ドライで明快・・ポール・バラ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
ポール・バラ ブリュット レゼルヴ  NV
購入日    2011年10月
開栓日    2011年10月21日
購入先    ピーロート
インポーター ピーロート
購入価格   5481円

どうも今月は忙しく、実家の片付け、学会準備、同窓会の幹事など、やることが一杯ある。
3日の休日には、バスをチャーターしてグルメツアーに行ったが、
今回の企画とガイドはわたしの役目だった。

行き先は、サントリー京都ビール工場、石山寺とその門前の京懐石「新月」、
そして滋賀県立近代美術館である。

サントリー京都ビール工場に着いたのは朝の9時半頃で、30分間見学したあと
朝の10時半から飲むプレミアム・モルツは格別である。
朝から酒が飲める毎日が早く来ないかな、と思うが、たまの休日に飲むから幸せなのだろう。

ほろ酔い気分で石山寺に着いたが、ここはその名の通り瀬田川の右岸に建てられた山寺で、
石段と坂道が多い寺である。
何度も前を通っているが、ゆっくり参拝するのは初めてだ。

紫式部は、こんなところで源氏物語を書いたのか。
京都から一山越えたところだが、当時はずいぶん京都から遠いところだったのではないだろうか、
とか思いながら散策した。


さて、ブージーの造り手、バラのシャンパーニュだが、先日開栓したロゼに続いて
最もスタンダードなブリュットを開栓した。
記事アップの時系列が乱れているが、他意はない。

ドザージュ少なめのドライなシャンパーニュで、大した特徴はないがバランスが良く、
地味だがあっさりしていて、若飲みに向く1本であった。

同時に4種購入したが、強烈な個性には乏しいものの、
これならまだ未開栓のミレジムものも期待できるかも知れない。

まだまだシャンパーニュの世界には、色んな未経験の造り手が多いようだ。
小規模生産者など数多くあるし、造り手の実力が明確に露わになるブルゴーニュより、
取り組み甲斐があるかも知れない。