秘密の保護 | 白鹿庵(hakuroan)

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全く秘密のない国は、きっとそのことを秘密にすると思います。

 なんてね・・・


 マスコミの取材活動が制限される。

 国民の知る権利が侵される。


 色々と取りざたされていますが、国民の知る権利って、国民が国家の秘密の全てを知るのはとても無理でしょう。

 それに国家と国民が秘密を共有したら、国民も秘密を守らなければならなくなる。

 そんな面倒には巻き込まれたくないし、そんな閑ないですよね。

 だからこそ、選挙で選ばれた政治家がいる。

 だからこそ、選挙は真剣に。

 で、当然政治家には国の秘密は厳重に守って貰わなくては・・・

 って事になる訳で、国民に選ばれた政治家として当然のことでしょう。

 でも、今日まで政治家や公務員の守秘義務に対する縛りがゆるすぎた。

 そこで、秘密保護法が必要になる、今までなかったことが不思議なくらいですよね。 
 
 マスコミの取材活動が制限されるって・・・

 国家の秘密を守るためには、当然のような・・・ 

 マスコミと国家の間に軋轢が生じるのは仕方がない、ペンは剣よりも強しって事でやって貰うしかない。

 国民としては、国には国益を守るため秘密厳守をお願いしたいし、マスコミには国家の国民に対する背信は暴いてほしい。

 マスコミの情報に対するリテラシーが問われるところです。


 でも、如何なる情報であれ国家の秘密を暴露するので有れば、相応の処分は覚悟の上で行うのが当然でしょう。
 覚悟なき取材、覚悟なき秘密の暴露は、国民の感情をいたずらに煽るだけで、正義の実現に繋がらないのではないでしょうか。


 スパイ防止法まで行っても良いと思いますが・・・