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白鹿庵(hakuroan)

思いつくまま、気の向くままの千鳥足のブログです。


 オスプレイの安全性


 落ちる物と言えばリンゴ、飛んでなくてもリンゴは落ちる。

 飛行機は空を飛んでいる、空に上がった飛行機は目的地まで飛んで少しず

つ上手に落ちて安全に着陸している。
 

 その昔、レーザーディスクで見た映画の中に

       「ライトスタッフ」

と言う映画がありました。

 新しい物の開発に取り組む、アメリカやアメリカ人の心というか魂を感じ

る映画で、確かレシプロエンジンからジェットエンジンへの移行期のテスト

パイロットの話でした。

 音速の壁を越える為の新しい機種のテスト飛行に命をかけて取り組んでい

るパイロット、そのパイロットが米ソの宇宙開発競争のあおりを受けて宇宙

飛行士に選ばれて・・・

 マダラな記憶ですが・・・


 今話題のオスプレイの開発にも、このような優秀なパイロットが何人も関

わった事だと思います。

 そのような段階を経て、安全性が認められアメリカ軍に正式採用され、ア

メリカの軍の兵士が命を預けている航空機であります。

 映画などではアメリカは、市民はもとより兵士の命をとても大切にしてい

る様に思えます。

 例え映画ほどでなくても、いたずらに国民の、兵士の、命を軽んずるよう

な真似はしないでしょう。

  (日本の民主党政権なら分かりませんが)


 であれば・・・

 素直に考えて・・・

 少なくとも、今空を飛んでいる航空機と同じくらいの安全性は有している

と考えても良いような気がします。


 航空力学的に完璧な機体を作り、整備も管理もバッチリと決めた機体でも

安全性を素人に納得させるのは至難のワザ、と言うか不可能でしょう。

 「それでは絶対に落ちませんか?」と言われたら・・・

野田総理や森本防衛大臣は、確信犯的な、いわゆる市民団体や沖縄県知事

をどうやって納得させるのでしょう かね。

 ね。











 又、誰かに何かを言われたのでしょうか。

 唐突に、ドジョウが・・・

 国が尖閣諸島を買います、宣言を・・・

 東京都と国で尖閣諸島の所有権を争ってどうする。

 なんと、国家観のない首相の発言でしょうかorz


 いくらドジョウの脳みそでも、もすこし筋の通った発言をしてほしい。

 東京都が尖閣諸島を買おうと、買うまいと日本の領土で有ることに変わ

りはない。

 ドジョウが相手にすべきはシナであり、尖閣諸島に手を伸ばしてくる敵

対勢力であります。

 で、なすべき事は尖閣諸島に対する他国の侵略を許さないという国家と

しての意思表明と、同時に尖閣諸島に対する具体的な防衛体制の構築のは

ずです。

 それを、唐突な尖閣諸島の国有化宣言。

 尖閣諸島を国有化しても、シナが尖閣諸島から手を引くとは思えません。 

 それなのに、何を今更、寝言は寝て言えと・・・


 東京都が所有を表明する事で、シナの思惑が変更を余儀なくされた。

 そんなときに、日本の首相が東京都の方針に反対するかのような態度を

示すのはシナに誤解を与え、付け入る隙を与えるもので、国益を損なう以

外の何者でもないと思うのですが・・・









 このまま再稼働しない場合の原子炉の安全性はどうなんでしょう。

 疑問が頭をよぎるのです。


 停止していれば安全というものでもない事は、震災で停止したはずの福島

原発のその後を見れば分かると思います。 

 再稼働せず、さりとて直ちに廃炉というわけにも行かない現状で、足手まと

い状態の原子炉に危険性はないのでしょうか。

 安全性を確保しようにも電力会社も営利企業である以上、採算を度外視する

わけにも行かない・・・

 54基の原発は、再稼働しようがしまいが、今そこにあるわけで再稼働せず

放置しておけば、自然消滅するわけでもない。

 動かない原発が54基も存在し続けることのほうが、よほど異常で危険なこ

とではないでしょうか。


 古いもの不具合のあるものの順番で廃炉にするにしても、最後の方は20年

とか30年後に着手なんて事になりかねない、この間安全を保つための人手と

資金はどこから出るのか・・・

 結局電力料金に跳ね返る。

 
 再稼働すれば金も人員も十分に充てて、安全性を高めることが出来る。

 ならば再稼働して、社会に貢献しながら電力料金を稼ぎ、維持管理費や廃炉

にする時の資金を少しでも捻出した方が良いように思うのですが・・・

 自然災害、テロ等の危険に対処する体制を整えるためにも、自前の資金確保

のためにも再稼働は必要な気がします。


 電力不足の解決を計ることで経済が上向きになれば、税収も増え国民負担の

軽減にもなるのではないでしょうか。

 それに・・・

 現在のような電力を取り巻く緊急時に「再生可能エネルギー」などと泥縄的

なエネルギー政策を云々するよりも理にかなっているように思うんですが。


 将来的なエネルギー政策に原子力をどうするかは又別の話ですよね・・・