





第3章「サナギから蝶へ」

〜たったひとつの気づきでガラリと変化〜





姉のランチ会では、有名なブロガーさんが集まっていたように、その頃、姉の起業をきっかけに、私はたくさんの起業家さんのブログを読むようになりました。

そこには、心理学のことが書かれてあるものが多く、私は、心の世界のことを知るにつれて、今までの自分の常識や、思い込みがカタカタと外れていくのを感じました。

まさに、そんなタイミングの時に、姉からコーチングの練習をさせてと、姉のコーチングの実験台になったことがありました。

シンプルな質問を通して、深い潜在意識にまで潜り込んでいくんですけど コーチングを通して、自分が生きていくうえで、大切にしている価値観がそこで浮き彫りになりました。

私が一番大切にしていた価値観は「成長」でした。

そして、姉からこんなことを言われたんです。

「みーちゃんは、成長願望が強いからこそ、成長せざるを得ない現実を創り続けているね。」と。

その言葉にハッとして、深く腑に落ちたんです。

目からウロコというか、本当にシンプルに、そのまんまそれだわ!と心の底から納得してしまいました。

なぜなら、身に覚えもありましたし、図星だったんです。

そして、その時に 「もう大変な思いをするのはイヤだ!でも成長はしていきたい! じゃあ大変な思いをせずに成長できる方法って、他にないかな?」 って考えた時に 「あ、なーんだ!行動すればいいんじゃん!!」 と思ったんですよね。

なんだ、そんなカンタンなことかと、気持ちがラクになって、楽しくなって、それ以降、起業家さんの集まるランチ会やら、セミナーやら、パーティーにたくさん参加するようになりました。

元々、オシャレをすることや、美しく振る舞うことに興味があって、そういう自分になることが夢だったので、着飾る場ができたことが、楽しくてしょうがありませんでした。

中には、行動することが難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私の本当の原動力となっていたものは、「本当は目立ちたかった」という思いです。

幼少期からずっと、目立ちたくないと思いながらひっそりと生きてきましたが、目立ちたくないの根底にあるのは、本当は目立ちたいという思いで、それがきちんと自分に許可できてから、どんどん行動できるようになりました。

〜夢の実現〜




それまで自宅と職場の往復だけのような人生で、休日も家に引きこもっていたのが、ランチ会やパーティーなどに出るようになり、また心の変化が訪れました。

そこにいらっしゃる起業家さんたちが、とてもキラキラと輝いて素敵に見えて、自然と、自分もそうなりたいと思いました。

そして、とあるランチ会の帰りに、以前からぼんやりと思い描いていた、バービーちゃんの服や小物を作るデザイナーをやることを、その日のうちに決断しました。

そもそもなんで、バービーちゃんなのかと言うと、自分がバービーちゃんになりたかったからです。(笑)

でも、まだその時は、自分の年齢のことを考えると、自分がバービーちゃんになるとか無理だと思っていました。

だから、自分のしたい格好とかを、全部バービーちゃんにさせて、自分の夢をバービーちゃんに全て託すつもりでいました。

だけど、バービー小物デザイナーとして、活動するにつれて、自分がバービーちゃんみたいな格好をすることに、段々と抵抗がなくなってきました。(笑)

そのうちに、私自身が「バービーちゃん」と呼ばれるようにもなりました。

段々とそうやって、自己表現ができるようになっていきました。

〜心の解放〜



一方、自分のブログでも、「えげつない自己開示」というのをするようになり、今まで絶対に人には見せたくなかった、えげつない部分を見せるようになりました。

そうして自分の枠が一気に広がっていきました。

もちろん、最初こそは、書くのにドキドキしたし、怖かったけれど、えいっ!ってやってみたら、意外に好評で、逆にファンが増えました。(笑)

また、新たなことにも挑戦し、アラフォーでありながらも、コスプレをしたり、上品なセクシーをテーマにした写真をプロのカメラマンに撮ってもらったりもしました。

そういう新たなことに挑戦する時は、ジェットコースターに乗る時のような気持ちで、ワクワクの気持ちと、ちょっとした怖さみたいな気持ちがあります。

でも、そこから見える景色や、その先の展望を思うと、やりたい気持ちの方が強くて、私は挑戦せずにはいられなくなります。

そう思えるようになったのも、挑戦しては大丈夫だった、挑戦しては大丈夫だったの繰り返しできたからかな?と思います。

そういう自分になってからは、「次は何をしでかすんだろう?と目が離せません!」と、ますますファンが増えていきました。

異性からモテだしたり、同性からも、憧れの目で見られるようになりました。

以前の、対人恐怖症で根暗だった自分に、今の自分を教えてあげたいぐらいです。(笑)

おそらく、昔の自分が今の自分を知ったらびっくりすると思います。

それぐらい、自分の身の上にこんな変化が起こったことが、昔の自分からしたら、信じられないような気がします。

でもこれは、私だからできたことじゃないと思っています。
例えどんな状況からであっても、人は変われると信じています。

私の経験が、同じように苦しんでいる方たちの希望の光となりますことを、願っております。


〜完〜







大勢の前で堂々と話すみーちゃん。
原稿を読む前、登壇してすぐに「緊張してまーーす」と明るく言っていました。
「緊張している自分でもOK!」
緊張しているのに、緊張をないものにしようとすると、よけい緊張するの心理。

(緊張している自分を捕まえておくとその自分は自分で動かせる!というのがネガティブ心理学です。)
詳しくは超実践的!発達支援のコツ講座などでお伝えします。


(真ん中はshizuさん)




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