今日は、バローズの「金星シリーズ」全5巻を紹介します。
金星シリーズも創元推理文庫から出ており、挿絵も「火星シリーズ」と同じ
武部 本一郎
女性がますます魅力的になっています。
第一巻「金星の海賊」 厚木 淳訳
火星探検を目指して地球を出発したカースン・ネー ピアは、
軌道計算の失敗から金星に不時着してしまった。
そこは・・・海獣が跋扈し、翼を持つ鳥人が天空を駆
ける別世界であった・・・
第二巻「金星の死者の国」 厚木 淳訳
凶悪な敵の手に捕らえられ、七つの扉のある死の
部屋に入れられたカースン・ネーピア、生命の扉は
一つしかない・・・
奇跡的に脱出した彼の行く手には、さらに恐るべ
き魔境、金星の死者の国が待っていた!!
第三巻「金星の独裁者」 厚木 淳訳
飛行艇を駆って金星の空を飛ぶカースンと美女ドゥ
ーアーレー・・・
女性が男性の上に君臨する奇怪な原始部落を命
からがら脱出した二人の行く手には・・・
神秘と魅惑に満ちた謎の惑星、金星で展開する胸
のすくような大ロマン!!
第四巻「金星の火の女神」 厚木 淳訳
果てしもない秘境金星を飛行艇に乗ってさまよい
続ける美女ドゥーアーレーとカースン・ネーピアの前
に、陸続として登場する異性物。
永遠の謎に包まれた神秘な火の女神、単体で分
裂する不気味なアメーバ人間、快男子ネーピア、
一世一代の大冒険!!
第五巻「金星の魔法使い」 厚木 淳訳
美女を自由自在にけものに変える強力な魔法使い
と対決・・・
不気味な中世風の城を舞台に、魔法使いの催眠
術とカースンのインド仕込みのテレパシーが火花を
散らす・・・
他に旧石器時代の男が現代アメリカに生還した悲
劇を描く
「五万年前の男」
作者晩年の力作
「最果ての星の彼方に」
の三編を併載。
相変わらずの勇者と美女の大冒険、しかしまだまだ読みたい面白さ
E・R・バローズ
恐るべし・・・
(内容紹介は見開きの紹介文を要約したものです)
で一句
金星と 火星を美女と 股に掛け
白鹿庵
新しい与党は宇宙開発を中止するようなことを言っているらしい??
まさか・・・逆に宇宙開発を急いでほしい、爺さんにはとうてい無理でしょうが、火星
や金星へ行ってみたいと思いませんか、美女と共に安全に・・・