処分される鶏の哀れ | 物質の下僕

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語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

高病原性鶏インフルエンザ。宮崎、岡山と続いている。拡大を防ぐことが急務であることは否定しない。
しかしわだかまりをぬぐえないでいる。処分される鶏はもの扱いである。不二家が細菌だらけのシュークリームを廃棄するのとなんら変わらない。変わらなくていいのか、と思うのである。これが許されて、「女性は子供を生む機械」発言がどうして許されないのか。鶏より女性が尊いと誰が言ったのか。女性をもの扱いして悪けりゃ、鶏だったものじゃないと思うのだがいかがだろう。
私は物を捨てられない人間である。アニミズムといわれるかもしれないが、物には魂があると思う。そしてすぐれた物には優れた魂が。ほら、くだらん人間より立派なイヌやネコがいくらもいるではないか。

バカに投票した宮崎県民もバカが他にうつらないように処分したらいいではないか。っていうか処分しなきゃいかんだろう。どんどんプラスティックバッグにつめて焼却すればいい。

「崖っぷち犬」が引き取られたニュース。その傍らで、同じ顔をした姉妹犬には貰い手がつかずとの報道。日本中で年間に何頭のイヌやネコが”処分”されているのか。この世の中を少しでも良くしたかったら、てっとりばやい話、くだらん人間を処分するべきだと利口な人間にはわかっている。バカが怖くて口にしないだけ。