お手軽価格の美味しいフレンチ・・ビストロ・ド・ヨシモト | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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ビストロ・ド・ヨシモト 中津 2023年10月9日 訪問

 

コロナ禍で外食が減っていたが、ここにきて4年前のように平常な日々が戻ってきた。

もちろんコロナウィルスが消えているわけではないので、個人的には公共交通機関利用時などには

常にマスクをしている。

 

レストラン、料亭などは大衆店と高級店に二極化し、高級店の値上がりが著しい。

ちょっと洒落たフレンチで美味しいものを食べるなら1万円ではまず足らない。

わたしが普段飲みしているワインを店で開けようものなら3万円でも足らない。

 

京都の割烹では、滅茶苦茶に価格を上げている店が出てきているという噂があり、

7万円以上(もちろん1人)払ったという話も聞く。

割烹の価格は円高ドル安とは直接関係ないはずだが、恐ろしくて足を踏み入れられない。

 

休日のランチなどで、5000円程度で美味しいものを食べたい。

人が集まる千里中央には、1000円でコスパの良い店はあるが、

5000円でそれなりの食事ができる店はほとんどない。

北摂で富裕層が多いと言われる千里中央なのに不思議ではある。

 

タイトルの店は、そんな千里中央から北大阪急行・地下鉄に乗って20分弱の中津にある

ビストロである。

店構えは立派ではなく、店内は狭いが、料理は見栄えも味も美味しい。

 

この日は家内の誕生記念だったので、ちょっと高めの6930円のランチとしたが、

メインは鴨料理であった。

 

アンリ・フェレティグ シャンボール・ミュジュニー ヴィエーニュ・ヴィーニュ 2018

ワインの正確な価格は失念したが、10000円くらい。

店の価格としてはリーゾナブルである。

 

2か月前に京都中心部のフレンチに友人たちと5000円のランチを食べに行ったが、

ヨシモトの方が圧倒的に料理のレベルは上だった。

 

どうして北摂にこんな店がなかなか見つからないのか、謎である。

ご存じの方がおられたら、ぜひ情報が欲しいと思う。