10/23 に池袋ジュンク堂で行われた、朽木祥さんのトークイベントに参加してきた。
池袋なんて、何年ぶりだろう?普段田舎暮らしなので、たまに都会に出ると人いきれでくらくらしそう(汗、なんてね。
さて、ちょっと早めについたので、とりあえず会場の下見に行き、「妖精物語 遥かな国の深い森で」を購入した。本屋さんには多分ほとんど残ってないと思われ、仕掛け絵本のため返本されたものも程度が良くないものが多いそうで、やっと9冊集めたそうである。
一冊欲しかったのであるが、上記のように本屋では発見できず、アマゾンを見てびっくり!中古に結構な値段がついていて、あきらめていたのでうれしい。
さて、会場に座ると、窓から満月が見える。われわれは、背中に満月の光を受けながら、朽木さんの話を聞きはじめた。
最初に今回のトークの構成と狙いが提示された。前後半の2部構成で、前半は風の靴を中心とした作品の成立過程と教養主義、後半はエブリディマジック。なんだか大学の講義を聴いているようだ(笑。
以下、記憶の断片から。
・表紙や装丁はとても大事だと思う。子供たちが「あの青い表紙の本(風の靴)」「あの赤い表紙の本(引き出しの中の家)」というように覚えてくれたら嬉しい。
・風の靴は設定とテーマが先に来た。「かわたれ」や「彼岸花はきつねのかんざし」は、キャラクターが浮かんだ。
・一冊の本は、次の本への入り口になる。本の中に出てくる人・本・物に興味を持って調べたり、読んだり。(教養主義について)
・注釈は本文と同じような感覚で書いている。
・日本語の韻律・音律、表現を大事にしたい。古文などを暗礁したことが、その人の日本語の基本になる。
・(ある出来事を表現する文章として、例えば語順をとってみても)完璧な日本語というのは存在するか?
・エブリディマジックについて
日常に入り込む不思議を捉えたい。
・児童文学で子供以外を主人公にするときには、”小ささ”が重要。小さき者が小さき者を気遣う(シンパシイ、コンパッション)
・エピファニー(顕現?)
ありふれたものが違って見える、真実が明るみに出る瞬間
などなど、いろいろと勉強になり面白い時間をすごすことができました。

これは、「引き出しの中の家」に出てきた、シャンパンチェアーです。読者の方が作ったものだそうです。