本を選ぶときの目安は、本の題名にあり
・・・本は内容だろう、内容で選ぶよ・・・
ご意見ごもっとも、でも私は題名で選んでる。
私がまだ小学生の頃、家にある本は少年少女世界文学全集だけ。
それでも恵まれていた方です、他には本の類似品の教科書だけ、昔はどこもそんなもんでした。
少年少女世界文学全集で読書に目覚めた私、月1回配本されるのが待ちきれない、と言って他に本はない。
あのころ・・・近所に貸本屋なる店がありました、小遣い程度でマンガや子供向けの読み物を貸してくれる、便利な店でした、でも当時の私にとって小遣いが潤沢にあるはずもなく、たまに本を借りるときは真剣勝負でした。
立ち読み厳禁の貸本屋で本を選ぶ、じっと題名を見つめる。
文学少年の私の背後から突き刺さるような店主の視線、これはもう題名だけで内容を判断する以外有りません。
なけなしの小遣いで本を借りるのです、はづれ・・・は絶対許されません、私の読書人生、かくも過酷な環境のもとに始まりました。
生物は環境に適応するものです、当然私も適応しました、その結果題名で内容が分かる、いわば超能力、SF読みにふさわしい能力です。
今もって私は題名で内容を判断し本を買っているのです、マジで・・・
何かを選ぶと言うことは、ことほど左様に難しい、近々国政選挙が行われる事になりそうですが、何を基準に候補者を選ぶのか・・・
じっとポスターを見つめる・・・必要もなさそうな候補者ばかり、民主党は言うに及ばず自民党の一部にも「外国人参政権」等々に賛成な人が・・・いらん事に熱心な候補者ばかり。
私の超能力の出番がない、もっと真剣に選んでみたい。
我が県には名前見ただけでうんざりな候補者の多いこと。
で一句
総選挙 椿とムクゲの 花盛り
白鹿庵
日本の、日本人による、日本人のための政治を第一に・・・・・