上野動物園にて | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

毎日毎日非常に忙しく、なかなか時間もないがワインも飲んでいる。
ブログが書けていないのは、しょうもない本を執筆中だからで、
毎日余り酔わずにパソコンに向かっている。

おかげでワインの量が減った。
普通の日は夜まで働いているので、原稿が書けない。
午後休診の日だけ、何とか酒を控えて書いている。
しかし、原稿用紙500枚(イラストや表を含む)はなかなか大変だ。

ほとんどお金にならない仕事をようやるわ、と自分でも思う。
しかし、土日も出かけたりしているので、ますます書けない。
自業自得とはこのことだ。

先週の土曜日、23日の休日に東京で勉強会があった。
いつもなら1人で行くのだが、たまたまこの日は休日だったので、初めて家内と一緒に行った。
目的はただ1つ、上野動物園に行くためである。

昨年秋には、家族で白浜のワールドサファリに皇帝ペンギンのヒナを見に行った。
南極外ではここでしか見ることのできない珍しいものである。

今回はそこまで珍しくはない上野動物園である。
わたしも家内も初訪問だったが、絶好の行楽日和で子連れはじめものすごい人出だった。
東京にはいくらでも行くところがあるというのに、上野動物園に行った目的はただ1つ。
日本でここにしかいないハシビロコウを見に行くためである。

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
ハシビロコウ さっきまで立っていたのに、坐って寝てしまった
ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
ハシビロコウ ずっと寝ている

4羽もいるとは知らなかった。
しかし愛想のない鳥で、フェンスからは遠く離れたところにいるか、寝ているかのどちらかだ。

娘の現在の同期生である東大薬学部出身の友人は、東京に住んでいた際に
上野動物園の年間パスポートを持っていたそうだ。
類は友を呼ぶ。

彼女によると、寒くなるとハシビロコウは動きが鈍くなるそうだ。
きっと飛んでいるところを見た人は少ないだろう。

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
上野動物園近くのイタリアンレストランで飲んだワイン

左側が赤のハウスワインで、500円のスペインワインである。
これを注文すると、サービスで右のワインが付いてきた。
2日前に解禁になったボージョレ・ヌーボーである。

まあ、普通の人なら飲んで不味いとは思わないくらい、ヌーボーとしてはよくできている。
しかし、わたしはやっぱりこのワインはほとんど飲めない。
香りだけでいやになる。

やっぱり、わたしはガメイが嫌いなのである。
こればっかりは好みの問題だから、どうしようもない。