イブイブの食卓 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

わが家では、毎年クリスマスの食卓は鶏の丸焼きが定番となっているが、
今年は息子抜きの3人なので、丸焼きではなく足のみとした。

シャンパーニュは、昨年はルイ・ロデレールのクリスタル2002だったが、
今年はポール・バラの普通のキュヴェである。

よく考えたら、価格は昨年の4分の1しかしない。
不況を反映して節約した、というわけではなく、偶然に冷蔵庫に冷えていただけ。
価格差ほどの違いはなく、クリスタルよりこっちの方が親しみやすい。

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
デザートの和菓子 鶴屋吉信

独身時代を含めて、クリスマスイブの夜に女性(家内を含む)を連れて、
レストランを予約して訪問した記憶がない。

バブル時代に、大学の外科の同期会(もちろん男ばかり)をイブの土曜日に梅田でやって、
うっかり終電を過ぎてタクシーが捕まらず、帰宅困難になったことがある。

新地のそばの桜橋の交差点に、午前1時にタクシーを求める数百人の人間が溢れていた。
今ではタクシーの方が溢れているから、隔世の感がある。

いつからわたしも出不精になったのだろう。
多少は経費を使える職種なので、もうちょっと夜遊びしても良さそうなものを。
もっと料理が下手な嫁をもらっておれば、外食も増えたのだろうか。

と、家内に気遣いつつ記事を終える。
家庭内の勢力関係がおのずと見えてくるから、ブログは怖い。