
私は思う! 派!
本文はここから
タイムスリップしてきたかのような大相撲の一団ですが。
SF小説なら過去の人間と、現代人の価値観のギャップが面白い。
髷を結い、着物姿で街を闊歩する。
相撲に携わる人々の日常が、日本的な伝統に縛られている。
一昔も二昔も前の文化を組織全体で維持している。
こんなところが現代の日本にも大いに歓迎されもて囃されている。
ただ、周りがどんどん変化する中、考え方も次第に閉鎖的で独善的なものになっ
ていく・・・
現代社会との規範のズレが年と共に拡大していくなかで、日本人は今日まで今の
大相撲を日本的で好ましいものとして応援して来ました。
相撲を古き良き日本の文化として楽しんで来ました。
たとえ目にしなくても力士の日常も含めた日本らしさを感じる事で、より感情移入
することが出来る。
正に日本の国技でしょう。
土俵上の勝ち負けだけを応援しているのではありませんよね・・・
それにしても、不祥事続きの相撲界です。
時太山リンチ殺人事件や麻薬事件は言語道断ですが、野球賭博や今回の所謂
「八百長」
疑惑に関しては騒ぎすぎではないかと思います。
野球賭博はまずいだろう、とも思いますがパチンコ賭博が隆盛を極める現代の日本社会、野球賭博が悪いとはなかなか理解しがたいところがあったのでは・・・
ただ、不祥事が起こるたびに思うのですが、相撲協会や部屋の親方衆の対応のお粗末さはこれまた理解しがたいところがあります。
全ての不祥事において相撲協会の及び腰の態度はマスコミに弄ばれている。
マスコミの空騒ぎに乗って生け贄の力士を差し出し、表面上殊勝な態度で首をすくめていれば、そのうち騒ぎも収まって、何事もなかったような結果に・・・
相撲協会にも親方衆にも不祥事に対してケジメを付けるだけの気概が感じられない、このままでは益々マスコミに弄ばれ相撲の名を貶める結果になる。
これを避けるには
スクラップ・&・ビルド
一度はやらざるを得ないような気がします、その結果としての新しい大相撲が今まで通り、日本的な情緒を維持しているかは疑問ですが。