なまこの方程式 | 白鹿庵(hakuroan)

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思いつくまま、気の向くままの千鳥足のブログです。

この前「火星のプリンセス」の時に紹介ました

            「火星の大統領カーター」  栗本 薫

                   早川書房 (銀背)  580円

が出てきました、短編小説集でした、内容は、「火星の大統領カーター」他4編で、そのうちの2編がなんと・・・方程式ものでした

            なまこの方程式

            最後の方程式

で・・・方程式ものは、最後が肝心、結末を拾い読みしてみました。


 「なまこの方程式」これはグロテスクななまこ型宇宙人が密航している、これを船外に放り出せば終わり・・・のはずが、これをやると惑星間でもめる・・・問題になる・・・ぐずぐずしているわけにもいかない・・・で・・・なまこが言う・・・私と、あなたと同化すればいい私はあなたの能力も受け継ぐことが出来る・・・優柔不断なパイロットは結局なまこのズルズルの体内に飲み込まれ・・・


 てな、内容であります、でも・・・宇宙の方程式は数の問題ではなく、質量の問題では・・・と思うのですが・・・最後の方だけざっと読んだので・・・。


 次の「最後の方程式」なまこよりチョット深刻、服役中のじいさんパイロットが操縦している(懲役刑として)宇宙船に、若い革命戦士が密航して・・・件の問題が持ち上がる・・・話し合いでじいさんが船外へ出ることに・・・なぜなら若者は太陽系の未来を左右する使命を・・・で、じいさん船外に出るに当たり義足をはずしたり??ぐずぐずしていたが、気がつくと若者が倒れて死んでいる・・・じいさんの手には血の付いた義足が・・・「わしは太陽系の未来を奪ってしまったのか」・・・てな、内容です。


 いやいや・・・、あらすじの紹介も大変だ・・・いつもの忘れたじいさんで居た方が楽ですな・・・。


 でも、「なまこの方程式」を読んでて思いました、今の日本の政治家・・・相手国のどんな難癖も・・へいへいと聞き入れ、相手の立場を尊重する等と言い訳し、内政だろうと外交だろうと、痛みは国民に・・・で・・・こんな政治家を選んだ、優秀な国民はしかたなく、なんとかこの国を守ってきました・・・「日本の方程式」かな・・・。


 いやはや、相手の言いなりで、ぐずぐずしている内に、相手に飲み込まれ同化されそう・・・正に今、日本の置かれている状況では・・・


 なりすまし国民がどんどん増えている昨今、反日マスコミ、反日政党・・・周りはなまこだらけ・・・今までのように国民が尻ぬぐいできるかどうか・・・


 麻生首相「日本の方程式」を打ち破り、民主党や反日マスコミに負けないで、日本を正常な軌道まで導いてください・・・

       では一句

              反日と 利権屋以外は 頭数

                         白鹿庵

頭数の議員の皆さん、今こそ日本のために立ち上がってください。