怒濤の11月と六覚燈 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

11月19日(土)の午後に大阪の臨床医会の学術勉強会があり、
神戸大の教授をゲストとしてお招きした。

ホスト役の会長(うちの先代教授)とその同期生のまいどの総長は、
大学の同窓会出席のため「あとはよろしく」と言って途中で退席された。

ということで、残されたわたしと大阪の医会の事務局長と副事務局長、
そして学術委員長の大阪市大准教授との4人で、
演者の神戸大教授と、座長の大阪医大教授を引き連れて
夜9時を過ぎた頃に六覚燈を訪れた。

わたし以外は全員が六覚燈初訪問であった。
夜9時に、黒門の入り口にあるビルの前に積まれたゴミの山を見て、
「こんなところに美味いワインを出す店があるんですか」
と驚くメンバーを引き連れて店に入った。

例によってワインは中山さんにお任せしたが、ワインはどれも大当たりで、
盛り上がること数時間、自宅に帰ったら日付けが変わっていた。

そして翌日の日曜日は、6時に起きて自分の医師会主催の学会にスタッフとして参加。
午前に発表もして夕方には座長もして、無事に1日を終えた。

しかしその後も忙しい。
休日の水曜日はプレゼン準備と残務整理に明け暮れ、
木曜日はUTAさんとその仲間を招いての恒例のワイン会、
そして金曜日は東海大学教授がゲストの勉強会に駆けつけた。

この教授は京大出身だが、春に学会の会議で隣り合わせになった際、
同じMacBook Airを使っておられたのを見て、仲間意識を感じたのである。

昨土曜日は自分が研究会でプレゼンをした。
座長をして頂いたのは先週六覚燈に一緒に行った大阪医大教授で、
わたしのあとの講演の演者は、福岡の大病院の超有名な部長であった。
この部長とは専門分野が同じせいか、年に何度も会う。

この前に会ったのは、春の名古屋の学会の際だった。
朝の6時半に、東大教授主催の会議に出席するため地下鉄の駅に行ったら
ばったり出会って、いっしょに会議に走って行ったっけ。

講演のあと、この福岡の先生といっしょに、ゲストとしてヒルトンホテルのバーで
ごちそうになったが、今度のホストは関西医大の教授だった。
この教授だけは、まだ一緒に六覚燈に行っていないので、
今度一緒に行きましょうと言いながら深夜まで盛り上がった。

そして本日日曜日は、娘の来年からの下宿先を決めるため、
朝早くから家内と娘と一緒に岡山に出かけ、若くてかわいい女性担当者に案内されて
岡山市内を巡り、難なく予約を入れて夕方に帰阪。

その足でiPhoneを3GSから4GSに入れ替えに、携帯電話ショップに行った。
いち早く娘は4GSにしているのだが、速度の違いは歴然である。
先週六覚燈では、神戸大教授はSoftbankの方が良いと言われていたのだけれど、
ちょっと悩んだ結果、キャリアをSoftbankからauに乗り換えた。

自宅に戻って夜にニュースを見たら、大阪維新の会が圧勝とある。
個人的には、大阪市長選では橋下候補がダブルスコアくらいで勝つと思っていたので、
意外と大阪市民は冷静だったのだな、と思う。

というわけで、怒濤の11月のイベントはこれで終了した。
本業は相変わらず忙しいので、余分な仕事を入れているとあとは何もできない。
まだ事務仕事は山積しているが、これからはもう少しブログも書けるかも。

以下に19日の六覚燈でのワインを挙げておく。

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最初のシャンパーニュはいつものゴビヤール 2006のミレジムもの
続く白ワインはオーストリアの珍しいもの 1999

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赤の1本目はルイ・ジャドのニュイ・サン・ジョルジュ 1999
最後はポイヤックの大御所 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテスト・ラランド 1999

2本とも状態は抜群で、特にボルドーは今でも若すぎるくらいであった。
大阪医大の新教授もこの店が大いに気にいられたようである。
7時からだと予約を入れないと入れないが、9時からワインを飲みに行くだけでも
十分楽しめると思う。