2007年01月16日
前回の「夏のロケット」と一緒に借りていた本。
一気に読んでしまった。止まりませんでした。
前回の「夏のロケット」は元高校生ロケット少年たちのその後、というものでしたが、この「川の名前」は現役小学校5年生の「カワガキ隊」の話です。主人公の脩は有名な自然カメラマンの父を持ち、世界中を旅したことのある少年。5年生になって父とはなれて夏休みを過ごす。近くの川で見かけた謎の生き物はペンギンだった。友達と一緒に、そのペンギンを夏休みの自由研究として見守ることにする。
「川の名前」というのは、自分の所属(住みか)を示す、心の住所として提示される。この物語は、この少年たちが自分たちの「川の名前」を見つける物語、子供が主人公ではあるが、子供のための物語ではなく、子供であったことを忘れない、自分の「川の名前」を探している大人のための物語であろう。
後半はちょっと出来すぎ(というか、作りすぎ?)という感もあったが、楽しめた。
ペンギンつながりということで、つーさん推薦の「ペンギンの憂鬱」も面白そう。