人目にはかなりやつれた顔をしているらしい。
花粉症のせいだろう。
普段がそれほど健康的な顔でないだけに、自分で鏡をみてもあまり有意差はない。
今朝みたいに症状が悪化して苦しい思いをした直後はさすがに病人みたいな顔である。
花粉症の薬を変えたら胃の不調が治まったような気がする。
とはいっても胃の不具合は持病だからすっきりと何もなくなったわけではない。さらに不調だったのが普通に不調になっただけだ。
第一世代と言われる、前に飲んでいた薬には抗コリン作用と呼ばれる副作用がある。口が異常に渇いたりするあれだ。
今飲んでいる第二世代にはその副作用が少ないらしい。そのおかげではないか。
今朝も目が覚めたのは4時である。もちろん爽やかな目覚めであるわけがない。
どうやら薬の効果の限界は私の場合20時間らしい。
一日一錠、24時間効くという薬なのだが、このくらいは個人差だろう。
だが、あれだけ24時間以内に一錠しか飲むなと警告してあるということは、存外肝臓への負担が大きいのかもしれない。
何か別の薬の話だったが、飲酒の習慣のある人がその薬を飲み続けたところ、アルコールを摂取しない人と比べて肝臓への負担がかなり増大して肝臓障害を発症したというのを耳にした覚えがある。
一種の「食べ合わせ」みたいなものだろうが、臨床試験では患者の飲酒まで考慮に入れるものなのだろうか。
確かに肝臓を経由して代謝される薬物は要注意かもしれない。一般的にいっても飲酒はめずらしい習慣ではないし。
前述の被害者もさほど飲酒量が多かったわけではないらしい。酒を飲む人なら毎晩ある程度の量を飲むものなのだろう。
まあ、私にはこの種のリスクはあまり関係ないが同じ時期に複数種類の薬を飲む場合には注意が必要である。